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リーガロイヤル直営! 大阪大学「ミネルバ」でホテルクオリティのランチを満喫

2025年12月2日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

万博記念公園のほど近くにある大阪大学 吹田キャンパス。自然豊かで広大な敷地には、工学部、医学部、歯学部、薬学部、人間科学部に関連する研究施設などが建ち並びます。その一角にある銀杏会館は、医学史料展示室をはじめ研究者や卒業生が集う交流の場、医療情報を発信する拠点として会議室やホールを備えています。そんな銀杏会館2階に「ミネルバ」というリーガロイヤルホテル直営のレストランがあると聞き、行ってきました!

クラシックなレストラン「ミネルバ」

大阪モノレール「阪大病院前駅」を下車し、大阪大学病院北通りに進みます。散策気分で並木道を下ると……。

案内表示もあります

 

ガラス張りのスタイリッシュな建物を発見。ここが、銀杏会館です。

静まり返ったホールに少しドキドキ

 

2階にあがると、お目当てのレストラン「ミネルバ」がありました。

店名のレトロなロゴに惹かれます

 

店内は、ホテルのレストランさながらのクラシックな空間。壁一面の窓からは緑の木々が見えて癒やされます。紅葉の季節は、もっと素敵な景色が広がっているのでしょうか。これだけでも十分なごちそうですね。

70席あるそうです

 

ここがキャンパス内にあるなんて信じられないなあと思いながら、席につきました。

カトラリーはリーガロイヤルの刻印入り

 

ランチメニューは「ミネルバランチ」(1450円 ※スープ、パン又はライス、メイン、コーヒー又は紅茶付き)のみ。2日置きの日替わりで、この日は「豚肩ロース肉のグリエ ローズマリー風味の赤ワインソース」でした。

人気は有頭海老フライ。確かにこれだけ2度登場しています。気になる!

 

注文からほどなくして料理が運ばれてきました。

本来はパン、スープ、メインの順にサーブされます

 

スープは濃厚でなめらかな舌触りのパンプキンスープ。かぼちゃの甘さが口いっぱいに広がり、冷えた体を温めてくれます。3種のパンは上から時計回りに「くるみパン」「豆乳パン」「胚芽パン」。一つひとつ違った味わいで、バターを塗ったりスープにつけたりして楽しみます。

 

……これだけで、だいぶ満足度高めのランチを味わっていますが、忘れてはならないのが本日のメインです。見てください、このお肉の厚みを!

なかなかのボリュームです

 

分厚い豚肩ロースは驚くほど柔らかく、ナイフを入れるとスッと切れます。ほどよい脂身が、酸味のきいた赤ワインソースとマッチしてたまりません。さらにローズマリーのほんのりとした香りがあとから追いかけてきて、口の中はたちまち高級レストラン。ここがキャンパス内にあるなんて信じられないなあ(2回目)。

12時を過ぎると続々とお客さんが入ってきて、あっという間に席が埋まっていきました。この内容をホテルのレストランでいただいたら、1450円では済まないでしょう。それを考えると「ミネルバランチ」はかなりの高コスパ! 学生はもちろん、地域住民の方々にもありがたいことこの上ないですね。

食後はデザート&展示も満喫

せっかくなので「パティシエールおまかせデザート」(650円)も注文してみました。この日は「リンゴとアールグレイのカスタードケーキ」です。

ランチについてくるコーヒーは食後に持ってきていただきました

 

香り豊かなアールグレイのケーキを彩るのは、あっさりめのカスタードクリームにリンゴのコンポート。このコンビがアールグレイに合わないわけがありません。花びらのように添えられたラングドシャやベリーソースを合間にはさむとほどよい味変に。最後のひと口を食べてしまうのが名残惜しいほど堪能しました。

 

ちなみに、3日前まで(土日祝除く)の予約で「ランチコース」(3500円~)や「創業90周年メニュー」(2500円)も楽しめるとのこと。今度はこちらもぜひ味わってみたいです。

 

「ミネルバ」のあとは、1階にある医学史料展示室にもおじゃましました。0円で、誰でも入場できます。

 

明治2年以来の貴重な史料が保存・展示されています。当時の往診カバンや医療器具などを見ると、医学の進歩を感じずにはいられません。中でも驚いたのは、条件反射の実験「パブロフの犬」で知られるパブロフ教授が、実験の際に採取した唾液が展示されていたこと。どんなものかは、ぜひその目で確かめてください!

 

(編集者・ライター:児嶋美彩)

研究がグッと身近に!大阪大学のイベント『五感をシゲキ、未知のマナビ体験!』に行ってきました

2025年11月6日 / 体験レポート, 大学を楽しもう

2025年10月18日(土)、大阪大学のイベント『五感をシゲキ、未知のマナビ体験!』が、ららぽーとEXPOCITYにて開催されました。情報工学や医学など、最先端の研究の魅力を体験イベント、ミニレクチャー、展示などを通じて楽しみながら学べるブースが19も集結! 子どもから大人まで「へぇ!」「すごい!」と感心しきりだった当日の様子をレポートします。

 

脳が錯覚を起こすと……?

最初に訪れたのは、情報科学研究科 バイオ情報工学専攻のブース『錯覚で発見しよう、感覚の謎!』です。置かれていたのは、謎の装置。「持ち上げて、強めに握ってみてください」と言われ、その通りにすると……。

 

前に引っ張られる!!

 

まるで誰かに力強く手を引っ張られているかのようです。しかし、機械は手のひらの中で振動しているだけ。驚いていると、スタッフの方が「これが人間の錯覚なんですよ」と、ニヤリ。秘密は、装置の中に仕込まれた“おもり”です。おもりをある方向に短い時間で強く動かし、そのあと逆方向にゆっくり戻すという非対称な動きを繰り返させることで、脳が「引っ張られている」と錯覚するのだと言います。この不思議な感覚、文章だけだとなかなか伝わらなさそうで悔しい……!

 

研究は、さまざまな分野に応用が期待されているとのこと。例えば、ゲームコントローラーに組み込めば釣りのゲームで実際に大物を釣ったときの手応えを感じられるようになります。また、装置を携帯端末に組み込めるほどの大きさにすれば、視覚障害がある人に避難する方向を伝えることができるようになるかもしれません。

 

さらに、隣にはブロックチェックとボーダーが印刷された用紙が置かれていました。普通にさわると平面ですが、「スマートフィンガー」と呼ばれる装置を指先につけると……。

 

でこぼこになった!!

 

装置を外してもう一度さわると、やっぱり平面です。なぜ……? それは、爪の上に小さな振動装置を取り付け、指でなめらかな面をなぞっている最中に特定の振動を与えているから。これによって、脳が「表面に凹凸がある」と錯覚してしまうのです。

 

これまで触覚を再現する装置は、ものにふれる指の腹側から刺激を与える方法が主流でしたが、そうすると現実のものにふれた感覚が失われてしまいます。そこで、大阪大学では「爪の上から刺激を与える」という方法を取り入れたそう。これにより、指の腹側では現実のものの感触を、爪側からは仮想の感触を同時に感じられるようになるのです。

 

この装置は、タッチパネルを操作した際にクリックした感触を返すインターフェースとしても活用が期待されているのだとか。未来の技術は、すぐそこまできていることを実感しました。

 

希少な「月の砂」とご対面

次に向かったのは、理学研究科 宇宙地球科学専攻の『赤青メガネや顕微鏡で「月」をみよう!』です。赤青メガネを通して大画面の映像を見ると、目の前には月面がすぐそこに! 近い将来は宇宙旅行が身近になり、人類の生活圏が月や火星へと拡大する未来社会がくるといわれています。月はまだまだ遠い存在に思えますが「実際に降り立つとこんな景色が広がっているのかな」と、楽しい妄想を繰り広げられました。

大人も子どもも目を輝かせて、何度ものぞいていました

月隕石の展示も

 

なかでも感動したのは、旧ソ連の無人月探査計画「ルナ計画」で採取に成功した「月の砂(レゴリス)」です。肉眼ではよく目をこらさないと見えないほど小さな粒ですが、顕微鏡を通すとしっかりと確認できました。

思わず「おぉ……」と声をもらす人続出

 

何億年もかけてできた月の砂が今ここにあると考えると、壮大なロマンを感じずにはいられません。月の砂はさまざまな「資源」としても注目を集めているので、これから宇宙の研究がどうなっていくか楽しみです。

地球から月までの距離は、地球約30個分と教えてもらいました

 

狙いを定めて“がん”に照射!

ひときわ行列ができていたのは、医学系研究科 医学物理学研究室の『がんを正確に狙い撃ち ~第六感を研ぎ澄ませ!』です。日本人の3人に1人が“がん”で亡くなるといわれている現代。“がん”の三大治療法「手術療法」「化学療法(抗がん剤治療)」「放射線療法(放射線治療)」のうち、放射線療法を研究しているのがこちらの研究室です。

 

肺や肝臓にできた“がん”は呼吸に伴って数cmほど動いてしまうので、正確に放射線を照射する技術が必要です。そこで、“がん”に必要な量の放射線を照射する難しさを、ゲーム感覚で体験してみます。

動く“がん”を10秒間追いかけて照射します

 

間違えたところに照射しないよう、狙いを定めるのが難しい! 「あ~!また失敗した」と笑いながら、ふと「実際の治療だったらこんなこと言えない……」と我に返り、ゾッとしました。お医者さんの技術はやはりすごい。

思っていたより苦戦しました

 

本来は、金属マーカーを“がん”の近くに固定し、その動きをX線透視画像で追尾することで照射しているそうです。

 

ブースでは放射線療法の仕組みについても解説してもらいました。身体を切らずに治療ができるため全身への負担が少なく、手術が難しい部位の治療にも効果が期待できるそう。近い将来、こうした研究によってがん治療の技術が進歩したら「日本人の3人に1人」という表現は変わるかもしれません。研究を進めている皆さんに、改めて敬意を表したくなりました。

 

工学の基礎のひとつ「固体力学」を工作感覚で体験

3階では基礎工学研究科固体力学グループによる編み紙教室が開催されていると聞いて、行ってみました。

 

こちらのブースでは編み紙が持つ「構造を強くする」という性質を通じて、目には見えない力や変形がどのように起きているかを追究する「固体力学」の基本を体験できます。紙を編み、立体的に加工する編み紙は、強度を高める技術としてさまざまな構造物に応用されているそうです。早速、好きな色の紙を2枚選んでパーツごとに切り離したら、交互に組み合わせていきます。

 

平面の紙が、段階を追うごとに少しずつ立体になっていきます。「こんな編み方をしたら破れないかな」と不安になる私の横で、すいすいと手を動かす子どもたち。恐れない大胆さも必要だ!と、苦戦しながらようやく完成したのがこちらです。

達成感を味わえました

 

平たい紙のままだとペラペラなのに、編み上げて立体になると強度が出ました。簡単には曲がらず、ちょっとした小物なら余裕でのります。一見すると工作遊びですが、編み方を変えることで、強度や柔軟性も変えることができるそう。

編み紙のパターンはこうして作られているそうです

 

「固体力学とは……」といわれると小難しく感じてしまいますが、初心者が工作で楽しめるようなところにも学問が関係していると思うと、一気に見え方が変わって楽しくなります。

 

まだまだ研究にふれたい!

基礎工学研究科 社会ロボット学グループのブースでは「無人島で3日間過ごすとしたら何を選ぶか」といったトークテーマで、ロボット「テレコ」とお話ができました。まるで友達のように話すテレコと参加者の様子は、未来のコミュニケーションの形を見ているようです。

表情がコロコロ変わってかわいい!

こちらのキャラクターは「コミュー」。研究室にはテレコ以外にもさまざまなロボットがいます

 

また、大阪大学グローバルキャンパス(箕面キャンパス)のブース『ことばと文化の博覧会』では、教員の方々が現地で買い集めてきた世界の民族衣装がたくさん用意されていました。各国の文化と絡めてどんなときに着る衣装なのかを聞くと、よりその国を身近に感じられます。

サイズもさまざま

 

こちらはインドネシア・バリ島の衣装です。寺院での祭礼や冠婚葬祭など、特別な機会に着用されるそう。クバヤと呼ばれるレースやシフォンのブラウスに、豪華な刺繍が施された布を腰に巻くのがポイントです。

 

クメール文字とハングル文字のどちらかを使った、オリジナルネームバッジ作りにも挑戦しました。

クメール文字はカンボジアの公用語

「クメール文字は書くのが難しい」と、ハングル文字をチョイス

 

工学や宇宙、医療など――難しそうに聞こえる分野も、実際にふれてみると驚きと発見の連続で、自分の生活につながっていることを改めて実感した今回のイベント。この研究の先にはどんな未来が待っているのか、想像するだけでワクワクします!

阪大の公式マスコットキャラクター「ワニ博士」のグッズもたくさんありました

 

(編集者・ライター:児嶋美彩) 

大学広報誌レビュー第39回 横浜国立大学「横国刻々」

2025年10月28日 / コラム, 大学発広報誌レビュー

全国の大学が発行する広報誌をレビューする「大学広報誌レビュー」。今回とりあげるのは、横浜国立大学が発行する『横国刻々』です。

 

横浜国立大学は、教育学部、経済学部、経営学部、理工学部、都市科学部という文理にまたがる5学部すべてが1つのキャンパスに集約されています。国際貿易港として栄えた横浜という地に根ざし、実社会で役立つ「実学」を重んじている点も特徴です。さらに「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」「多様性」といった、社会の発展に直結する教育と研究を追究し続けています。

 

そんな横浜国立大学の広報誌が、2017年に創刊された『横国刻々』。「よここくこくこく」と読みます。特徴は「実学」を重んじる大学の精神を、視覚的に訴えかける構成で表現している点です。特に、大学が注力する研究テーマやプログラムを紹介する巻頭特集では、毎号大胆なデザインでテーマを表現。読者が内容を直感的に理解できるように工夫されているところが印象的です。

2025年2月発行のvol.9は、各学部の実践的なプログラムを特集

 

最新号の特集「これからを、ここから」では、社会と連携した教育による人材育成プログラムを紹介しています。単に大学の取り組みを羅列するのではなく、各プログラムの社会的意義や将来の展望を具体的に提示している点は「実践性」だけではなく「先進性」も感じさせる内容です。

 

「メタ・バースやVRゴーグルを活用した不登校支援」に取り組むプロジェクトは、教員が自身の研究を活かしながら関わっており、その言葉からは、多様な子どもたちの可能性を広げるようとする希望が感じられます。

右下には学部生のインタビューも掲載。どんな思いで学びと向き合っているのか、学生の言葉で語られています

 

研究や教育プログラムの紹介だけではなく、教員や学生の活動を紹介する常設企画も、大学の「実践性」を一貫して伝えています。

その一つが、学生の間で評判の授業を紹介する「横浜国大の名物授業!」のコーナーです。ただ授業の内容を羅列するのではなく、授業が実社会にどのように活かされるのかが平易な言葉で語られているため、専門外の人にもわかりやすく、一般にも「おもしろそう」と思わせてくれます。たとえば「マクロ経済学」が物価水準や失業率など、私たちの生活に直結する経済活動を分析したり、人口増加や技術進歩がどう経済に影響するかを学んだりする学問であるという内容は、勉強のその先にあるものが明確に見え、学習意欲をそそられます。特に、これから大学をめざす読者にとっては、より身近に感じられる内容なのではないでしょうか。

 

加えて、取り上げられた授業には、担当教員からのショートインタビューも掲載されています。読んでみると「思いも寄らない質問を受ける」や「回を重ねるごとに学生がレベルアップしている」「大学に来るのが楽しくなると聞いている」といったリアルなコメントがたくさんあり、授業時の教員と学生のやりとりが目に浮かぶようです。

先生を身近に感じられるのもポイントです

 

学生をクローズアップする企画として印象的だったのは、学生たちのベンチャー精神に迫る「VENTURE SPIRIT」です。同企画では毎号、さまざまな学生の取り組みを紹介しています。vol.9では記録映画の自主上映とワークショップを行うイベントの実行委員を務める学生を、Vol.8では出張授業を中心に活動するサイエンスコミュニティを立ち上げた学生を取り上げていました。まさに、横浜国立大学の理念である「実学」や「実践性」が表れています。

 

後半は「横国生のオン&オフ事情」や「横国生のランチ事情」など、学生の日常にふれられるページも。学生の方々が楽しくキャンパスライフを送っている様子が感じ取れて、読み応え抜群です。

学生によってタイムスケジュールが異なるのも見ていておもしろい!

賑やかなレイアウトから、学生たちの楽しげな様子が伝わります

 

研究者の熱意、学生の挑戦、そしてキャンパスの日常が詰まった『横国刻々』。視覚にうったえてくる大胆なビジュアルと、大学の理念である「実学」「実践性」を一貫してわかりやすく伝える編集によって、読み物としてのおもしろさを加速させています。これからも横浜国立大学が刻々と変化していく様子に注目です。

 

 

(編集者・ライター:児嶋美彩)

京都市立芸術大学に2025年4月、食堂が誕生。キャンパス散策と合わせて堪能してきた

2025年10月21日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

2023年、西京区大枝沓掛から京都駅東部に移転した京都市立芸術大学。しかし、移転後は学生食堂が存在せず、多くの学生や教職員から開業を期待する声があがっていたそうです。そんな京都市立芸術大学に2025年4月10日、ついに待望の食堂がオープンしたということで行ってきました! キャンパスの様子とともにレポートします。

 

新キャンパスは“テラス”のよう

JR京都駅中央口を出て東へ歩くこと約6分で、「京都市立芸術大学」に到着しました。

スタイリッシュな外観が目印

 

「テラスのような大学」を掲げる新キャンパス。テラスは外に向かって開かれ、風通しや陽当たりもよく、内側と外側を共有できる点が特徴です。新キャンパスは、そんなテラスのように「開かれた」場所をめざすことから、大学関係者以外も気軽に足を運べるようになっています。なかでも注目は、キャンパス内を南北に貫く大通り「芸大通」です。学生たちの芸術活動の場としてだけではなく、ここを訪れる人々と学生の交流の場としても活用されているそう。

「芸大通」。京町家の特徴の一つ・軒下空間を思わせる庇のようなデザインが印象的

 

いたるところに木々があったりベンチがあったりと居心地の良い空間が広がっていて、ついついのんびり。うっかり今日の目的を忘れてしまいそうになったところで、仕切り直して食堂へ向かいます。案内図が点在しているので、外部から来ても迷子になりません。

3つの区域にわかれたキャンパス。食堂があるのはE棟

 

キャンパスのあちらこちらでは、音楽を聴いたりデッサンをしたりする学生の姿も見られます。邪魔をしないように現在位置から河原町通を渡ると、食堂のあるE棟が見えてきました。

大きな窓が開放的な雰囲気を引き立てます

 

学生の胃袋をわし掴みするメニューがずらり

さっそく中に入ると、剥き出しの配管やコンクリートの壁など、インダストリアルな空間が広がっています。

アーティスティックな天井

券売機は2台あります

 

さすが京都市立芸術大学……おしゃれ……とうっとりしながらメニューを見てみると、お腹にたまるガッツリ系が充実。ああ、そこはしっかり学生食堂らしいと、不思議とホッとする自分がいました。

ごはん大、麺大盛など、わんぱくなワードが並びます

 

運営しているのは不二家商事といって、関西圏の大学の学食を多数手がけている会社。「佛教大学」や「関西学院」などの学食にも関わっているそうです。つまり、学生の好みを熟知して、胃袋をつかみにつかみまくっているということ。これは期待が高まります。

親切な掲示も

 

カリッとジューシーな唐揚げランチ

中でも気になったのは「どでかいハンバーグランチ」(450円)です。この価格でどれだけ大きいハンバーグが出てくるのかこの目で確認したいと思ったのですが、13時半にはすでに売り切れ。悔しいですが、それだけ好評ということでしょう。

どうしようかとメニューとにらめっこしていると、あることに気がつきました。「唐揚げランチ」(550円)、「唐マヨ丼」(480円)、「唐揚げカレー」(480円)、「唐揚げラーメン」(500円)……唐揚げが多い! 学食の定番とはいえ、ここまで唐揚げが充実しているのは、並々ならぬ自信があるからかもしれません。

 

と、いうことで「唐揚げランチ」と「唐マヨ丼」を注文することにしました。

食券をここに置き、トレーを取って待ちます

 

ほどなくして「唐揚げランチ」のお出ましです。食欲をそそる香りが鼻をくすぐります。

大ぶりの唐揚げが5つ

ドレッシングはセルフサービス

腹ペコにはうれしいサイズ感!

 

ひと口かじると、カリッとした軽やかな衣のあとに、じゅわ~っと熱々の肉汁が口いっぱいに広がります。ほんのりスパイスがきいていてごはんが止まりません。唐揚げ、ごはん、唐揚げ、ごはん……と、夢中で食べているうちに、あっという間に完食。これを550円で楽しめるとは、さすが学食です。きっと大量の唐揚げを作っているはずなのに、一つひとつカラリと揚がっているのもすごいなあと、主婦目線で感動してしまいました。

 

こちらは「唐マヨ丼」。なんとも背徳感があるメニューです。

見た目のインパクトも大きい!

丼いっぱいに盛られたごはんの上に千切りキャベツがたっぷり。さらに、その上には4つの唐揚げがゴロリと鎮座しています。カリッとした衣にマヨネーズのコクが絡み、これまたごはんが止まりません。唐揚げメニューが充実するのもわかるなあ、としみじみ……。

 

こうなったら「唐揚げラーメン」と「唐揚げカレー」にも挑戦したいと思いつつ、近いうちに「どでかいハンバーグランチ」をリベンジしなければと、次の予定を考えながら学食をあとにしました。

テラス席もあります

 

お腹が満たされたあとはキャンパスを散策

食堂の隣には、京都の老舗画材店による購買「画箋堂」があります。美術や音楽に特化した専門画材・用具類はもちろん、日用品なども取り扱っているとのこと。一般の方も利用できるので、アートが好きな人はのぞいてみるのもおもしろそうです。

京都市立芸術大学内に購買ができたのは今回が初

 

今回は立ち寄れなかったのですが、C棟1階にある「京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)」では教員や在学生、卒業生などによる企画展が開催されていることもあり、一般の方も気軽に訪れることができるようです。

川沿いでもデッサン中の学生の姿が

 

京都駅から徒歩圏内という好立地でありながら、川や木々にも囲まれた自然豊かな環境、それでいて地域の方との距離が近く、交流できる機会があるというのはクリエイティブな発想を養うには最適ではないでしょうか。さまざまなアートに触れられ、食欲も満たされる京都市立芸術大学の食堂。ぜひ、みなさんも足を運んでみてください。

 

 

(編集者・ライター:児嶋美彩)

大学広報誌レビュー第38回 上智大学「Vox Sophia」

2025年10月16日 / コラム, 大学発広報誌レビュー

全国の大学が発行する広報誌をレビューする「大学広報誌レビュー」。今回とりあげるのは、上智大学が発行する『Vox Sophia』です。

 

上智大学は1913年に設立された私立大学で、またの名を「Sophia University」ともいいます。「Sophia」とは、ギリシャ語の「最上の叡智(ΣΟΦΙΑ)」という意味から名付けられたのだそう。キリスト教の理念に基づく人間教育を重視していて、9学部29学科すべてが一つのキャンパスに集約されている点も特徴です。英語をはじめとする多様な言語教育と世界中の大学との充実した留学制度により、グローバルな視野を持つ人材を育成しています。

 

そんな上智大学の広報誌が、約50年の歴史を経て、2025年8月より『Vox Sophia』として新創刊されました。

左がリニューアル前(2025年3月24日発行号)、右がリニューアル後(2025年8月発行号)

 

以前の広報誌『上智大学通信』は年7回の発行で、在学生・教職員・保護者といった大学コミュニティに向けた情報提供が中心でした。内容は、イベント報告や制度の紹介、入試や卒業に関する案内など、大学の最新情報を網羅するスタイル。日本語を基本とし、紙やPDFで配布されてきました。

ニュースが充実

 

一方、新広報誌『Vox Sophia』は年2回(夏・冬)の発行に変更。速報性よりも、テーマごとの特集記事や読み応えのある誌面を重視して刷新されています。日本語と英語の二言語表記を採用し、国際性を全面に押し出している点も印象的です。

写真を大きく扱うなど、デザインも大きく異なります

 

また、情報提供にとどまらず、鼎談や留学後記などの多彩な連載企画を取り入れ、人物や研究のストーリーを掘り下げる企画も盛り込まれています。

今号では、3人の学生が新入生を支える「ヘルパー制度」について語っています

語学留学を経験した学生のインタビューを掲載

 

その道のプロフェッショナルが研究分野を解説する「Professor’s Insights」では、読み応え抜群のインタビュー記事を掲載。今号は、火災から復興したノートル=ダム大聖堂の実地調査に携わった板野正則教授にお話を伺っています。

左に日本語表記、右に英語表記。すっきりしたデザインです

 

大学の公式サイトではタイトルの『Vox Sophia』についてこのように書かれています。

 

Vox Sophiaとは:
「Vox」はラテン語で「声」を意味し、「Sophia」はギリシャ語で「叡智」を表します。この二つの言葉を組み合わせ、「Vox Sophia=ソフィアの声」という意味を持つ造語として名付けられました。

 

多様な人々の声を、広報誌を通して知る――今回の大幅リニューアルには、そんな思いが込められていそうです。

デジタル公開で広がる読者層

配布を電子ブック形式での公開に切り替えているのも、大きな変更点です。これにより、国内外の幅広い読者がパソコンやスマートフォンから気軽にアクセスできるようになります。二言語表記の採用と合わせて、さらに大学の理念や活動を多くの人に知ってもらえる機会が増えそうです。

パソコンで表示される画面

 

従来の「お知らせ中心」から、読者が大学の理念や活動のリアルを感じられる「ストーリーテリング型」へ。大学の声をどう届けるか――その問いに、ひとつの答えを示したのが『Vox Sophia』なのかもしれません。これからどのように展開されていくのか、今後に期待が高まります。

 

ちなみに個人的に注目しているのは、毎号、国旗のカラーをデザインのアクセントに採用する遊び心のある試み。今号は留学後記の留学先・ドイツの国旗の色を取り入れたとのことで、次号はどんな国旗になるのか楽しみです。

 

 

(編集者・ライター:児嶋美彩)

フクロウナビを駆使して起業のアイデアを考える!ホトゼロが開発した探究学習教材体験レポート

2025年10月7日 / ほとゼロからのお知らせ, 体験レポート, トピック

「起業」――それは、一握りの特別な人だけができるものでしょうか。いいえ、そんなことはありません。近年、教育現場でも注目されている「アントレプレナーシップ(起業家精神)」とは、自分で課題を見つけ、アイデアを形にし、社会に働きかけるマインドのこと。いまや、起業に限らず、どんな職業にも必要な力だと言われています。

 

そんなマインドを、「フクロウナビ」を使って身につけられる探究学習の教材を、株式会社hotozero(つまり、ほとんど0円大学編集部)が開発しました。今回は、この教材を使った授業を実際に編集部6名が体験してみましたので、その様子をレポートします。高校生向けの探究学習教材ですが、おとなが使ってもたくさんの発見がありました!

探究学習教材のダウンロード(無料)はこちら

※DLは現役教員、および教育委員会の職員に限ります。

膨大な記事から、思わぬ発見が続々!

フクロウナビ・トップ画面。2023年から私たち株式会社hotozeroが運営しています

 

では早速、探究学習をスタート!……といきたいところですが、その前にフクロウナビについて簡単に説明をさせてもらいます。こちらは、全国の大学や研究機関が発信する学術・研究記事を集約し、学問領域やキーワードなどから横断的に検索・閲覧できるナビサイトです。「学問ってこんなに社会につながっているんだ!」といった知的好奇心を刺激する記事が、なんと4,300本以上も紹介されています(2025年9月現在)。

 

今回の探究学習教材では、これらの記事を題材にして、学術や研究のおもしろさを実感しながら、ビジネスプランについて考えていきます。具体的には下記のステップで授業を進めていきます。

 

授業のステップ
Step1:気になるテーマを選んで記事をリサーチ

Step2:グループでビジネスプランを考える

Step3:みんなで考えたビジネスプランを発表する

Step4:振り返り

 

さあ、はじめていきましょう!

 

Step1:気になるテーマを選んで記事をリサーチ

豊富なジャンルのテーマを9つ用意

 

まずは3人1組のチームを作り、気になるテーマを1人1つ選びます。決まったら、そこからビジネスにつながりそうな記事をフクロウナビを使ってリサーチします。

記事数が多く、一瞬手が止まる人も

 

フクロウナビは、はじめにお伝えしたように4,300本以上の学術・研究記事が充実しています。膨大な記事数ゆえに「何から見たら良いのか……」と思う人も多いはず。そんなときに便利なのが、3つの検索機能です。

 

フリーワード検索

例えば、テーマが「健康」の場合は、そこから思いついた言葉を入力。試しに「睡眠」で検索してみると該当記事が100件以上表示されました。

 

テーマ検索

「良い検索ワードが思いつかない!」。そんなときには、検索バーの右側にあるアイコンをクリック。いろいろなキーワードや学問分野が表示されるので、気になるものを選んでみましょう。該当する記事がすぐに見つかります。

赤枠の中にあるアイコンをクリックしてください

自分では思いつかなかったキーワードが見つかるかもしれません

 

かけ合わせ検索

検索できるキーワードは1つではありません。キーワードを組み合わせて、すべてに当てはまる記事を探したり(AND検索)、どれか1つに当てはまる記事を探したり(OR検索)することもできます。例えば「興味・関心」で「ウェルビーイング」と「スポーツ」を選んでクリックしてみると該当記事が10件表示されました。このように、予想外の記事に出合えるのもフクロウナビの醍醐味です。

 

ちなみに、すべての記事にはAI要約がついているので、まずは概要をチェック。気になる記事があれば、リンク先の大学や研究機関のサイトでじっくり読むのがおすすめです。

これなら限られた時間でも概要が把握しやすい!

 

記事のリサーチが終わったら、次は一人ひとりが気になった記事をグループで共有し、起業のアイデアの中心となる記事を選びます。

他の人が選んだ記事について、興味深く耳を傾けている編集部スタッフ

 

実際にリサーチしてみると、意外な記事に出合えて「そんな研究があるんだ…!」「おもしろい!」と、声が上がる場面もありました。「あとでじっくり記事を読みたい」と言う人も。学術・研究記事というと敷居が高そうに感じますが、一般向けに親しみやすい切り口になっていたり、読みやすい工夫がなされている記事が多いことがわかります。

 

Step2:グループでビジネスプランを考える

選んだテーマをもとに、いよいよどんなビジネスが考えられるのか議論をスタート! 限られた時間の中でビジネスアイデアを形にしないといけないので、できるだけ議論が活発になることが理想です。

考えたアイデアをもとにワークシートを記入。ターゲットや商品・サービス、届け方など、段階を追って考えを深めることができます

ディスカッションをすると、アイデアがどんどん出てきます

 

「このアイデアをアプリにしたら楽しそう」と誰かが言うと、「そういえば、こういう悩みもあるよね」「それいいね!」と、そこから次々に意見が飛び交い、笑い声も混じって議論はどんどん熱を帯びていきます。自然とファシリテーター役が決まり、チームワークも生まれていきました。

 

Step3:みんなで考えたビジネスプランを発表する

議論が深まったところで、次は発表用原稿シートに書き込みます。

発表用原稿シート

 

「この言い回しのほうが伝わるかな?」と、真剣に相談する場面もあり、記入しながらさらにビジネスプランが深まっている様子。完成したシートをもとに、各チーム内容を発表します。さて、それぞれ一体どんなテーマを選んでどんなビジネスを考えたのでしょうか。

 

まず、Aチームが選んだテーマは「教育」。

参考にした記事は中央大学のオウンドメディア「+C」に掲載されている「文理融合で認知多様性研究に挑む 法学、脳科学、感性工学の立場から見た認知多様性の世界」です。

実際にAチームが記入したシート

 

この記事から導き出したビジネスは「子どもの発育を見守るアプリ」。記事内に書かれていた「多様性」にスポットを当てて考えたそうです。

 

「子どもの特性を“個性”と思っていいのか“療育”につなげるべきなのかの判断をするのは、なかなか難しい。しかも、そういった相談ができる施設は平日しかあいていなかったり数ヶ月先まで予約が埋まっていたりと、気軽にアクセスしづらい課題もあると思いました。そこで、子どもの特性を記録し、その内容をもとに先生と面談ができるアプリを考えました。先生からアドバイスがもらえたり、特性にあった知育玩具を紹介してもらえたり、年齢に合わせたおすすめ教材を提案してもらえる機能もあります。さらに、記録したデータをまとめて管理できるデータベースを作り、その情報をもとにカルテを作れるようにもします」

 

サービスの広げ方に関しても、このテーマならではの意見が出ました。

 

「子育てに関係しているので、信頼度が重要だと思います。そこで、行政と連携して信頼度をあげてから展示会などに出展するのはどうかと考えました」

 

続くBチームは、なんと別々のテーマをかけあわせたビジネスを考案。

実際にBチームが記入したシート

 

テーマの1つは「暮らし」で、選んだ記事は「『脱炭素化』はすべての企業に避けられない道」(千葉商科大学・MIRAI Times)。もう1つは「文化」で、「地図から覆い隠された都市の歴史を読み取る」(九州大学・Discover The Research)です。

 

これらの記事をもとに考えたビジネスアイデアは、その名も「避暑アプリ」です。

 

「テーマについて話し合う中で、気候変動や地図、地理、脱炭素といった話題が出ました。それらを統合して見えてきたのが日本の暑さ問題です。そこで、暑さをやり過ごすための方法や涼しい場所、家にいるときの過ごし方など、暑さにまつわるさまざまな情報がひとつにまとまった『避暑アプリ』を考えました。猛暑によって起きる問題は、健康はもちろん経済など多くの人に関わってくるため、SNS広告やインフルエンサーなどを使い、アプリの認知度を広げていきます」

 

それぞれの発表を聞きながら、「へぇ~!」「すごい」と、思わず感想を口にする編集部スタッフ。短時間でこんなビジネスアイデアが誕生するとは、正直に言って驚きです!

 

Step4:振り返り

最後に、振り返りシートを記入して授業は終了です。

振り返りシート

 

授業に参加した編集部スタッフに、今回の感想を聞いてみました!

 

「子どもの発育を見守るアプリ」のAチーム

「限られた時間の中で考えるのは大変でしたが、だからこそひねり出せたアイデアだと思います。また、3人それぞれのテーマで記事を出し合ったときに『自分だったらこの記事は選ばなかっただろう』と思う記事が読めて、とても楽しめました」

 

「私も子育て中なので、このアプリを使って孤独な子育てを減らすきっかけにしたいと感じました。また、ひとつ何かを考えると次から次にアイデアが出てくるので、メンバーを変えてみたらまた違ったビジネスが生まれるかもしれないと思ってワクワクします」

 

「認知の特性を文理融合で研究している方の記事は非常に興味深かったです。一人ではなく、みんなで話し合って作っていく過程が楽しめました」

 

「避暑アプリ」のBチーム

「暑さといえば、普段は我慢の話になりがちだけれど、なんとかしなければという実感をグループで共有できたのがおもしろかった。社会を変えていきたい思いがふつふつと湧いてきたので、いい機会になりました」

 

「避暑アプリがビジネスになったら、ぜひ使いたいと思いながら考えました。受け身ではなく、自ら社会のことを考えるきっかけをもらえました」

 

「これまで起業に興味はありませんでしたが『みんなの困りごとを解決する』という視点で物事をとらえると、アイデアがたくさんわいてくるのだと気が付きました。避暑アプリは、うまく仕組みを考えて実現できたらうれしいですね」

 

参加前は「この短時間で起業プランなんてできるかな」と少し緊張気味の編集部スタッフでしたが、実際にやってみるとさまざまな意見が飛び交い、想像以上に柔軟なアイデアが誕生しました。どちらのアプリも「実際にあったら助かるよね」と、みんなが話していたのも印象的でした。

 

「面白そう」「なんか気になる」が、未来を変える!?

自分の興味や気付きが、ビジネスや社会課題の解決を考える “スタート地点”になる。この探究学習教材は、そんな視点が自然と育つツールです。

 

今回は高校生向けに開発された教材を編集部で試しましたが、おとながやっても「なるほど!」「おもしろい!」と思える気付きや発見がたくさんありました。自分の興味が社会の課題とつながる瞬間を味わえるのは、純粋に楽しく、ワクワクする経験でした。

 

探究学習教材のダウンロード(無料)はこちら

※DLは現役教員、および教育委員会の職員に限ります。

 

 

(編集者・ライター:児嶋美彩)

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