学食で中華バイキング!? 松本歯科大学の中国料理レストラン「Stardust」で本格中華を味わい尽くす
「学食」といえば簡単な麺類や丼もの、カレーのみ…というイメージも、今は昔。
近年では、フレンチやイタリアンといった、まるで高級レストランのようなメニューを提供する学食をしばしば目にするようになりました。
今回はそんな多種多様な学食の中でも一際珍しい、「中国人シェフによる本格中華がバイキング形式で食べ放題」という夢のような学食があると聞き、「松本歯科大学」に行ってきました!
信州の豊かな自然に囲まれた最高のロケーションに建つ「松本歯科大学」。
松本歯科大学は、ワインで有名な長野県塩尻市に立地する私立大学です。見晴らしの良い広々としたキャンパスからは、北アルプスなど雄大な山々を望めます。
車で行く場合は駐車場(無料)が利用可。電車の場合は、最寄りのJR塩尻駅から発着しているシャトルバスを利用するのが便利です。
中国人シェフによる本格中華!中国料理レストラン「Stardust」
お目当ての中国料理レストラン「Stardust」は、大学の「図書会館」という施設内にあります。大学に併設されている「松本歯科大学病院」の正面入口から、道路を挟んで向かい側に見える建物が図書会館です。
図書会館に入ると、右奥にお店の看板が見えます。
店内に入ったら、まずはお支払い。ランチタイムの料金は、1人1,500円(税込)。学生さんは、なんと800円とのこと!この金額で本場の中国料理が食べ放題とは、なんとも羨ましい限りです。
この日は赤ちゃん連れの若いお母さん達や白衣姿の先生(?)グループなど、開店直後からお客さんが続々と来店していました。
それでは入り口付近に置いてあるお皿を持って、いざ食べ放題タイムスタート!
この日の料理は全部で19種類。サラダや揚げ物、スープに点心類など、どれも美味しそうなものばかり!どれから食べようか迷ってしまいました。
全ての料理をご紹介したいところですが、長くなってしまうので一部だけ。
こちらの料理はしっかりと味が染みながらも、どこか優しい味付けのものが多い印象。中華料理というと「油たっぷり」というイメージを思い浮かべますが、胃がもたれそうな油っこさは感じません。
そのせいか、恐ろしいほど食が進みます。
好きなものを好きなだけ、そして食べる順番も自由でいいのがバイキング形式の良いところ。しょっぱいもの、甘いもの、またしょっぱいもの…なんて、「食べ放題無限ループ」が始まってしまいます。
この日、一番おかわりをした料理がこの「肉焼売」。肉餡が想像以上に柔らかくて、とってもジューシー!おそらく、5個以上は食べたと思います。
その後も料理の周りをマグロのようにぐるぐると周回してはおかわりを繰り返し、すっかり満腹になったところで2時間のランチタイムは終了。本場中国産の温かい烏龍茶を飲んで、この日はフィニッシュとなりました。
キャンパス周辺や売店も楽しい!
「Stardust」でお腹いっぱいになった後は、腹ごなしに周辺の散策へ。23万平方メートルに及ぶ広大なキャンパスは、絶好の散策コースです。
散策で疲れたら、大学(病院)内の売店で一休み。
売店にはお弁当や文房具といったよく見かける一般的なものから、こだわりの珈琲豆や信州産のお米まで、なんとも幅広いジャンルの商品が並んでいます。
売店で驚いたのが、「歯科用品」の専門コーナーがあること。陳列棚3~4列分ほどのスペースに、歯科用品がところ狭しと並んでいます。しかも、普段ドラッグストアではあまり見かけないものばかり!
さすが“歯科”大学!
ちなみにこちらの売店では、先に紹介した「Stardust」のテイクアウトメニューが購入できます。
松本歯科大学は、病院が併設されているせいか小さなお子さんからご年配の方まで、様々な年齢層の方々を見かけました。「若い学生さんばかりのところに行くのはちょっと気後れしてしまう」なんて方でも、ここなら気軽に立ち寄れそうです。