今回は「読書の秋」にちなみ、読書や本にまつわる記事を集めました。本に囲まれ、ゆったりできるスペースや図書館などの話題をご紹介します。お出かけがてら、人の気配を感じながら本を手に取るのもいいですね。
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●都心の本の杜! 國學院大學「みちのきち」で本とともに憩う。
(C)國學院大學
最初にご紹介するのは、國學院大學のキャンパス内にあるフリースペース。なんとも落ち着けそうな空間です。
本離れが進む中、「紙の本」を手にとってもらいたいという思いから大学内につくられたスペースで、一般の方も利用可能です。
「みちのきち」とは不思議な名前ですが、“未知”のことを既知に変える “基地”、人生(”道”)の迷いに向き合う”基地”‥などの意味がこめられているそうです。
記事はこちら! ※記事中の【教授のおススメ本】のコーナーは取材時(2018年4月)の特集です
●神戸大からすぐの「ink BOOKS and COFFEE」でゆったり時間。
本に囲まれてゆっくりできそうな空間をもう一つ。
レコードから流れる音楽も心地よく、日常を離れてリフレッシュできそうです。
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●明治大学「現代マンガ図書館」がリニューアル! ここでしか見られない企画展と超レアなお宝を見学
今年(2021年)リニューアルしたマンガ専門図書館の紹介記事です。
建物の1階で開かれている常設展や企画展の展示を自由に見ることができ、熱心なマンガ好きでなくても気軽に楽しめそう。会員登録をすると、2階の閲覧室も利用できます。
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このリニューアルにより、現代マンガ図書館と「明治大学米沢嘉博記念図書館」のカウンターサービスや閲覧室が一体化されています。リニューアル前の様子について知りたい方は、下のリンクより「コミケの父、その偉業に感涙!明治大学米沢嘉博記念図書館でマンガとサブカル、懐かしのコレクションを手にとる。」 の記事もどうぞ。
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●京都国際マンガミュージアムで知った、ジャパンクールの底力!
東にマンガ博物館あれば、西にマンガミュージアムあり。ということで、京都のマンガミュージアムの紹介です。
京都精華大学と京都市の共同事業で開館したミュージアムです。「マンガを自由に読める場所」としか認識していませんでしたが(それも間違いではないのですが)、江戸期の戯画浮世絵から明治・大正昭和初期の雑誌、戦後の貸本や海外の作品なども所蔵していて、展示やワークショップなどで公開・活用されているそうです。
建物は昭和初期に建てられた小学校の校舎が活用されていて、古い建物に興味がある人にとっても気になりそうな存在です。
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●大阪大学発「紙の電子ペーパー」が未来を変える。
少し異色なところで、サイエンス系の話題も。
「紙の電子ペーパー」は、その名の通りディスプレイが紙でできており、電極や電源も紙の材料を使ってつくられています。
取材した先生の「紙」へのこだわりぶりは徹底していて、導電材料を紙に均質に塗る方法も、伝統的な紙漉きの原理を応用しているとのだとか。よく分からないけど、なんかすごそうです。
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感染対策に気をつけながらも、いろいろな場所に出かけやすくなったのはうれしいことです。
ご紹介した施設、お店は予約は不要ですが、人数制限が設けられている所もあります。ウェブサイトなどで最新の情報をご確認のうえ、お出かけください。