誰でも楽しめる! 金沢工業大「世界を変えたレコード展」

音楽の普及に大きく貢献したLPレコード。
そのなかでも、ジャズ、ロック、カントリー、ブルース…いくつものジャンルに分類されながら、発展し続けている音楽「ポピュラーミュージック」のレコードを集めた展示会を金沢工業大学がナレッジキャピタルで開催すると聞き、行ってきました!(しかも無料!)
その名も「世界を変えたレコード展」。3つのトラック、7つのブースに分かれ、レコードの魅力を紹介する展示会です。
ちなみに金沢工業大学にはPMC(ポピュラー・ミュージック・コレクション)という施設があり、総計20万枚を超えるレコードとサブカルチャーにまつわる書籍などを所蔵。今回の展示はこのPMCから選び抜かれたレコードが展示されるとのこと。(PMC公式Web)
正直、レコードのことは全く知らないのですが、なんとなくわくわくします!
おおー! すごい量のレコードがずらり! ジャケットを見てまわるだけでも楽しいです。
展示ブースを区切る曲線状の壁には時代を代表するレコードのタイトルがぎっしり。マニアの方にはたまらないのではないでしょうか。
こちらはブース4の「ミュージックフェスティバル」。
レコードと一緒にアーティストのスタッフパスや、バンドTシャツなどが展示されていました。舞台上から見ればこんな感じなのかな、という大きな写真も。
わたしが一番楽しかったのがこの特殊ジャケットコーナー!
変形ジャケットやトリックアートのようなジャケット、映画のフィルムが入っているかのような缶のジャケットなどなど…。レコード本体にアイドルがドーンとプリントされたものも展示されていました。黒くないレコードってかわいい!
また、レコードは音楽だけでなく、アートの世界にも変革をもたらしたそう。31.3センチ四方のジャケットは存在感が大きく、身近なアートとしても親しまれるようになっていました。そんなレコードジャケットを「アート」の観点から選び抜かれた150点を一気に見られるスペースも!
平日の夜に行ったのですが、スーツを着た方が多くいらっしゃいました。場所、時間ともに仕事帰りに立ち寄れるってステキですね。
レコードを探す体験(?)のできる場所や記念撮影スペースなど。無料とは思えないほど充実していました!
今回ご紹介しているのはほんの一部です。レコード好きな方にはたまらない展示会なのはもちろん、レコードがよく分からなくてもジャケットデザインを見てみたり、雰囲気を味わったりと楽しめる展示会でした!
ぜひみなさん、実際に行ってみてください。期間は2017 年7月23日(日)まで。お見逃し無く!
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