ほとんど0円大学 おとなも大学を使っっちゃおう

立命館×エレコム 最強タッグで生まれた省エネマウス!

2015年11月18日 / 大学発商品を追え!, 大学の知をのぞく

パソコン操作にマウスは必須。コード式、無線式さまざまなマウスが発売されています。そんな中、OA周辺機器の大手エレコム株式会社と、立命館大学理工学部の道関研究室が共同開発したマウスが発売されました。
いったいどんなマウスなのか。さっそくその使い心地を調査しました。

普段パソコンで作業をしていると、煩わしくなってくるのがキーボードやマウスのケーブルです。短くしたりいろいろ工夫するものの、やっぱり邪魔。私自身もどうしてもコードが気になってしまい、そろそろ無線式マウスに……でもどれを買おうと思っていた矢先、立命館大学とエレコムが無線マウスを発売というニュースが!
なんでも手を離すと自動で電源がオフになる「アイドリングストップ機能」搭載だとか。これはすごく気になる!!大学チームの一員として、ぜひ試さなければ!

ということで購入しました、「WINKS M-WK01DBシリーズ」。
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このマウスは無線LANなどに使用されている2.4GHz帯の無線を使用しているため、配線を気にせず使えます。
さらに移動を検知する読み取り部分にBlueLEDを使用。反射しやすい机の上などでも快適に使える工夫がされているとのこと。

今回購入したのは黒色ベースの本体に青ラインがクールな<ブルー>。こちらの色以外にも白と黒、赤ラインの<レッド>、真っ白な<ホワイト>の3種類が発売されています。
M-WK01DBWH_01M-WK01DBRD_01

提供:エレコム株式会社


電源は単4電池が2本、本体と電池、無線の信号を受けるレシーバーがセット。インストールも簡単で、Windowsパソコンであれば、レシーバーをUSBに差し込むだけで使用できるようになります。※初回は自動でドライバがインストールされます。

レシーバーはマウス本体に収納して持ち運びも可能です。

さて、ドライバーインストールも完了したので、早速使用してみます。

感想としては、使いやすい!
いきなりポインタが飛んでしまったり動かなくなるといった誤作動はなし。本体は電池内蔵のため重めのはずですが、滑りがよく、重さを感じずにするする動かせます。
ちなみにこちらのマウス、通常のマウスよりボタンが多く、専用ソフトを追加するとボタンにさまざまな機能を追加することができます。
専用ソフトを入れない状態ですと、これらのボタンはブラウザバックや進むボタンとして機能します。
センタースクロールも問題なし。
また大きさも、大きすぎず小さすぎず、持ちやすい。初めは少し大きいかな?と思っていたのですが、実際使ってみると手の小さい私でもまったく問題なしでした。クリック感も軽すぎず重すぎず。
「これはすごい!」と感動するというよりは、持ち主にすっと馴染んで違和感を持たせません。思っていた以上に使いやすいです。

と、少々興奮気味にレビューしましたが、こちらのマウス、売りはなんといっても「アイドリングストップ機能」。
マウスを握っていない時間(たとえばこの原稿を書いている時間など)は自動で電源が切れ、電池の寿命が長くなるという優れた機能です。
これまでも、センサーに触れたりクリックすることで電源が入る省エネマウスは出ていました。

しかしこちらのマウスは、ただ手を置くだけでスイッチが入るそう。ボタンクリックなどは必要なし。今市場に出ている同タイプのマウスより、連続待機時間や駆動時間も長く、1日8時間使用したとして、約2年電池切れを心配せずに使えるとのこと。

裏側。「ON」「OFF」と共に、「ECO」の項目が。

裏側。「ON」「OFF」と共に、「ECO」の項目が。

スイッチを「ECO」にしておくことで「アイドリングストップ機能」が働きます。

ではどうやってマウスを握っているときと手を離している時を判断するのか。キーになるのはマウスについている二つのセンサーだそう。

説明書によると、このセンサー、電球などで有名なLEDが使われているそうです。2つのセンサーのうち、どちらかが手でふさがれているなどで陰になると電源が入り、手を離すと40秒ほどで電源が切れる仕組みになっています。両方のセンサーが陰になると、電源はオフになってしまうようです。

赤丸部分がセンサー。

赤丸部分がセンサー。

LEDがセンサーに?どういうことかよくわかりません。
とりあえずこの「アイドリングストップ機能」を試してみることに。

しばらくマウスから手を離し、センサーに手がかからないようにしながら動かしてみますが、マウスポインタが動かない……!! ということはちゃんと電源が切れているということですね。
念のためセンサーが陰にならないよう、そっと裏返してみましたが、読み取り部のライトもしっかり消えていました。
使用するため手を乗せると、タイムラグもなく、すっと使うことができました。すごい。

「アイドリングストップ機能」をオンにしていると、使用していない間は勝手に電源が切れてくれるので、もちろん仕事が終わった後パソコンを消してもマウスのスイッチはそのままでOK。
現在もずっと使用していますが、裏面のスイッチには触っていません。
体感的には有線マウスを使ってるときと同じ感覚ですが、線がない分、より快適です。

ちなみにこのマウス、性質上暗所だとセンサーが機能しません。その代わり、暗い場所で使う場合は真ん中の「WAKE」ボタンを押すとスイッチが入り、しばらく動かさずにいると自動で電源がオフになります。

しかしこのマウス、いったいどういう仕組みなのでしょうか。
LEDといえば発光ダイオードや電球のイメージがあります。しかしこのセンサー、特に光っているわけではありません。じゃあどうやってセンサーとして機能しているのか。

その謎を探るべく、立命館大学道関教授にお話しを伺いました。次回はこのマウスに使われているすごい技術についてお伝えします。

こちらから! 立命館大 「マイクロ環境発電」技術から生まれたエコマウス

大型望遠鏡で天体観測 京都産業大学「神山天文台」

2015年11月11日 / 話題のスポット, 大学を楽しもう

京都市北区にキャンパスを構える京都産業大学。実は創設者である荒木俊馬氏が天文学者であったことから、開学当時から天文学が学べるという、数少ない大学の一つです。学内には私立大学で一番の大きさを誇る望遠鏡を有する天文台、神山天文台があります。今回は10月24日(土)に開催された、京都産業大学神山天文台の講演会と夜の天体観望会に参加しました。

昼間は雲が多めだったため、少し心配しながらキャンパスを訪れました。入り口からも分かる丸屋根の天文台をめざします。
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天体観望会は18時からですが、今回は観望会のほかに天文学講座も開催されていたため、そちらにも参加しました。テーマは「小型屈折補償光学装置(CRAO)の開発」。地上からの望遠鏡による観測で障害となる、大気のゆらぎを軽減する装置の開発についての講演会です。

大気があることで観測にどんな影響が出るか、その影響を小さくするためにどのような方法があるのかなど、装置そのもの以外にも観測に関連する情報をわかりやすく解説してくださいました。
解説

今回講師として登壇された神山天文台専門員の藤代尚文さん。

集まった方々は宇宙や星が好きな方ばかり。講座を真剣に聞き入っていました。さらに今回は実際の装置を見る機会も! 実際の小型屈折補償光学装置を前に、皆さん興味津々の様子でした。
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小型屈折補償光学装置。こちらの装置は神山天文台の荒木望遠鏡のデータをもとに作られているそう

小型屈折補償光学装置。こちらの装置は神山天文台の荒木望遠鏡の仕様をもとに作られているそう

 

講演会から天体観望会までの間は、藤代さんをはじめ、研究者の方々と星や宇宙について話せるアストロノミー・カフェも開催。藤代さんや他の研究員の方、聴講されていた皆さまがテーブルで楽しく宇宙話に花を咲かせていました。
アストロノミー・カフェの様子

 

そして18時、いよいよ天体観望会のスタートです。ロビーに集まった参加者は、そのまま3階のドームへ。ドームの中心には、大学の創設者である荒木俊馬氏の名前を冠する荒木望遠鏡が!
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天井の開口部は望遠鏡と一緒に動くしくみ。よけいな光を望遠鏡に入れない工夫の一つ

天井の開口部は望遠鏡と一緒に動くしくみ。よけいな光を望遠鏡に入れない工夫の一つ

別日に撮影した全体像

別日に撮影した全体像

 

写真に納まりきらない大きさは圧巻。鏡の口径は1.3mもあるそうです。望遠鏡の種類は反射式望遠鏡。大きな鏡で光を集めて星の像を作るのだそう。

開始直後は20人弱の人数でしたが、次第に数が増え、最終的には約60人の方が天体観望会に参加していました。また、望遠鏡の側とロビーには、今どの星を見ているのかを確認できるモニターもあります。
また、荒木望遠鏡以外にも、外では小型望遠鏡による観測もあり、建物の中と外を行き来し、本当にいろいろな星を見せていただきました。

この日見せていただいたのは、月のほか、海王星や天王星、重星と呼ばれる二連星のアルビレオ(はくちょう座)、赤色巨星のガーネット・スターなど。その他、時間によってダブル・ダブル・スター(こと座)なども。海王星を実際の望遠鏡でみたのは初めてでしたが、本当に青くきれいな星でした。

観測中は研究員の方の説明や、学生スタッフの方にお話を伺うこともできます。学生スタッフの方にもお話を伺いましたが、皆さん学部を超えて星好きの方が集まっているそうで、素人丸出しの質問にも丁寧に答えてくださいました。皆さんとても楽しそうに説明してくださったのが印象的でした。

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こちらは小型望遠鏡での観測時に撮影させていただいた月。小型望遠鏡を通しての撮影ですが、クレーターや海の部分もくっきり見えます。もちろん望遠鏡で直接のぞいているときも細かい部分まできれいに見えて感動ものです。

また、この日はホールでの3D映像も上映されており、そちらも参加。

Mitaka上映会。映画館で使うような3Dめがねをかけて楽しみます。

Mitaka上映会。映画館で使うような3Dめがねをかけて楽しみます。

 

これまでに発見された星の場所を正確に記した映像とのことで、短い時間ですが、まるで宇宙遊泳しているような気分になる映像でした。


観望会開始から2時間弱、本当にあっという間に時間が過ぎてしまいました。今回参加した方からは、「観測はいろんなところでやってるけれど、事前予約が必要なところがほとんど。ここは予約が必要ないので、思い立ったら参加させてもらえるのがすごく良いなと思いました」との感想も。

「時期や季節によって参加者の数はまちまち。多い日には100人ほどになることもあります。リピーターの方もたくさんいらっしゃいますし、夏休みだと自由研究をかねて、小学生の方もたくさんいらっしゃいます」(藤代さん)とのこと。また、学校での見学会で神山天文台を訪れ、宇宙に興味を持ってこの大学に進学してくる高校生もいらっしゃるとか。

普段触れることがない大きな望遠鏡での観測は、宇宙の不思議に触れた気がして、とても楽しかったです。季節によって見える星も違うので、今度はぜひ別の日にもお邪魔したいなと感じました。皆さんも一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

大学アプリレビューvol.4 文字を体感?!「オノマトペ」

2015年11月2日 / コラム, 大学アプリレビュー

オノマトペ。日本では擬態語、擬音語として習う、「メラメラ」「ぞろぞろ」「ざわざわ」といった単語です。このオノマトペを文字アートとして楽しめる、日本大学藝術学部のゼミが開発したアプリ「オノマトペ」を紹介します。

「くるくる」「ゴシゴシ」「ひらひら」……。
生活してるといろんなところで「オノマトペ」に出会います。
もちろん日々使っているので、だいたいのイメージはわかるもの。でも実際これってどういうこと?と聞かれると、説明に困ってしまいますよね。

そんなときおすすめなのが、日本大学藝術学部文芸学科高橋ゼミナールの学生さんが制作したアプリ、その名も「オノマトペ」です!
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このアプリに収録されているのは、生活に密着した20種類のオノマトペです。

見たいオノマトペを選んで、

まずは「ざーざー」を選択

まずは「ざーざー」を選択

文字をタップ。すると
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このように選んだオノマトペのイメージが流れます。
記事では静止画ですが、実際のアプリは動画でオノマトペが表現されています。「ざーざー」ですと、上から雨粒が降ってきます。

「バラバラ」ですと
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文字が「バラバラ」に散っていきます。
(こちらはもう一度タップすると粒が集まってきます)

他にも
「くるくる」は

文字をなぞると「くるくる」が回転!

文字をなぞると「くるくる」が回転!

「ゴシゴシ」は、手で画面をこすることで文字が見えてきます。
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さらに「ビリビリ」では電撃のようなアニメ―ションとともに、バイブレーションが「ビリビリ」と効いてくる仕様。


それぞれのタイトル文字ももちろんこの「オノマトペ」をイメージしたものになっていますが、それ以上に動画として流れると、「なるほど!」と思ってしまいます。
タップするだけなのに思わずハマってしまう。

おとなももちろん楽しいですが、小さなお子さんだとよりいっそう夢中になるかも。
文字を目で見るという体験が新鮮です。

ぜひ皆さんも一度、オノマトペを目で感じる体験をしてみてください。

大阪府立大×みどり製菓のいちじくスイーツ!

2015年10月26日 / 大学発商品を追え!, 大学の知をのぞく

みなさん、いちじくはお好きですか?
羽曳野市は大阪の中でも随一のいちじく生産量を誇ります。しかしいちじくは柔らかくて傷みやすいため長距離出荷はなかなか難しい……。さらに一斉に収穫時期を迎えるため、地産地消、出荷されず廃棄されてしまうものも多いのだとか。
そんないちじくを救うべく立ち上がった「Habikinoいちじくプロジェクト」。今回はこの地域貢献プロジェクトで開発されたスイーツを紹介します。

羽曳野産いちじくを味わおう!「Habikinoいちじくプロジェクト」

「Habikinoいちじくプロジェクト」は、羽曳野市にもキャンパスを構える大阪府立大学とみどり製菓株式会社のプロジェクトです。
羽曳野産いちじくを広く知ってもらうと同時に、足がはやいため捌ききれず廃棄されることもあるいちじくをスイーツにすることで、廃棄いちじくの削減にもつなげようという試みです。

このプロジェクトではすでに2つのスイーツが商品化済みとのこと。そこで早速羽曳野いちじくスイーツを味わってみました。

まずはこちら「Habikino無花果」。
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和らびもち、ココナッツミルクムース、羽曳野ワインゼリーの3種類1セットで販売されています。もちろんすべてにいちじくが1~2個たっぷりと使用されています。

大阪いちじく(nanajiku)
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こちらは羽曳野いちじくと大阪府立大学で栽培された紫芋を使ったタルトケーキ。タルトの上にいちじくを皮ごと乳酸発酵させて作った甘酸っぱいゼリーが。いちじくの形をした見た目もかわいい一品です。

実食!

一人で食べてしまうのももったいないので、ちょうどオフィスにいたほかのメンバーを巻き込んで試食会。
まずは「Habikino無花果」。
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トップバッターは和らび餅。
きなこをかけすぎたのか、少しきなこに負けてしまったものの、後味でいちじくの風味を感じます。まさに和スイーツという感じ。

お次はココナッツミルクムース。3つの中で1番甘い!ココナッツミルクの香りも強め。とくに甘いものが好きな方に人気でした。

最後にワインゼリー。柔らかめの赤ワインゼリーにいちじくの果肉入り。ワインが使用されているので甘さ控えめでおとなの味でした。いちじくの果肉ががっつり入っているのですが、これがまたおいしくて、個人的にはワインゼリーが1番お気に入りでした。

次は「大阪いちじく(nanajiku)」をいただきました。こちらのタルトケーキ、1箱に7個入りなので「ナナジク」なのだとか。
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小ぶりのタルトケーキですが、紫芋のおかげで食べ応え十分!上に載ったいちじくゼリーも甘すぎずあっさり。ほんのりいちじくの香りがして、あっという間に食べてしまいました。
タルト生地もしっとりしていて、とても食べやすかったです。

どちらもパッケージが凝っていて、お土産にもぴったりかも。
通信販売や大阪の各地で購入可能なので、ぜひ一度味わってみてください。

さてこちらの「Habikinoいちじくプロジェクト」ですが、どうも第3弾の商品を現在開発中とのこと。そこでこちらのプロジェクトと、開発中の第3弾「いちじくほっぺ」についてお話をお伺いしたいと思います。
次回はその様子をお届けします。


次回更新は11月中旬を予定しています。

大学アプリレビュー番外 YesNoで出身地が分かる!東京女子大学「方言チャート」

2015年10月16日 / コラム, 大学アプリレビュー

日常会話で何気なく使った言葉なのに、相手に「なにそれ?」「どういう意味なの?」と聞かれた経験ありませんか? 関西弁、東北弁という大きなくくりでなくても、地域が違えば使う言葉が全然違う、標準語だと思っていた言葉が通じない…… そんな方言を軸に出身地当てができるのが、東京女子大学篠崎ゼミとジャパンナレッジが作成した「方言チャート」です。

さて、いつもはスマートフォンアプリをご紹介していますが、今回は番外編。
今回はスマートフォンなどにインストールするタイプではなく、ウェブサイトにアクセスできるものであれば、スマートフォン、パソコンからも遊ぶことができます。

さらに「方言チャート」より細かい地域が判定できる「方言チャート100」も。
まずは47都道府県を判定できる「方言チャート」にチャレンジ!
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ここで出身地として出てくるのは、3~4歳から13~14歳までに生活していた地域とのこと。私自身は奈良県が出身地になります。
さて結果はどうなるのか。それでは早速スタート。
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こちらは「はい」を選択。
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いいえ…と二択をひたすら選択、選択、選択……10問進んだところで
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でた「めばちこ」!これは「はい」ですね。いわゆるものもらいのことです。
知っている単語があるとなぜかテンションが上がります。
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これも「はい」。
よく使うのですが他の地域では使わないと知り、びっくりした方言の一つです。
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「いいえ」ですね。
続けていくと……
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なぜか広島県にたどり着きました。どこかで選択を誤ったのか?
ということでもう一度チャレンジ。
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無事、奈良県民で在ることが証明されました!
結果画面では、方言チャートの制作秘話の動画やその地域の名産品なども表示されます。
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どれもこれも私にはなじみ深いものですが、いかがでしょうか。

ちなみにこちらですが、パワーアップした「方言チャート100」が既に公開されています。47都道府県版同様二択で遊ぶことができます。「方言チャート100」では都道府県だけでなく、さらに細かい地域が判明します。

やってみると、方言としてなじみ深いものから「これって方言だったの?」とはじめて知るものもあり、いかに普段何気なく方言に触れているかが分かります。

他のメンバーにもチャレンジしてもらいましたが、特に「方言チャート100」ではかなりの確率で出身地が判明しました。

出身地なんていわれなくても分かってるよ、という方もぜひ一度やってみてください。新たな発見があるかもしれませんよ!

 

シックでおしゃれ! 京都精華大の学生食堂「REATA(れあた)」

2015年9月28日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

学生食堂といえば安くて量が多い学生のための施設、そんなイメージをもつ方も多いのでは。最近はおしゃれな場所も増えていますが、やはり昔ながらのイメージはなかなか消えません。 ですが、京都精華大学にはそんなイメージを根本から変えてしまう学生食堂があります!

キャンパス“外”の学生食堂「REATA(れあた)」を訪ねてみた。

京都精華大学には一風変わった学生食堂があるらしい。そんな話を聞きつけ、前回サテライトスペース「kara-S」の取材でもお世話になった京都精華大学にお邪魔してきました。
参考:芸大生の作品がいつでも買える!?京都精華大のサテライトスペース「kara-S」

出町柳駅から貴船に向かう叡山電車に揺られ、訪れたのは京都精華大学。 今回お邪魔した「REATA」は、大学キャンパス内ではなく、キャンパスの“外”にあります。
ちなみにキャンパスの“外”とはいうものの、学校の敷地からはすぐ近く、最寄り駅からも徒歩2、3分の距離にあります。
れあた外観
まずは外観。学生食堂とは思えないシックな佇まい。
れあた_内装1れあた_内装2

内装も同じく、とてもおしゃれ。 取材時は解放されていませんでしたが、外のお席もあります。そこから見える景色もなかなかのもの。

外の席から見える風景。右側に見えるのが京都精華大学のキャンパス

外の席から見える風景。右側に見えるのが京都精華大学のキャンパス

壁にも学生の方々の作品が飾られ、静かな空間。私たちが想像するようないわゆる「学生食堂」の雰囲気はあまり感じません。 私もこんな学生食堂で学生時代を過ごしたかった……と思わずため息が。

そもそも、なぜこのような学生食堂をつくることになったのか。京都精華大学専務理事の石田さんにお話を伺いました。

京都精華大の力で復活!「REATA」の物語

当時の様子を知る専務理事の石田涼さん

当時の様子を知る専務理事の石田涼さん

「この『REATA』ができたのは2002年。その前は『りとるれあた』というレストランがありました。私が赴任した80年代の後半は今ほど叡山電車も便利ではなくて、この大学は陸の孤島でした(笑)。一度登校すると、食事できる場所というのは学内の食堂と『りとるれあた』と、もう1軒のレストランくらいしかありませんでした」

89年までは叡山電鉄と京阪電鉄が連絡しておらず、京阪三条からバスに乗って出町柳へ向かい、そこから叡山電車に乗る必要があったそうです。当時この場所にあった「りとるれあた」は、京都市内から貴船や鞍馬に向かう途中にあるということもあって、少し立ち寄って食事をするにはもってこいだったようで、さまざまな方が利用されていたそうです。

「けれど叡山電車が便利になってお客さんが減ったのか、『りとるれあた』ももう一軒のレストランも2000年になるころには閉店してしまいました。一方で京都精華大学は2000年にマンガ学科、環境社会学科など、学科を増設し、学生数を増やしていきました。
90年代から設備増強を行って学生食堂も広く改装していましたが、新学科ができてくると足りなくなってきた。どうしようと思っていたときに、元『りとるれあた』の土地が売りに出されていたので購入したんです。そしてそこに新しく学生食堂を建てようと。キャンパス外ですがすぐ近くでしたし、じゃあここにと」

なるほど。「REATA」の名前は「りとるれあた」からきているんでしょうか?

「そうですね。せっかくだし馴染みのある名前の方が良いだろうということで、『りとるれあた』の名前をいただいた『REATA』という名前が採用されました」


ところで、いわゆる学生食堂っぽくないシックな建物と内装は、どのようにして決められたんでしょうか。

「この場所自体は更地になっていたので建物をいちから建てる必要がありました。せっかく新しく建てるならということで、建築コースの卒業生の力を借りました。コンペ形式でデザインを募って、その中で今の建物のデザインになったんです。椅子や机はいろんな所から集めてきたものですね」

中華レストランだった『りとるれあた』

「元々ここにあった『りとるれあた』なんですが、名前の由来はアメリカの古い映画『ジャイアンツ』(56年)に出てくる牧場の名前から取られたようです。ですが、そんな名前に反して『りとるれあた』は中華料理店だったんですよ」

なんと?!今の「REATA」は定食などを取り扱う食堂です。復活させた当時、中華料理店にというお話しはなかったんでしょうか。

「カフェ形式にしようか、という話はありました。うちの大学は海外からの留学生も多いので、いろんな国の料理を扱うエスニックよりのカフェはどうだろうと。けれど当時の理事長のこだわりもあって、学生食堂らしい和風の定食などを扱う今の形が採用されました」
そうして生まれ変わった「REATA」。学生や先生方はもちろん、理事長や学長が来ることも多いのだそう。学生食堂というと職員の方はともかく、あまり役員の方が利用するというのは聞きません。

「学校によっては先生と学生、役員でそれぞれ専用の場所を設けるところもある。表だって分けていなくても、価格帯的に学生は利用しづらかったりする場所もあります。でも京都精華大学は、教職員も学生も、学長や理事長も分け隔てないことが信条です。昔も今も、食堂に来てみれば理事長がいたりするのも普通の光景で、もちろん『REATA』も同様です」
この日もいろいろな方が『REATA』を訪れていましたが、皆さん周りを気にすることなく普通に食事をしていました。

学生や教職員の発表の場としても

実は「REATA」は学内者であれば無料で貸しきり可能だそう。そのため学生や先生のイベントごとに使用されることもあるそうで、
「過去には振りコピサークルの『しかいろクローバー』や人文学部教員 小松正史のピアノライブも行われて盛況でした」
とのこと。

またイベントだけでなく、教職員の方々の歓送迎会やゼミの打ち上げなどにも利用されることが多いとか。
前回うかがった「kara-S」もそうですが、学生や先生が発表したり気軽に利用できる場がたくさんあるというのは、とてもうらやましいなと感じてしまいました。

「REATA」の味は?

さていろんなお話しをおうかがいしましたが、肝心のお料理について。せっかくなのでと一番の人気メニューをいただきました。
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「REATA」オススメは「丹波あじわい鶏焼定食」。
しっかり焼き目の付いた丹波鶏を塩でいただくことができます。もともとの丹波鶏自体のおいしさが塩で引き立てられて、さすがオススメメニュー……本当に美味しかったです。
ご飯とお味噌汁、たっぷりのキャベツがついて650円(2015年8月現在)

「REATA」は学外者も利用できますので、ぜひ一度この味を堪能してください!



大学アプリレビューvol.3 写真投稿で未来予想?!「おもりんく京都版」

2015年9月16日 / コラム, 大学アプリレビュー

ふらっと寄ったお店や友だちのお気に入りのお店、そういうのを共有できたら……しかも自分の好みからおすすめのお店を見つけてくれたり。そんな願いを叶えるのが、京都大学の技術が詰まった「おもリンク京都版」です!

おもリンク京都版は文部科学省の大学発新産業創出拠点プロジェクトの一環として作成された「おもいで共有・未来予想アプリ」です。とくにこの「未来予想」にあたる部分に京都大学新熊亮一准教授の技術が使われているとのこと。過去のデータを分析し、その人に合わせた情報が表示されるという。
未来予想とは何ともSFチックな響きです。

トップ画面

トップ画面

アプリをダウンロードして立ち上げたら、まずは会員登録。その後写真をアップしていくことで思い出が蓄積されていきます。会員登録はFacebookのアカウントを使うことも可能です。>※GPS機能を使うため、使用の際は位置情報をオンにする必要があります。

写真をアップすると、
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アップした場所や写真の位置情報によって地図上に写真が!

アップした写真は詳細も見れます。

アップした写真は詳細も見れます。

写真に記録されている情報を読み取ることで、過去の写真もしっかり地図に反映。位置情報などがない場合は、アップした場所と日時に登録されます。

共有機能を使うことで友だちの行ったお店を共有することも。

ピンク色のアイコンはアプリが予想したおすすめ情報。<地図上にはこれまで訪れたお店と、未来予想でオススメのお店が並びます。アイコンの色が違うので一目瞭然。なお、登録は他地域の情報も登録できますが、未来予想で表示される情報は京都のものに限られるとのこと。今後は地域拡大も予定されているそうです。

お店情報はホットペッパーと連動しており、に繋げばクーポンを確認することも。

さらに!共有機能を使うと、友だちの情報を自分のスマートフォンに取り込むことが可能になります。共有は共有画面を開き、スマートフォンを重ね合わせることで共有できます。

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自分の情報と友だちの情報も合わせて、アプリがオススメの「未来予想」を提供してくれます。

未来の情報はタイムラインでも表示されます

未来の情報はタイムラインでも表示されます

さてこのアプリですが、今回は「共有」がキーワードなので、京都府在住の学生さん4人に実際にアプリを使用してもらい、感想を聞いてみました。

「自分の行動範囲でおすすめの飲食店や美術展が『未来予想』として追加されていくのが新鮮!知らないお店を沢山投稿してくれるのがよかった」
「一度行ったお店はマークされるので、再訪する時に便利かも」
「iPhoneをかざして共有するのが、携帯電話の赤外線通信っぽくて懐かしい。『ふれあい』の理念がここにあるのかなと思いました」

他にも、友だちのおすすめのお店をすぐ共有できるのが便利という声も。せっかくおすすめを聞いても忘れてしまったり、すぐに伝えることができないこともあるので、思いついたときに共有して、あとから見返せるのは便利だったようです。

ほかにも「こんな機能があったらいいな」というのも伺いました。

「プライバシーの関係でをオフにしていることもあるので、位置情報のない写真でもあとから情報を追加できたらもっと便利かも」
「お店の名前を入力するだけで住所や他の人の投稿を検索できると嬉しい」
「写真の加工機能も欲しい!」
「共有のエラーが多かったような……せっかくの機能なのでもったいないと思った」

とはいえ、ふれあって共有、未来予想という機能は好印象だった様子。未来予想もなかなかの高感度だったようです。これを使えば、ライフログ的な使い方をしつつ、自分の行動範囲も広げられるかもしれませんね。

妖怪と日本人の関係 大谷大学公開講演会「見えないものを『描く』妖怪画の世界」

2015年7月15日 / 体験レポート, 大学を楽しもう

ゲゲゲの鬼太郎に京極夏彦の百鬼夜行シリーズ、そして今子どもたちに大人気の妖怪ウォッチなど。
現代でも妖怪は根強い人気コンテンツです。けれど、そもそも妖怪は普通なら目には見えないもの。なのに妖怪はいつころからこんなに身近になったのでしょうか。
その謎に迫るべく、国際日本文化研究センタ-所長で「妖怪学」の権威、小松和彦先生の講演「見えない『もの』を描く—妖怪画の起源—」に参加してきました。

大谷大学

京都市内にメインキャンパスを構える大谷大学。今回の講演はこの大谷大学大谷学会の春季講演会として開催されました。

 

開演前の様子。かなりの人が集まっています。

会場に入ると、すでに多くの人が資料をめくりつつ待機中。学校の先生らしき方もいましたが、一般の方や学生とおぼしき人も多数いらっしゃいました。今回のプログラムでは大谷大学短期大学部の一色順心教授による講演があり、その後小松先生の講演が開催されました。

 

国際日本文化研究センタ-所長 小松和彦先生

国際日本文化研究センタ-所長 小松和彦先生

小松先生の研究テーマは民間信仰や口承文芸学、そして妖怪学や妖怪画研究など。
小松先生が妖怪画の研究を始めたとき、まだこの分野について詳しく研究している学者はいなかったそうで、まさしく妖怪画研究の権威です。
参加者の中には「小松先生のことを以前から存じていて、今回講演があると聞き、(大阪から)聴講に来ました」という熱心なファンの方もいらっしゃいました。

 

そんな小松先生ですが、なぜ妖怪を研究しようと思ったのか。講演は先生の研究動機から。

 

「たとえば信貴山縁起絵巻※には帝の病を治すため、物の怪を打ち払う『剣の護法』の姿が描かれている。なら、(同じ絵巻物に退治される側である)物の怪の姿も描かれているのでは?と思ったのですが、残念なことに物の怪の姿はない。なら、ぜひとも物の怪の姿も見てみたいと思った」

きっかけはとても些細なことのように思いますが、「見たい!」という好奇心でここまでの成果を残してしまうところに、先生のすごさを感じずにはいられません。

 

※信貴山縁起絵巻は平安時代に成立し、奈良県の信貴山朝護孫子寺に伝わる絵巻物の一つ。このお寺に住んでいたという命蓮上人という高僧にまつわる話が描かれており、「剣の護法」が登場するのは、命蓮上人が不思議な力でもって醍醐天皇の病を治してしまう「延喜加持の巻」。醍醐天皇が回復するシーンで命蓮上人の使いとして登場するのが、剣でできた衣をまとった神霊である護法童子、「剣の護法」です。

 

さらに、妖怪とはどういうものかについて、先生の説明が続きます。

 

「明治時代の物理学者であり、俳人でもある寺田寅彦の『化け物の進化』には、『人間文化の進歩の道程において発明され創作されたいろいろの作品の中でも『化け物』などは最もすぐれた傑作と言わなければならない』とあります。となりのトトロや、最近であれば妖怪ウォッチなど、人間のつくった妖怪はどんどん増えているし、いつの間にか、私たちは妖怪や、妖怪と呼ばれるものと一緒に生きています。信じる信じないは別として、妖怪が生活に浸透しているのです」

 

では、そんな身近な妖怪たちが私たちの前に見えるものとして登場するようになったのは、いつころなのでしょうか。
妖怪画のスライドと共に、これほどまでに妖怪が身近になってきた起源について、小松先生が話してくださいました。

「妖怪」?「鬼」?「物の怪」ってそもそも何? 見えないものを表現する。昔の人々の「物の怪観」

そもそも妖怪、あるいは鬼、あるいは物の怪とは何なのか?

 

今でこそ病気の原因はウィルスや細菌といった原因が明らかにされてきていますが、昔はすべて『鬼』や『物の怪』などが原因だと考えられていました。しかし、現代の私たちがそうであるように鬼や物の怪、あるいは神様といった存在は、普通の人たちには見えません。

 

「妖怪が絵として表現されはじめるのは12世紀ころから。神様はそれよりも早く8世紀ころから、彫刻や絵として表現されています。先ほどの『信貴山縁起絵巻』では、天皇が『剣の護法』を夢に見ます。神や物の怪は、まず天皇や霊能者といった特別な人の目を通して語られます」

 

つまり、普通ではない特別な人たちが夢でお告げを受けたり物の怪に出会い、さらにその人々の口から、さまざまな神様や物の怪の姿が語られていった、というのがはじめだとのこと。さらにその話を見聞きした誰かが、こうして絵や像として残していったようです。

 

神様の絵。

神様の絵。手前の女房よりも奥の神様が数倍大きく描かれている。

「文献で確認できる限りでは、763年に満願上人が多度神の神像を刻んだという記事があるのが初出です。また、このころ描かれたものはほとんど貴族と同じ格好で、身体だけが妙に大きい。巨大な姿で描かないといけないという風潮があったからかもしれない」と小松先生。

人々に混ざっている天狗がいる

全員人間に見えるが、1番左の僧は実は天狗だそう

「物の怪の姿を『蛇』として描いているものもあります。必ずしも鬼の姿をしているわけではないんです。お坊さんに化けた天狗など、コンテクスト(文脈・文献)によって物の怪の姿はさまざま。そのさまざまな絵を集めることで、当時の人たちの『物の怪観』を解き明かすことができます」

多種多様な妖怪のパレード。百鬼夜行の登場と現代の妖怪

さらに時代が下ると「百鬼夜行」の登場です。ここで描かれているものはこれまでの物の怪から変化が出てくるようです。

 

「このあたりからすべてのものが妖怪として描かれるようになっていきます。元道具であったり元鹿であったり、とにかくいろいろなものが人に手によって妖怪として描かれ、人によって妖怪がつくり出されていくようになります。日本人の面白いところは、元の形や特徴を残しながら妖怪を描くところ。これは江戸から先、現代の妖怪たちにも通じるところです」

 

これまでは鬼や神様など、一見して何かわからないものもありましたが、百鬼夜行に描かれる妖怪は、現代の私たちから見ても「あっ」と思うものが多くいます。この流れは現代私たちがよく見る妖怪の姿につながっているようです。

そういえば、ゲゲゲの鬼太郎のぬりかべや唐傘小僧、妖怪ウォッチに出てくる妖怪たちも何となく妖怪以前の姿が伺えるものがたくさんいますね。

 

「たくさんの妖怪は人がつくることができるし、現在もどんどん新しい妖怪がつくり出されているのです。このように起源を探っていくと、必ずしも単一ではないけれど、(どういうものが元になっているのかを)伺うことができます。こうして妖怪の多様化が進み、妖怪たちが無限に増える。このころの豊かな妖怪文化の成長が、現代にもつながっているのです」

 

最近さまざまな形で妖怪を目にする機会が増えていますが、妖怪文化がこれほど古くから、日本人の想像力の積み重ねでできてきたものとは思っていませんでした。今も増えている妖怪ですが、今回の講演のように、100年後くらいには「21世紀の妖怪観」というふうに、研究される日が来るのかもしれないなと感じました。

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