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夏休み、家族で楽しもう!関西大学が送る3Dイリュージョン!

2015年8月17日 / 体験レポート, 大学を楽しもう

みなさん、今年の夏はどこへ遊びに行かれますか?


海、山、川・・・アウトドアが楽しい季節ですね。そんな中、ちょっと趣向を変えて関西大学が送る3Dイリュージョンで脳と視覚の不思議を体験してみませんか?

グランフロント大阪北館に位置するThe Lab.の2階「The Lab. みんなで世界一研究所」展示ブースの一角で、関西大学の展示「脳がもたらす3Dイリュージョン!-体感によって視覚の仕組みを知ろう-」が開催されています。

私たちの目は正確に対象を捉えているようで、そうではありません。


視覚情報を脳に伝達する過程でゆがめられ、ありえない見え方になってしまうことがあります。それが「錯視現象」です。


本展示ではその「錯視現象」に関する研究を元に作られた「3次元錯視立体」のトリックアートが展示されています。

※「3次元錯視立体」って? 立体図形の表面に、逆の凹凸を知覚させる絵やパタンを描いたものです。これを見ながら体を左右に動かすと立体図形が歪んで動いて見えます。今回の展示では芸術作品や立体文字などで3次元錯視を楽しむことができます。


今日はそんな展示の中から2点の作品をご紹介させていただきます。

まずはこちら。


カラフルな「POP-OP」の文字。
IMG_0238

 

これが正面なのですが、左右に動くと・・・
IMG_0239

 

なんと文字が回転!


一文字ずつ山折りになったものが吊られている状態で、これはなんとか再現できるかも・・・。お子様の夏休みの宿題にもいいかもしれませんね。


(真下から見ると∧∧∧∧∧∧こんな感じです)
金魚_正面

 

続いて、こちらの鯉(コイ)。


正面から見ているだけでも、立体感あふれる迫力たっぷりの作品なのですが、この鯉も先ほどの作品と同様こちらの動きに合わせて動きます。

左から見た図。こっちを見ています。

左から見た図。こっちを見ています。

 

今度は右から。やっぱりこっちを見てる!

今度は右から。やっぱりこっちを見てる!

 

金魚つなげる

つなげてみるとこんな感じに。

とにかく鯉がこっちを見続けます。


目だけじゃなく尾びれも動いているのでご注目。ほんとに生きているみたいです。

この鯉の作品、水槽の部分が盛り上がっていて(右から見た写真が一番わかりやすいです)、鯉の絵が描かれている部分は湾曲状にへこんでいます。一体どのような原理で鯉が動いたように見えるのでしょうか。

職員の西谷さんにお話を伺いました。


「錯視の原因は、絵画的奥行き知覚と動きによる奥行き知覚の矛盾によるものです。凹面が凸面であると知覚されている状態で体を左右に動かすと、見えてくるはずの面の反対側の面が大きく見えてきます。また、大きく動いて見えるはずの凸部の動きが小さく、逆に小さく動くはずの凹部が大きく動いて見えます。つまり、絵画から受ける奥行き感と動きから受ける奥行き感が矛盾するため、つじつまを合わせるために脳は『立体が歪んで動いている』と解釈します。」
錯視_修正01
錯視_修正02 (1)

 

「私たちは、網膜に映った外界の像の中の様々な手がかりを使って奥行きを知覚しています。特に、右目・左目の網膜像の差(両眼視差)を使うと正しい奥行きを知覚することが出来ます。3次元錯視立体の表面には、逆の奥行きを知覚させるように絵やパタンが描かれていますが、これによる奥行き知覚(絵画的奥行き知覚)が両眼視差に勝るために錯視が起きます。ですので、錯視が見えない人は、片目で見て下さい。両眼視差の影響が無くなるため錯視が見えやすくなります。」

なるほど! と、頭で理解できたのに、視覚が追いつきません。なんとも不思議な感覚。


この展示のすごさ・楽しさはここで説明してもわかりにくいと思います。


「百聞は一見にしかず」。グランフロント大阪内と好立地で手軽に行けちゃいますので、直接みなさんの目で確かめに行ってみてください!


本当にすごいです。わたしも楽しくて、右へ左へとずっとうろうろしていました。

今回ご紹介した作品の他にも「3次元錯視立体」が展示されていますのでぜひこの不思議な感覚を体感してください。

展示会場である「The Lab. みんなで世界一研究所」には、関西大学の他にも他大学・企業の研究を展示するスペースがあり、知的好奇心が満たされること間違いなしです。

こちらの展示は831()まで開催中です。

カレーにつくね!? ゆず胡椒!? 龍谷大学の龍谷カレー

2015年8月6日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

「夏」と聞いて思い浮かぶものはなんですか? カレーですよね!
先日お届けした「独断対決第2弾:大学カレー対決2015」に引き続き、今回もカレーの話題をお届けします!

今回ご紹介するのは龍谷大学オリジナルカレー。その名も「龍谷カレー」。
「“Unlimited” 無限の可能性にチャレンジするカレー」をテーマにして、公募で集められた学生16人によってつくられたもので、カレーの具としては珍しい「つくね」を入れたり、「ゆず胡椒」を使ったり、カレーの無限の可能性にチャレンジしています。

推薦人としてパッケージに名前が載っている学食研究家・唐澤明氏。どんな方なのか気になったので調べてみると、唐澤氏は龍谷大学の卒業生。
学食研究家であると同時に大学講師・作家・トマト研究家(!)なのだそう。
そんな彼が推薦する学食カレーは他にもあり、ファミリーマートのインターネットショッピングサイトにて販売中です!

なぜか学歌までもが印字されたパッケージ

なぜか学歌までもが印字されたパッケージ

裏面には大学データまで記載されている!

裏面には大学データまで記載されている!

お湯であたためて、炊きたてご飯へカレーをかけます。
カレーは結構たっぷり入っていました。食べ応えありです。

美味しそう!

美味しそう!

パッケージの封をあけた瞬間漂うカレーの香り、たまりません。
この時点で、ほんのり柚子も香っています。

いざ実食。

おお、結構辛い・・・!
先日食べた信大きのこカレーも中辛となっていたのですが、あまり辛さを感じなかったので、この辛さは想像していませんでした。

カレーの辛さの中に、ゆず胡椒の辛さをしっかり感じることができます。
しかし、チーズも入っているのでまろやかな辛さです。美味しい。

気になる「つくね」を一口。
肉感たっぷりのもちっとした食感。カレーにおけるお肉の役割をしっかり果たしています。
しかも2個入り! 大満足!

全体的に和風な仕上がりは、歴史ある龍谷大学を彷彿させる重厚なお味でした。
ごちそうさまでした!

芸大生の作品がいつでも買える!?京都精華大のサテライトスペース「kara-S」

2015年8月3日 / 話題のスポット, 大学を楽しもう

阪急烏丸駅、地下鉄四条駅から下車すぐのCOCON KARASUMA内にある京都精華大学のサテライトスペース「kara-S」。大学直営のショップ!? それも四条烏丸という街中にある!? 「kara-S」と一般的なショップとの違い、他の学外施設との違いはどのようなところなのか。行って確かめてきました。

並ぶ商品は唯一無二のものばかり!

「kara-S」は、展覧会・授業発表などを行うギャラリースペース、アートグッズの販売を行うショップスペースの2つのスペースからクリエイティブな活動を発信しています。
この日、ギャラリースペースでは京都精華大・テキスタイルコースに通う学生による展示が行われていました。

作品をゆっくり見ることができる落ち着いた雰囲気のギャラリースペース

外から見るギャラリースペース。鮮やかな作品群に思わず足が立ち止まります

 

ショップスペースに置いてある商品は京都精華大の卒業生の作品や、京都を中心に活動する作家さんの作品など、京都にまつわるものが多いそう。

商品がていねいに並べられたショップスペース

 

商品の多くは手仕事で作られていて、例えデザインが同一だとしても全く同じではない、唯一無二のものばかり。
「お客さまの約8割は女性の方ですが、年齢層は幅広く、kara-S横にある京都シネマのお客さんが、映画の前後にふらりと訪れることもあります。プレゼントとして購入される方も多いですね」とスタッフの川良謙太さん。
流行に流されない商品は老若関係なくこだわりの強い女性の心をつかむようです。

手刺繍で作られたブローチ。台紙には偉人たちの名言が書かれている

こちらは陶器製のブローチ。京都精華大・卒業生の作品

 

商品は陶芸・染織・イラストレーション・版画などなどさまざまな手法で作られているので、いくら見ていても全く飽きがきません。何時間でも見ていられそう・・・。

ショップスペースの一角には2週間ごとにフェアが行われている場所があり、伺った時には京都精華大の版画コースに通う学生の作品が売られていました。

シルクスクリーンや木版画といったさまざまな版画の手法で作られた作品たち

シルクスクリーンや木版画といったさまざまな版画の手法で作られた作品たち

 

こうして在学生の作品を商品として扱うことも少なくないそうですが、持ち込んできた作品をなんでも販売するわけではないとのこと。

 

「kara-S」スタッフの川良さん

「kara-S」スタッフの川良さん

「学生が持ち込んでくる作品の中には、質であったり価格であったり、まだ販売レベルに達してないものがあります。販売レベルに満たないものを、いくら京都精華大の学生が作ったものだからといって、お客さまに販売するわけにはいかない。時には『これは置けない』と断ることもあります。ただ断るだけでなく、パッケージの改善を提案したり、価格設定を見直すようアドバイスをすることもあります」と川良さんは言います。

自分では気づけないところをショップスタッフとして指摘してくれる、こんな頼もしい先輩がいてくれるから、学生は作家としての一歩を踏み出すことができるんですね。

 京都精華大の魅力を街中へ

「京都精華大の良いところを広めたいんです。せっかく四条烏丸という好立地に位置しているのだから、一般の人に京都精華大に興味を持ってほしい」。そう語ってくれたのは店長の佐藤詩織さんです。佐藤さんと川良さんは、京都精華大の卒業生。卒業後間もなく「kara-S」オープンに関わり、以来ずっと「kara-S」に携わってこられました。

 

「kara-S」店長の佐藤さん

「kara-S」店長の佐藤さん

運営する上で苦労されたことはなんでしょうかと、たずねてみました。


「お店の経営なんてしたことがなかったので、最初は分からないことだらけでした。でも分からないことは、とりあえずやってみよう!って。でも大学の名前があるので、100%自分の好きなようにはできない。その部分が、自分のなかでうまく消化できなくて、つらい時期もありました。最近はその中でどうすれば京都精華大をもっとアピールできるのか分かってきました。大学側の担当者の方も積極的ですし、楽しいです」と、本当に楽しそうに佐藤さんは話してくださいました。運営している方が楽しんでいらっしゃるからこそ、こんなステキな雰囲気のお店になるんですね。

 

おふたり

学生と関わることの多いお二人に、「積極性が見えない」そんな風に言われがちな最近の学生について聞いてみました。
「表現の出し方が下手というか慣れていないだけで、学生たちと話をしていると内に秘めているモノを感じます」(佐藤)
「上手に導いてあげれば大丈夫。なにか面白いことをしたい!と思う学生がいて、そんなときにkara-Sを使えるのなら、どんどん使って欲しいと思っています」(川良)
学生に対してこのように考え、発表できる場を提供してくれる。そんな先輩がいれば心強いでしょうね。今後もkara-Sでは京都精華大・在学生が活躍する展示・イベントを行っていくとのことなので、要チェックです。

「kara-S」の由来

karas店名ユニークな店名の「kara-S」。最後にその由来を聞かせていただきました。

「いくつか由来はあるんです。『烏丸』という地名から、というのがひとつ。『・・・からスタート』という意味、そして『精華から』という意味です。当時の学長がお考えになった店名です」(川良)

なるほど。複数の意味がこめられているんですね。「さすが芸大!」と感じたのはわたしだけでしょうか?

おふたり2

実は、わたしも芸術大学の学生なのですが、わたしが通う大学にはこのように作品を販売できるスペースがありません。学内外のイベントに向け、販売目的で作品を作る学生もいますし、芸大生としてこのようなスペースが常設で存在することはとても羨ましいです。
販売という目標ができれば制作モチベーションもあがります。また、大学の名前がついたショップで自分の作品を販売することで、京都精華大の学生であることへの誇りも生まれるはず。
「京都精華大のいいところを広めたい」と佐藤さんはおっしゃっていましたが、まずは学生たちが京都精華大の良いところを理解しないといけない、そんなときにもkara-Sは一役買っているんだなと感じました。

kara-Sは店名の由来通り、烏丸という土地、そして京都精華大からスタートを切る学生に大切にされているところでした。

 

研究の最前線にふれる!大阪大学×ナレッジキャピタル「わたしの研究、いま、ココです!」レポート

2015年7月29日 / 体験レポート, 大学を楽しもう

大きな窓が開放感をもたらす明るい店内、そこに老若男女問わず多くの人が集まっています。
この日は、ナレッジキャピタル「超」学校シリーズ「大阪大学×ナレッジキャピタル『わたしの研究、今、ココです!』」シリーズ開催日!

この講座は大阪大学の研究の幅の広さを知ってもらい、参加者と一緒に考え対話しようと大阪大学と一般社団法人ナレッジキャピタルが共同企画で行っているもの。会場は梅田グランフロント大阪北館内のナレッジキャピタル「カフェラボ」。好立地で仕事終わりに行くのにとても便利です!
また、1ドリンク制でお酒を飲みながら講義を聞くことも可能なので、講義だからといって肩肘張らずにリラックスしてお話しを聞くことができます。

そんな“わた研”、第2回「教育を経済学で考える」に行ってきました。

今回の先生は大竹文雄教授!
NHK Eテレの番組「オイコノミア」に出演中の大竹教授。番組中ではお笑いコンビ・ピース又吉さんとのゆるっとまったりした経済論が話題です。

大竹文雄 大阪大学特別教授 大阪大学社会経済研究所・教授

大竹文雄 大阪大学特別教授 大阪大学社会経済研究所・教授

大人気の今回は特別に普段の2倍ほどのスペースを使って開催

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経済学ってどんな学問?

「経済学ってお金のことばっかり考えている学問でしょ」なんて思っている人が多いように感じます。実はわたしもその一人でした。

しかし大竹教授は「経済学というのは人間の意思決定のありかたを研究して、世の中が良くなる、人が幸せになる仕組みを考える学問」だと言います。そう聞くと経済学が身近に思えますよね。

経済学を使って考える教育

大竹教授は、まず「小学校における教育は、日本人の価値観に影響はあるのか」と疑問を持ったといいます。
そこで「小学校の隠れたカリキュラム※における日本人への影響」の研究をはじめられました。(※隠れたカリキュラム・・・学問以外における教育のこと)

「日本人は、競争心が低く、お金を平等に分けることを嫌う性質の人が多い。これは先進国には珍しい性質」であり、はたしてこの性質はどこで形成されたものなのか。
調べていくうちに「競争のない教育」に行き着いたそうです。

競争のない教育とは、だれもが平等で、勝ち負けのない教育のことです。たとえば以前話題になった、かけっこに順位をつけない、お手々をつないでみんなでゴール。そんな教育方針は子どもたちにどんな影響をあたえたのでしょうか?
きっとどんな人にも平等に優しく、困っている人には迷わず手をさしのべる、そんな人を育てたくてはじめた教育のはずです。

ですが、実際に調査してみると驚くべき結果が出ました。

調査方法は簡単で、自身が受けた教育、自身の性格についてアンケート形式の質問に答えてもらい、その回答をいくつかの型に分け、分析していきます。
その結果、非競争型の教育を受けた人は、皮肉にも冷たい人間になってしまうというのです。
「具体的には、“貧しい人の面倒を見るのは政府の責任だ”“高所得者に対して多くの税を課すべきだ”という質問に対して、非競争型の教育を受けた人は反対意見を唱えます。
なぜなら、競争を否定する教育の背景には、人の能力は同じだという考えがあるからです。
この皮肉な結果についてわたしは、能力は同じなのだから所得が低い人は怠けている、あるいは能力は同じなのだから助け合う必要はない、所得再分配の必要もないという考えにいたってしまったのではないかと解釈しました」

なるほど。教育の与える影響は必ずしも意図した通りになるわけじゃないんですね。

(調査方法、結果ともに興味深いものでした。〈http://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/14e024.html〉から論文が読めるのでお時間あるかたはぜひ※全編英語ですのでご注意を)

熱心にメモをとる受講者の方々

熱心にメモをとる受講者の方々

他人のためにお金を使うと幸せになれる?

教育の話がひと通り終わったあと、教授がお金と幸福度について興味深い話をしてくれました。
それは自分のためにお金を使うより、誰かのためにお金を使った方が高い幸福度が得られるという話。実際に調査をして、こういう結果がでたようです。

ここまでお話ししてくれた大竹教授が一言。
「そこでオススメなのが大阪大学未来基金!寄付というかたちで誰かのためにお金を使ってみませんか?」
それまで静かだった会場が一気に笑いに包まれました!

講座が終わってからも教授は大人気。
受講者のみなさんがサインや握手を求め行列を作っていました。

講演後の大竹教授の元に行列を作る受講者のみなさん

講演後の大竹教授の元に行列を作る受講者のみなさん

 

実を言うと学校の授業以外で講義なんて受けたことがなく、全く理解できなかったらどうしよう・・・なんてドキドキしながら受講させていただいたのですが、右も左も分からないわたしでも知的好奇心がしっかり刺激された2時間になりました。

まだ大学の公開講座などに参加したことのないみなさん。なにも不安に思うことはありません、行ってみればとっても楽しく勉強できる場所です!

そば粉を使ったスイーツを言い値で販売!?近大発「ソバンシェ」

2015年7月8日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

近畿大学が京都市右京区京北で栽培されたそば粉を使ったスイーツを作っているらしい・・・。
そのうわさを聞いて、グランフロント大阪まで買いに行ってきました!

まず近畿大学はなぜ京北を取り上げるようになったのでしょうか。

そもそものきっかけは、NPO法人京北コミュニティビジネスから聞いた「京北には淀川に流れ込む桂川上流の水源があり、ここを活性化することは大阪の水源を守ることにつながる」という話です。この話に感銘を受けた同大学経営学部の峰滝ゼミが中心となり、4年前より京北の活性化プロジェクトに参画。今回の活動もその一環とのことです。

緑あふれる右京区京北の風景

緑あふれる右京区京北の風景

 

会場となったのはグランフロント大阪で行われている木曜マルシェ。たくさんの店舗が並び、野菜や果物、自家製ジャムなど自然派食品の販売をしています。

その中で、近大ブースはそば粉スイーツの他、京北産の野菜も販売。採れたての野菜が並んでいました。
わたしも真っ赤なトマトを試食させてもらったのですが、本当に甘くて美味しい!ドレッシングなど余計なモノはいらないってこういうことだなって感動しました。
並んでいる野菜は収穫できなくなるギリギリまで畑で熟れてから販売しているそう。
スーパーで並ぶ野菜は一週間前に収穫したものが多いとのことで、味の差は歴然でした。

販売会場となった木曜マルシェ目印看板

販売会場となった木曜マルシェ目印看板

umekiki2

画像一番右が販売場所

そしてついにそば粉で作ったスイーツを発見!
「フィナンシェ」ならぬ「ソバンシェ」です!

そば粉を使うことで生地が重くなってしまったり、作る日によって仕上がりが変わってしまうなど、多くの困難があったそうです。

試行錯誤の末、完成したソバンシェ

試行錯誤の末、完成したソバンシェ

 

当日は完成したソバンシェをお客さんに試食をしてもらい、販売価格を言い値(80円~)で決めてもらうという面白い取り組みを実施。店頭では「京北地方のPRのためこういう活動をしています」と訪れた方一人ひとりに丁寧に説明している学生の姿が見られました。

この取り組みで企画力、マーケティング力、そしてお客さんと直接ふれあうことでコミュニケーション力を身につけることを目標としているのだそうです。

わたしの目の前で一人の女性が購入しているのを目撃!
いくらの値段をつけたのかは分かりませんでしたが、「自分でも作れるかな?」と興味津々に買っていかれました。

もちろん、わたしも購入させてもらいました。
そば粉を使うとどんな味になるのかな、とドキドキしながら食べてみます。

・・・美味しい!
甘さ控えめで、洋菓子だけど和菓子のような優しい味わい。食べた後、ほのかにそばが香ります。コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶のお茶菓子としても活躍できそうです。

残念ながらソバンシェはこの日(6/25)のみの販売で、今後の販売は未定です。
ですが、今後の動きに目が離せません!

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