兵庫県宝塚市にある甲子園大学は、宝塚市と連携して地域貢献活動を推進しています。なかでも、栄養学部の知的資源を活かしてセミナーや料理教室を開催するなど、力を入れて取り組んでいるのが“食育”の普及・啓発。学食「メイプルキッチン」の地域開放もその取り組みのひとつ。管理栄養士が考案した栄養バランスのよいメニューのある学食が学生以外の人も気軽に利用できるのです。
最寄りの阪急宝塚駅から徒歩20分強ですが、大学があるのはかなりの高台。急な坂道が長く続くので、体力に自信がない人はスクールバスの利用がおすすめ。宝塚駅の改札を出て左に進み、右方向にある階段を降りたところがバスの発着場です。運行スケジュールは甲子園大学ホームページで確認を。
甲子園大学に行くなら、スクールバスがおすすめ
高台にある甲子園大学は、眺望抜群!
スクールバスで大学までは7分ほど。バスを降りてすぐそばにある3号館の1階に、ガラス張りの明るい学食があります。日替わりメニューが人気で、日替わりランチ・日替わり丼は410円、日替わり麺は380円。この日の日替わりメニューは、タンドリーチキンランチ、とろろ牛丼、とり天ゆずおろしぶっかけうどん(そば)でした。管理栄養士が考案しているだけあって、定番の学食メニューとはひと味違う、そんな期待を感じさせるメニューばかりです。
3号館1階にある「メイプルキッチン」
券売機で食券を購入して、カウンターで注文。とろろ牛丼にはサラダ・みそ汁が付いています。やわらかくてしっかり味のついた牛肉に、とろろと卵をからめて食べると相性ぴったり! あきることなく最後までおいしくいただきました。栄養バランスが良いうえにおいしいなんて、とてもお得感がありますね。和洋中のバラエティに富んだ日替わりメニューが登場するので、訪れた日にはどんなメニューに出会えるかお楽しみに。また、食堂の一角にある売店には、手作りのお弁当やおにぎり、おかずが並んでいました。こちらもおいしそうな一品があったので、自分でお好みの品々をチョイスしてもいいかも。
つやつやの生卵にグッとくる「とろろ牛丼」
売店コーナーにも美味しそうなメニューが並ぶ