今日は早稲田大学からすぐ近くにある、「グッドモーニングカフェ早稲田」に行ってきました。まだオープンして約3ヵ月の新しいカフェ。ちょっと変わった名前に込められた意味とは? 近年増えている大学とカフェの取り組みについて店長代理の柴崎さまにお話を伺いました。
グッドモーニングカフェのコンセプトは?
当店で良い朝を過ごしてもらうことで、良い一日が始まる。朝型のライフスタイルは健康な体づくりにつながる、そういう考えがもとになっています。近ごろは朝活として読書やランニングをする人も増えて、朝の過ごし方も多様になっています。そういった方の需要に応えていけるようになりたいですね。
また、ここは早稲田大学の近くにあるので、朝なかなか時間がなく自宅でご飯を食べられない学生たちにも利用してもらえればと思っています。
学生寮のエントランスに位置する店舗
オープンのきっかけは?
はじまりは、早稲田大学から声がかかったことでした。当社は各地で大学内のカフェや食堂をビジネス展開しているので、その実績が評価され、大学側の投資協力を経て出店しました。
また、この地域は古い街で学生も多いことからカフェ文化などが根付いているのですが、10年前と比べると街の活気がなくなってきているそうで、一石を投じる意味で。今、商店街では街全体を盛り上げていこうと動いています。
当店のような新しい店、昔から残る文化の両方をうまくかけあわせて、学生や街全体がつながり、活気あふれる地域にしていきたいです。
思わず写真を撮ったカフェ付近のジャズ喫茶
味のある焼肉屋さん
なにか具体的にイベントなどされたりするのですか?
商店街全体で、修学旅行生を引き受けて職業体験をしたりしています。たとえば、八百屋さんでは修学旅行生たちが野菜を八百屋さんで売ったりしています。当店はカフェなので、職業体験が終わった修学旅行生たちがご飯を食べたり休んだりする場所として協力したいと考えています。
オープンしてどのようなお客さんが来ていますか?
平日は学生さんが中心ですが休日は一般のお客様が多いですね。年齢もさまざまです。偶然前を通って入ってきていただいたり、評判を聞いてきて下さったり。オープンして約1ヵ月(取材時)ですが、よく来ていただく方や客層もつかめてきました。
グッドモーニングカフェは“朝”や“カフェ”のイメージが強いのですが、夜はお酒やビストロ料理などでしっかりとしたお食事もしていただけます。今後は夜も多くのお客様に楽しんでいただきたいと考えています。
お洒落な店内。テラス席もあります
現在の学生とのかかわり方はどのような感じですか?また、これからどのようにしていきたいですか?
今はランチの場としてやカフェ利用が多く、学生の憩いの場として“空間”を提供しています。理想は学生がやりたいことや困ったことがあった時に、ここに来たらどうにかなる!というような場所にしたいです。カフェなので飲食をしたり集まるのももちろんですが、それだけでなく一歩踏み込んだ、ライフスタイルの一つに取り込んでもらえるような広い枠組みで活動していきたいですね。
大学のカフェをいくつか取材するなかで、学食の役割としてだけでなく、人が集まる場として価値を生み出すことが重視されてきているように感じています。大学を中心に学生と学生、学生と地域がつながる場を作ったり、街や地域全体のことを考えて出店する流れは続きそうです。これからグッドモーニングカフェ早稲田がどのように活躍していくのか楽しみです。
最後にオススメのグッドモーニングカフェ早稲田店限定の「早稲田バーガー」をいただきました!
早稲田バーガー750円(ランチは税込・スープ付でお得! ディナーは税抜なのでご注意を)
バンズがふっくら!具がぎっしり!の王道バーガーです。しかもお肉は牛バラ!パテじゃないっていうところがいいですね。大学生向けにボリュームがたっぷりです。バーガー用の袋があるので、入れて食べると食べやすいです。ためらわず大きな口で食べましょう!
よくソースが絡んでいて一体感もばっちり
パテにはない満足感のあるグルメなバーガーです。付け合わせのポテトも塩味にうまみが足されていて癖になる味。
もちろんグッドモーニングカフェなので、朝ごはんも豊富にあります!まずは土日に足を伸ばして、良い朝を過ごしに来てはいかがでしょうか?