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立教大学新座キャンパスの学食「St.Paul's Cafe」は、リーズナブルでのんびりできる!

2024年6月18日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

立教大学新座キャンパスに、2023年10月にオープンしたSt.Paul's Cafe(セントポールズカフェ)。株式会社プロントサービスが委託運営しているとあって、PRONTO(プロント)系列のカフェメニューのクオリティが楽しめるお店です。プロントも学食も大好きな者としては見逃せません! ということで、St.Paul's Cafeに行ってきました。

 

学内にのんびりできる場所が複数ある、新座キャンパス

JR武蔵野線の新座駅からバスで10分ほど揺られて降りると、立教大学の新座キャンパスに到着。正門をくぐると、立教学院聖パウロ礼拝堂(チャペル)が見えます。白色のチャペルが、緑とよく合います。

St.Paul's Cafeのある4号館は、チャペルの左奥側にあるので、さらに進んでいきましょう。

バス通りに面した場所に立地

写真奥の白い建物がチャペル

 

4号館に入ると、ハラル料理が味わえる「東京ハラルデリ&カフェ新座キャンパス店」がありました。こちらではみなさん、ナンやカレーを楽しんでいましたよ。芳ばしい香りにつられそうになるのを、なんとか我慢してさらに奥へと進みます。

 

ちなみに新座キャンパスには、この2つのカフェの他にも、食堂棟には700席超えの食堂「Forest」、1号棟には種類豊富なパンが揃う「コマメベーカリー」などもあるそう。今日はナンとカレー、明日はパスタと気分にあわせて学食を選ぶこともでき、キャンパスライフが充実しそうです。

東京ハラルデリ&カフェの奥に「St.Paul's Cafe」がある

 

カフェメニューをのんびりと味わえる「St.Paul's Cafe」

店内は、床面と天井に木目があしらわれ、日射しと間接照明が空間にあたたかみを与えています。窓側の天井が高くなっているため、より開放的。テラス席もあり、天気の良い日は外でランチやカフェを楽しむこともできます。

 

人気のためか、学生の皆さんは先に席を取ってから注文に並んでいました。利用者は、圧倒的に女性が多い印象でしたよ。

窓側の席にはコンセントが設置されている

天井が高くて開放感のある店内

 

カウンターで注文をしてドリンクはその場で受け取り、フードメニューは奥のカウンターに取りにいくスタイルです。学生さんは学生証を見せると割引価格で食べられます。

オーダー後、食べ物は奥のカウンターで受け取る

 

メニューは、茄子とベーコンの和風(学生550円、一般880円)、生ハムとアボカドのジェノベーゼ(学生550円、一般880円)といったパスタをはじめ、窯焼きパンケーキ(学生550円、一般770円)などのスイーツもあります。

 

生ハムとアボカドのジェノベーゼは、プロント系列店「E PRONTO(エプロント)」でもお馴染みのメニュー。あちらでは940円なので、かなりお得ですね。大好きなメニューなので迷いましたが……今回は、茄子とベーコンの和風と、窯焼きパンケーキを頼んでみました。

 

実はこの2品も同じようなメニューがプロントやエプロントにもあります。どちらも大好きでリピしまくっていたので、食べる前からテンションが上がります。

とはいえ本家の名称は「揚げ茄子とベーコンのおろし和風」「窯焼きホットケーキ」と異なるので、見た目は同じでも味は違うはずです。

どんな味わいなのか試してみたいと思います。

 

まずは茄子とベーコンの和風から。少々太めのパスタで、味は本家同様、ピリ辛ですが多少の甘さがある和風味です。中央にのせられた大根おろしが食欲をそそります。

 

本家はベーコンが薄切りですが、こちらは厚切りに切られています。リーズナブルにガツンと食べたいときには、St.Paul's Cafeで楽しめそうです!

これからの季節にピッタリのさっぱり味

 

食後は、窯焼きパンケーキタイムです。丸いパンケーキの上に、丸いバターがのっている様子は見ているだけで幸せな気分になれます。エプロントの「窯焼きホットケーキ」は上の部分がカリッとしているのですが、「窯焼きパンケーキ」は上部も内側もふかふか。シロップをかけると、中にシロップ溜まりができて、甘々タイムが楽しめました。

ふわふわ! の窯焼きパンケーキ

パンケーキの断面

 

かなりお得なカフェ「St.Paul's Cafe」

リーズナブルにカフェクオリティのメニューが味わえる「St.Paul's Cafe」。明るく心地いい店内では、パソコンを持ち寄り談笑する人たちや、1人席も充実しているのでのんびり過ごしている方などもいました。

 

12時30分くらいになると、かなり混み合います。その時間を避けると過ごしやすいと感じましたよ。

新座界隈で何か食べたくなったら、選択肢の1つにいかがでしょうか。

味覚が目覚める味わい!立教大学「東京ハラルデリ&カフェ」

2024年4月23日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

立教大学 池袋キャンパスにある、「東京ハラルデリ&カフェ」。見た目は通常の学食に見えますが、イスラム教徒(ムスリム)のための食事「ハラルフード」が楽しめるお店なんです。さっそく行ってきました。

異国感がたっぷりの学食

ちょうどサークル勧誘シーズンで、校内は活気に溢れていました

学食のあるウィリアムズホール

学食のあるウィリアムズホール

 

池袋駅西口から歩いて約7分のところにある立教大学。訪れたのはちょうど桜のシーズンで、重厚感溢れる校舎に桜が似合っていて、とてもきれいでしたよ。

 

お目当ての学食「東京ハラルデリ&カフェ」は、正門から入って右斜め奥のほうにあるウィリアムズホールの2階にあります。

コモンルームの入り口

コモンルームの入り口

 

学食はコモンルームの奥にあります。コモンルームでは学生たちが談笑したり、パソコンを開いて勉強をしたり。活気があって、いい雰囲気です。

「東京ハラルデリ&カフェ」入り口

「東京ハラルデリ&カフェ」入り口

 

「東京ハラルデリ&カフェ」は少し奥まった所にありますが、この英語の看板が目印です。

「東京ハラルデリ&カフェ」のメニュー

「東京ハラルデリ&カフェ」のメニュー

 

メニューには、カレーやナンの他、ハンバーグやロコモコ丼などもありましたよ。食品添加物を使用せず、安心安全の食材が使われているお店なんだとか。これは楽しみです!

料理はカウンターで受け取るスタイル

料理はカウンターで受け取るスタイル

高めの椅子があるなど、普通のカフェのような店内

見ただけでは、ハラルフードのお店とは気づかなさそうな店内

 

メニューは迷った結果、カレー1種&チーズナンデリセット(850円)とマンゴーラッシー(150円)にしました。食券を購入してカウンターに出すと、カレーの種類を何にするか聞かれます。週替わりカレー、チキンカレー、キーマカレー、やさいカレーの中から選べるのですが、体にやさしい料理を提供してくれるお店とのことで、中でも体によさそうな「やさいカレー」をチョイス。

カレー1種&チーズナンデリセット(850円)

 

セットには、野菜とスープが付いています。手作りのチーズナンは丸い形。適度にモチっとしていておいしい! 

 

カレーは一口食べた途端、ちょっと驚いてしまいました。これまで食べてきたカレーのイメージと異なる味わいで、味覚の集合体……という言葉が脳裏に浮かびました。甘味、塩味、酸味、苦味、うま味など、全ての味覚を一瞬にして感じられる味なんです(と言っても、酸味は少なめでしたが……)。

いろいろな味があるのに甘味やうま味が強い食べ物ばかりを追い求めていたなあ、となぜか反省。味覚が目覚めるような異国の味わいです。

マンゴーラッシーは、すっきりした味わいで飲みやすかったです。(贅沢をいえば、もっと大きなグラスでゴクゴク飲みたい〜)

 

立教大学には、他にも複数の学食があります。時間があるときに立教大学の学食巡りをしても楽しそうですね。

 

ギターで自由に演奏できる、桜美林大学のカフェ「Coffee Stand88+」

2024年3月21日 / 美味しい大学

2020年春にオープンした、桜美林大学 東京ひなたやまキャンパス。ここでは演劇、ダンス、声楽、デザイン、映像制作などが学べ、近隣地域と共生しながら、芸術の創造や発信をする拠点として誕生しました。そんな同キャンパス桜美林芸術文化ホール1階にあるCoffee Stand88+(コーヒースタンドパチパチ)は、ギターの演奏が楽しめる、おしゃれな雰囲気のカフェです。通りからも入りやすいつくりで、一般客も多く利用しています。今回はそんなCoffee Stand88+で、懐かしい味に出会ってきました!

 

デザイン性に優れた、明るいカフェ

桜美林芸術文化ホールは、パイプオルガンが設置された「プロビデンスホール」や、演劇やダンスなどの演出ができる「ストーンズホール」などがあるアートの拠点です。

 

1階には「ひなたやま交流プラザ」「ひなたやまテラス」があり、ギャラリーとして使用できるスペースなどもあります。開放的なオープンスペースには、グランドピアノが置かれていました。

 

そして今回のお目当てであるカフェ「Coffee Stand88+」は、外から入る正面入口の他、オープンスペースから入る入口もあります。

店舗入口付近には、グランドピアノが!写真右側からも店内に入れます

店舗入口付近には、グランドピアノが! 写真右側からも店内に入れます

ガラス張りの外観。門などはない造りのため、とっても開放的!

ガラス張りの外観。門などはない造りのため、とっても開放的!

 

まずは、正面入口から入ってみましょう! 歩道から数段の階段をのぼり、写真右側のスロープの先に入口はあります。

 

店内は、片面の壁がコンクリート仕上げのスタイリッシュなデザイン。木製のテーブルからはぬくもりが感じられ、高めの天井は白色で照明もおしゃれです。

奥行きのある明るい店内

奥行きのある明るい店内

 

店内にはなぜかギターが置いてありました。自由に弾いていいそうです。

 

弾きたい!

と思うも、楽器に疎い筆者。こういうときにサッと演奏できる人に憧れつつ……まずは、注文です。

店内には、ギターが用意されています

店内には、ギターが用意されています

 

カウンターでの注文スタイル。ドリンクなどはその場で作って渡してくれますが、フードなどの時間がかかるものは席まで届けてくれます。

大手コーヒーチェーン店でよく採用されているスタイルですね。

 

店内のメニューはナポリタン(一般750円/学生650円)、チキンステーキプレート(一般850円/学生750円)、サラダカップ(一般490円/学生390円)、カフェラテ(一般470/学生370円)、ニューヨークチーズケーキ(学生・一般/460円)など、スイーツからがっつりメニューまで揃っています。

 

今回は、オーソドックなメニューだからこそ味の違いがわかりやすいナポリタンのほか、サラダカップやアイスカフェラテを注文しました。

 

懐かしい味わいのナポリタンを食べて、まったりくつろぐ

ナポリタンがやってきました! 見た目は、オーソドックスなザ・ナポリタンといった感じ。食べてみると麺はもちっとしていて、具材との絡み具合が抜群です。ベーコンのこんがりとした焼き具合もちょうどよく、アクセントになっていました。

サラダもボリュームたっぷり!

サラダもボリュームたっぷり!

 

サラダカップは本来、テイクしアウトしやすいようにカップに入っているのですが、食べやすいようにお皿に入れて提供してくれました。ドレッシングなしでも十分においしい野菜だったので、まずはドレッシングなしでいただき、少し食べてからドレッシングをかけてと、味を変えて二度楽しんじゃいました。

 

カフェラテもコーヒーの味がしっかりしているためか、コク深くておいしかったです。

筆者が入店したときは、一般の方の多くがコーヒーを飲んでいる様子が見られました。味も雰囲気も最高なので、地域の方々に愛されているんだなあと感じました。

 

残念ながらギターを弾いてくれる方は現れずでしたが、日差しがあたたかく心地いいためか、長居したくなるカフェでした!

学食なのにベビーコーナーもある! 國學院大學 たまプラーザキャンパスの「カフェラウンジ万葉の小径」

2024年2月29日 / 美味しい大学

國學院大學 たまプラーザキャンパスは、東急田園都市線たまプラーザ駅から歩いて約5分の場所にあります。広大な野球場やグラウンドを中央にし、向かい合わせるように各棟がたっています。中央に建物が建っていないので、より開放感があります。そんな同大學の2号棟にある学食「カフェラウンジ万葉の小径」に行ってきました。

 

グラウンドの緑と空が心地いいカフェ

ナビを見ながら歩いて行くと、大学 らしき建物を発見。グラウンドの左手に見える緑色の屋根の立派な建物が、國學院大學の教室や多目的ホールなどがある「若木21」です。グラウンドの右手には、同大学の1号館があり、その奥に「カフェラウンジ万葉の小径」のある2号館があります。

一般人の通れる歩道。右手には1号館と2号館

一般の方が通れる歩道。右手には1号館と2号館

奥の2号館にある「カフェラウンジ万葉の小径」は、1号館の外階段、もしくはスロープをのぼっていく

奥の2号館にある「カフェラウンジ万葉の小径」は、1号館の外階段、もしくはスロープをのぼっていく

 

さっそく「カフェラウンジ万葉の小径」に入ってみましょう。カフェラウンジ内のテーブルや椅子、壁などは、木目調のデザイン。壁や柱には、色彩豊かな絵画などが飾られています。

 

しかもなんと!学内のカフェラウンジなのに、赤ちゃんが遊べるコーナーがあるんです。それもそのはず。幼児教育・保育、初等教育そして健康管理の現場で活躍する「人づくりのプロ」を育成する人間開発学部の学生さんが通うキャンパスだけありますね。

テラス席もあるので、ここなら子どもと一緒に訪れても、安心して食事が楽しめます。

 

赤ちゃんコーナーがあることで、学生以外の方も歓迎されていると視覚的にもわかりやすいためか、一般の方が数名で訪れていました。

2023年の5月にリニューアルして、まだ1年経っていないだけあり、とてもきれい!

2023年の5月にリニューアルして、まだ1年経っていないだけあり、とてもきれい!

開放的なテラス席

開放的なテラス席

絵本やおもちゃなどがある、赤ちゃんが遊べるコーナー

絵本やおもちゃなどがある、赤ちゃんが遊べるコーナー

 

100食限定の麺「韓ラーメン」とスイーツも

注文は、食べ物類に関しては食券を購入してカウンターに出すシステムです。ドリンクやアイスは、食券購入の必要はなく、カウンターで注文してその場で代金を支払います。

 

メニューは、日替り定食(学生300円、一般550円)、定番丼(学生250円、一般450円)、日替り丼(学生300円、一般500円)、日替り麺(学生300円、一般500円)です。メニュー表によると、韓ラーメンは先着100食限定らしいので、韓ラーメンとサラダ(150円)を頼んでみることに。

サラダと韓ラーメン

サラダと韓ラーメン

 

出てきたのは、いかにも辛そうな色をしたラーメン。野菜がたっぷり入っていて、食欲をそそります。食べてみると、見た目ほど辛くありません。でも勢いよく食べると、辛味が喉にダイレクトに伝わり、むせそうになります。そして、だんだんと体の中があたたまり、汗もでてきましたよ。

 

辛いだけではなく、魚介の旨みが効いたスンドゥブスープと、上にのったシャキシャキもやしとの相性が抜群。「辛い!」「おいしい!」の繰り返しで、おかわりしたくなる味わいでした。

 

ペロッと食べて、お腹がいっぱいになりました。

 

でもスイーツは別腹なので、食後用デザートとしてソフトクリームをオーダー。青空を眺めながら食べるアイス。あー、なんてしあわせなんでしょう!

生クリームのような濃厚な味わいのソフトクリーム

生クリームのような濃厚な味わいのソフトクリーム

 

散歩がてらのんびり訪れたいカフェ

同カフェの名前と同じ「万葉の小径」は、学内にある遊歩道のこと。取材した日は、残念ながら遊歩道の入り口に鍵がかかっていて入れませんでしたが、ランチのあとに散策しても楽しそうです。

 

多摩プラーザ駅周辺は商業施設が多いエリアですが、周辺はどこかのんびりした雰囲気。大きな空を感じながらランチや散歩をすれば、気持ちもリフレッシュできそうです。

 

しかも筆者が行った日は、学生も少なくのんびりとした時間が過ごせました。リーズナブルなうえ、くつろげて穴場なスポットかも!

 

ぜひ近くに訪れた際は、立ち寄ってみてください。

2023年リニューアルした和洋女子大学18階のカフェでランチとグラススイーツを食べてきた!

2024年2月15日 / 美味しい大学

千葉県市川市にある和洋女子大学は、和洋裁縫女学院を母体として生まれた大学です。そんな同大学国府台キャンパスにある学食が、2023年9月4日にリニューアルオープン。早速、新学食「Wayo DINER」に行ってきました。こちらは学生と教職員、そして文化資料館に来館された人だけが利用可能な場所。地上18階にあるので、スカイツリーや天気のいい日は富士山も楽しめますよ!

 

絵画のような刺繍芸術を堪能できる「文化資料館」

カフェや文化資料館のある東館は、大学内で一番背の高い建物です。まずは文化資料館に行ってみることに!

キャンパス内でひと際目立つ東館の外観

キャンパス内でひと際目立つ東館の外観

文化資料館入り口

文化資料館入り口

刺繍の世界を表現した作品展のポスター

刺繍の世界を表現した作品展のポスター

 

文化資料館は、東館の17階にあります。筆者が行った際は、令和5年度 企画展「彩繍の世界 ~赤坂むつ子作品展~」(開催期間/2023年10月16日~11月9日)が開催されていました。菊柄の屏風や、金色の鳥の姿が美しい絵画的作品など、刺繍芸術の奥深さが感じられる展示が無料で楽しめて、大満足です。

 

お腹が空いたから「Wayo DINER」へ!

煌びやかな芸術を眺めていたらお腹がすいたので、1つ上の階にある「Wayo DINER」へ。カウンターで注文をして料理ができたら受け取る、一般的なカフェと同じスタイルです。しかもおしゃれなメニューが揃っています。

地上18階からの眺めを楽しみながら、ランチがいただける

地上18階からの眺めを楽しみながら、ランチがいただける

学食とは思えないメニューの数々

学食とは思えないメニューの数々

 

エッグベネディクト(ドリンクセット680円、単品600円)、プルドポークバーガー(ドリンクセット680円、単品600円)、チリドッグ(ドリンクセット700円、単品620円)などのフード類のほか、コーヒーや紅茶(ともにM250円、L280円)、ノンアルコールカクテル(M320円、L370円)などがラインナップ。14時からは、スフレパンケーキやドーナツなど、スイーツメニューもありました。

 

今回は、エッグベネディクトと気まぐれドリンクをチョイスしてみました。気まぐれドリンクは人気で、多くの人が頼んでいました。ちなみにこの日の気まぐれドリンクは、ブルーレモネードでした。

エッグベネディクトと気まぐれドリンクのセット

エッグベネディクトと気まぐれドリンクのセット

 

エッグベネディクトのたまごがムチっとしていて食欲がそそります。こちらのたまごは、もちろん半熟。パンはやさしい甘みのあるパンで、ベーコンの塩みや食感がアクセントになっています。

とろっとした卵を絡めていただきます!

とろっとした卵を絡めていただきます!

 

筆者的隠れヒットは、小鉢に入った野菜です。生野菜かな? と思いきや、柑橘系の香りがふわっと香る漬物で、ごはんも食べたくなりました。

 

気まぐれドリンクのブルーレモネードは見た目だけではなく、中身も爽やか。ベースのレモネードが甘すぎずちょうどいい味わいなので、すっきりしていて飲みやすかったです。

 

注文率が高い、あれは何だ?!

訪れる学生をよく見ていると、多くの人が緑色の「気まぐれグラススイーツ」を手にしていました。これは気になる! ということで、筆者も注文してみました。

とっても気になる! 気まぐれグラススイーツ(350円)

とっても気になる! 気まぐれグラススイーツ(350円)

 

この日の気まぐれグラススイーツは「クリームピスタチオプリン」。緑色は、ピスタチオの色だったことが判明しました。

 

プリンは、ほどよい甘さでピスタチオの風味がふわっと口の中に広がります。プルプルなめらかなプリンの下には、サクッとしたクッキー。プリンみたいなパフェのような……プチ贅沢な気分が味わえるグラススイーツでした!

 

文化資料館で芸術を楽しんで、地上18階でランチを味わう。大学でそんな時間が過ごせるなんて、すてきですね。美しいものやおいしいものをいただくと、心が和みます。「ちょっと癒やされたい〜!」と感じたら、芸術と食を満喫しに足を運んでみてはいかがでしょうか。

高い天井と大きな窓! 2023年開校の東京情報デザイン専門職大学でランチ

2023年10月31日 / 美味しい大学

東京・江戸川区初の4年制大学として、2023年4月に誕生した東京情報デザイン専門職大学。IT人材やエンターテイメントコンテンツ系人材の養成を目指した大学だそうです。

最寄り駅である都営地下鉄「東大島」駅から大学までの間には、春にはお花見が楽しめる「大島小松川公園」があって、とても気持ちいい立地に生まれました。そんな同大学にあるおしゃれなカフェに行ってきました!

 

日差しが心地いい、開放的なカフェ

お目当てのカフェは、階段を上がって左側に建つ「North棟」にあります。大学にありがちな大きな門や塀はなく歩道からスッと入れるので、地域に開かれた雰囲気がいいですね!

門も塀もないキャンパス。カフェは階段を上がって左側の棟にあります

カフェは階段を上がって左側の棟にあります

ラーメンや丼物など、学生のお腹を満たすメニューの数々

ラーメンや丼物など、学生のお腹を満たすメニューの数々

 

カフェ内に入ると白を基調とした内装に、木のぬくもりを感じるテーブルが映えて、とてもおしゃれです。

窓の多さや天井が特徴的

窓の多さや天井が特徴的

 

そして何より大きな窓から、陽光が差し込み心地いいんです!

きっと中央部分の天井が高くなっていることで、より開放感が得られるのだと思いました。

 

ランチを食べながらウトウトしている学生もいて、ここで寝たら気持ちいいだろうな……なんて感じましたよ。

数人掛けのブース席(写真右上)も。筆者が行った時間帯は、「学生優先席」と書かれたプレートが置かれていました

数人掛けのブース席(写真右上)も。筆者が行った時間帯は、「学生優先席」と書かれたプレートが置かれていました

 

さっそく注文! そのお味は?

注文の際は、一般的な学食と同様、まず食券を購入しカウンターに出すと料理が提供されるシステムです。

 

メニューはとてもリーズナブル。たとえば、セットA・B(ご飯と味噌汁付き)は500円、丼(味噌汁付き)は350円、中華麺・和麺は320円と、1コインで済んでしまううれしい価格帯。日によってメニューが違うので、毎日通っても、いろいろな味が楽しめそうです。

学生はドリンク無料ですが、一般の人は有料なので気をつけてくださいね。

 

お味噌汁付きのかき揚げ丼と、ドリンク(100円)を注文してみました。

タレが染みていておいしい、かき揚げ丼

タレが染みていておいしい、かき揚げ丼は350円とリーズナブル!

 

正直、もっとたくさん具材が入っているイメージだったので、お腹いっぱいになるかなとちょっと不安に……。でも、食べてみると結構なボリューム。しかも激うまなんです!

 

甘塩っぱいタレが染み込んでいるのに、カリッと食感も残っていて、感激! かなりおいしかったうえ、ご飯もたくさん入っていてお腹いっぱいになりました。

さすが、学生の胃袋を満たす学食ランチメニューでした。

 

ちなみに12:40〜13:40の時間帯は学生が多く利用するため、一般客の利用時は学生への配慮が必要とのことです。カフェの営業時間は11:30〜14:30。学生が多い時間を避けていくのがおすすめです。

 

ところどころコンセントのある席が用意されている点もうれしい! パソコンを持ち合いながら談笑する学生の姿も見られましたよ。

 

 

公園にも近い立地なので、散策がてら足を伸ばしてもゆったりできるランチスポットです。料理の味も雰囲気も、きっと満足できると思います!

銀座の味が楽しめる!世界的建築家が設計した芝浦工業大学 豊洲キャンパス「銀座シシリア豊洲店」

2023年8月24日 / 美味しい大学

芝浦工業大学 豊洲キャンパス内に、2022年9月にオープンしたレストラン「銀座シシリア豊洲店」は、国際的建築家 坂茂(ばん しげる)氏が設計したレストラン。店内からは、大学のシンボル的存在の美しい花壇のある大階段が見え、階段を超えた向こう側には運河が流れる……そんな魅力的な場所にあります。

 

再生紙の紙管を主体材料としてつくられた店内

銀座シシリア豊洲店は、50年続く銀座の老舗イタリアン「銀座シシリア」の伝統的な味が楽しめるお店。店内の天井や間仕切り壁をはじめ、家具にも再生紙でつくられた紙のパイプ「紙管」が使われ、あたたかみのある雰囲気。店内の3面は下から上に開くシャッターガラスになっていてすべて開けると、まるで外にいるかのような開放的な雰囲気になります。

波を打ったような天井が印象的

波を打ったような天井が印象的

椅子や間仕切りにも紙管を使用。窓はフルオープンにできる

椅子や間仕切りにも紙管を使用。窓はフルオープンにできる

 

豊洲キャンパスの周辺には高層マンションやオフィスビル、学校、商業施設などがあり、小さな子どもがいる若い家族世帯も多く住むエリア。そのため学生はもちろん、子ども連れや社会人の方々が、気軽に立ち寄りやすいようにと、オープンなシャッターガラスを採用することで、外と内の境目をなくしたつくりにしたそうです。

奥には大階段の花壇が見える。カラフルな椅子もオリジナル

奥には大階段の花壇が見える。カラフルな椅子もオリジナル

椅子にまで紙管がアクセント。徹底したこだわりが随所に見られる

椅子にまで紙管がアクセント。徹底したこだわりが随所に見られる

一度は座ってみたくなる変わったデザインの椅子も

一度は座ってみたくなる変わったデザインの椅子も

 

「銀座シシリア豊洲店」にきたら、やっぱりコレ!

店内が上質な雰囲気のため、とても高そうな印象を受けるのですが、実は料理はどれもリーズナブル。たとえば、ナポリタンスパゲッティセット スープ付(一般750円)、ラザニア(一般800円)、ランチプレート(一般900円)と、通いやすい価格になっています。注文方法も、学食らしく呼び出し用ブザーが鳴ると料理を自ら取りに行くフードコートスタイルです。ちなみに、芝浦工業大学の大学生や教職員には、さらにリーズナブルな価格で提供しているのだとか。

 

今回は、銀座本店でも人気な海老のナポリタンスパゲティ(一般1,280円)と、ピザ(マルゲリータ 一般880円)をオーダーしました。

 

ナポリタンは、銀座本店の50年続く伝統の味。濃厚なケチャップが使われ、細切り玉ねぎに、ピーマン、マッシュルームにベーコンと、王道の具材。麺はナポリタンらしく少し太めなので、食べ応えがあります。お洒落なレストランのパスタは一般的に麺が少ない印象ですが、こちらのパスタの麺の量は200gと、おいしくいただきながら、お腹いっぱいになりました。

ディナー時に提供される「エビのナポリタン」。ランチの「ナポリタンスパゲティ」にはエビなしで750円とリーズナブル

ディナー時に提供される「エビのナポリタン」。ランチの「ナポリタンスパゲティ」にはエビなしで750円とリーズナブル

 

また、スパゲティ以外にも銀座シシリアはピザが名物。一般的なピザは丸い形をしていますが、四角い形をしています。

1950年代のイタリアにはさまざまな種類のピザがあったそうです。なかでも、シチリア島のパルレモでは「スフィンチョーネ(別名シシリアンピザ)」と呼ばれる四角いピザが、庶民のフードとなり現在でもストリートフードとして愛されています。

 

そんなシチリアに伝わる「スフィンチョーネ」が由来の銀座シシリア四角いピザ。重たくないので、ついパクパク食べてしまいました。行かれた際はぜひ試してみてください。

特徴的な四角いピザ

特徴的な四角いピザ

 

季節ごとのメニューも出していて、今なら夏季限定ビアテラスを開催。開放的なテラススペースで、肉料理を中心としたBBQメニューがいただけます。ビアテラスは8月31日(木)まで開催中。この夏の思い出に、いかがでしょうか。

1日限定 20 食のビアテラスセットは、豚ロース、鶏肉、ソーセージ、スペアリブ、野菜とすべて国産食材のセットメニュー(4人1 組5,000 円 ※要予約)。腕利きのシェフが厨房でちょうど良い具合に焼いて出してくれるので、煙が気になる人も、小さな子どもがいるご家族でも快適にBBQ料理が楽しめます

1日限定 20 食のビアテラスセットは、豚ロース、鶏肉、ソーセージ、スペアリブ、野菜とすべて国産食材のセットメニュー(4人1 組5,000 円 ※要予約)。腕利きのシェフが厨房でちょうど良い具合に焼いて出してくれるので、煙が気になる人も、小さな子どもがいるご家族でも快適にBBQ料理が楽しめます

 

ラフに立ち寄れて、くつろげるレストラン

開放的な空間で、おいしいランチやディナーが味わえる「銀座シシリア豊洲店」。周辺には運河や大階段の花壇などもあり、散歩コースの休憩スポットとして活用しても心地いいスポットだなと感じました。味や外観は本格的なレストランなのに、価格はリーズナブル。フラッと立ち寄りやすい雰囲気もあり、リピートしたくなる要素満載のお店でした!

東京薬科大学で緑に癒やされながらのレストランランチ

2023年8月10日 / 美味しい大学

1880年に創設され日本最古の私立の薬科大学といわれている、東京薬科大学。東京ドーム6個分の広々とした八王子キャンパス内には、緑がいたるところにあり四季折々の自然が楽しめます。

今回はそんな東京薬科大学の図書館棟1階にある、レストラン「マグノリア」に行ってきました。

 

学生の胃袋を満足させるボリューム満点ランチ

お目当てのレストランは、大学の入り口から真っ直ぐ進み階段を登った左側の棟にあります。

レストラン「マグノリア」が入る図書館棟(写真奥)

レストラン「マグノリア」が入る図書館棟(写真奥)

 

店内に入ると、奥には一部吹き抜けの空間が広がり、壁側にショウズクやナンテンなどの植物が植えられています。ショウズクの種子は香料やスパイスなどに使われているといった、薬用植物としてどんな用途で使用されているかがわかる解説文がつけられていて、見ているだけで楽しめます。

天井が一部吹き抜けになっている店内。写真左壁面には緑が植えられたゾーン

天井が一部吹き抜けになっている店内。写真左壁面には緑が植えられたゾーン

1人席には教室の机を彷彿とさせるテーブルが!

1人席には教室の机を彷彿とさせるテーブルが!

 

メニューは定食ランチ(530円)や特製カレー(400円)といった定番メニューのほか、体にやさしい健康応援ランチ(490円)もあります。

購入する際は機械でチケットを購入のうえ、カウターにチケットを出すスタイルです。機械は現金のほか電子決済も可能です。

定食から麺類、パスタなど種類も豊富なランチメニューがラインナップ

定食から麺類、パスタなど種類も豊富なランチメニューがラインナップ

 

今回は定番メニューだからこそ、味にはこだわりたい唐揚げ定食をチョイス。唐揚げはお肉が柔らかくてジューシー! 噛んだ途端ザクッというのが、何とも気持ちいいです。

お米は長野県産の減農薬ブランド米で炊き上げられたふっくらとした食感。ダシがしっかりと利いているお味噌汁もついています。

 

ボリューム満点のランチは、唐揚げ定食が一番人気なのだとか。筆者には少々ヘビーな量でしたが、学生さんを見ているとみなさん美味しそうに完食していたので、学生さんたちにはちょうどいいボリュームなのかもしれません。

とても柔らかくふっくらとした鶏肉の唐揚げなので、ぜひ食べてみてくださいね。

唐揚げは、数種類の調味料で下味されたこだわりよう

唐揚げは、数種類の調味料で下味されたこだわりよう

 

またコーヒー好きにたまらないのが、ヨーロッパのカフェブランドとして有名なCOSTAのコーヒーが購入できる点。こちらは電子決済のみの対応となります。

COSTAのコーヒー購入時は、写真左側にある機械で電子決済

COSTAのコーヒー購入時は、写真左側にある機械で電子決済

植物を眺めながらランチやコーヒーが楽しめる

植物を眺めながらランチやコーヒーが楽しめる

 

東京薬科大学らしさも魅力

東京薬科大学内には食堂以外にも、一般人も入れる薬用植物園があります。そこには、さまざまな薬用植物が育てられていて、医療品の研究にも使われています。

 

そんな背景のある大学のためか、レストランまでの道のりでもたくさんの植物に出会えます。

薬用植物ならではの説明書きが書かれている植物も見られましたよ。たとえばクスノキには「【用途】局所刺激、強心、防虫」と書いてありました。筆者はクスノキを見て「癒やし」を感じますが、東京薬科大学の学生は癒やしだけではなく、植物の持つ効能や用途に目を向けるなど、植物の見方が違うのかなと感じました。

 

興味を持たれた方は、レストラン「マグノリア」でゆっくりしたあとは、東京薬科大学内にある薬用植物園を楽しむのもいいですね。

クスノキの解説文。「用途」の記載が薬科大ならでは

クスノキの解説文。「用途」の記載が薬科大ならでは

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