ほとんど0円大学 おとなも大学を使っっちゃおう

  • date:2021.5.6
  • author:柳智子

私たちはどう情報を受け取っている? さまざまなメディア研究記事まとめ!


コロナ禍で非対面、非接触コミュニケーションの模索が続く中、今回はオンライン以外のコミュニケーションや情報伝達の手法に注目。手作り感のある小冊子からラジオやテレビ、食べ物の色がもつメッセージまで、様々な情報伝達やメディアに関する記事をご紹介します。


ラジオ

 

  ↑ ラジオを媒体に人気を博した歌手、ビング・クロスビー

 

●ラジオの魅力はアメリカで花開いた。四国学院大学・福永健一先生に聞く、声のメディア史

 

 「軽く口ずさむような歌い方」はポピュラー音楽でなじみのあるものですが、実はラジオの普及と深い関わりがあることをご存じですか? ラジオが普及する以前は劇場で朗々と歌い上げるスタイルが主流。“ささやくような歌声” は、録音技術の向上とラジオ放送の普及なしには実現し得ないものでした。


まるで自分のためだけに語り、歌ってくれているような親密さ――それこそが声の文化、ラジオの本質と語る、四国学院大学・福永健一先生による声のメディア史のご紹介です。

 

記事はこちら!

 

■雑誌

pilepattern

http://zineopolis.blogspot.com/p/about-collection.html

 

●大文字の歴史に載らない声を集める
 ――ポーツマス大学、ジャッキー・ベイティ博士が語るZINEアーカイブプロジェクト「ZINEOPOLIS」

 

カラフルでウィットの効いたイラスト、タイポグラフィー、おしゃれな写真のコラージュ――。
上の写真に写っている小冊子、一見したところアーティストの作品集のようですが、実は個人が家庭用のプリンターなどを使って手作りしたもの。
ジン(Zine:雑誌のMagazine が語源)と呼ばれ、20代~30代を中心に人気をよんでいます。


SNSで何でも発信して情報を受け取れる時代に、紙でできた冊子が人気とはちょっと意外。紙の本を手に持つことの心地よさ、人間にとっての触覚の重要性を指摘するのはポーツマス大学(イギリス)でジンの創作・研究・教育活動を行うジャッキー・ベイティさんです。詳しいお話を伺ってみました。

 

記事はこちら!

 

★こちらの記事もどうぞ

フリペ専門店で聞く! 大学生が作る超個性的なフリーペーパーの魅力

 

■テレビ

松山 秀明先生(関西大学)のゼミ風景

松山 秀明先生(関西大学)のゼミ風景

 
●時代の「今」を伝える貴重な歴史資料、テレビから戦後日本社会を描き出す

 

ファミレスや空港、居酒屋など、ひとつの現場にカメラを据え定点観測するドキュメンタリー番組や、終電を逃した人の家までついていく番組が人気です。これらの番組を未来の視聴者が見れば、間違いなく2010年代の日本社会が見えてくる、それは文字による記録とは異なる情報をもつ、と語るのは関西大学の松山秀明先生です。


ネット配信で24時間自分好みの情報だけを受けとれる時代、テレビの価値とは何なのでしょう。戦後の日本社会でテレビは何を伝え、どんな影響を人々に与えてきたのでしょうか。歴史資料としての価値や、場の共有などの視点から問い直します。

 

記事はこちら!

 

■報道

水出先生のご著書。関東大震災と伊勢湾台風を主なテーマとし、災害間、地域間、時代ごとの比較を通じ、記憶と認識の変遷に迫った。(水出幸輝著、人文書院発行、2019年)

『〈災後〉の記憶史』水出幸輝 著

 

●3.11の記憶を薄れさせないために私たちがすべきことは?  新鋭の社会学者に聞く、災害の記憶のつなぎ方

 

震災や水害などの災害の記憶が、メディアでの扱われ方や大規模イベントによって簡単に忘れられたり復活したりする――。関東大震災(1923年)の記憶が、ある国家的イベントの開催を機に忘れられかけていたことを明かすのは、災害のメディア史を研究する水出幸輝先生です。


“復興五輪” を掲げた東京2020オリンピック・パラリンピックや、コロナ禍中でその開催が取りざたされる今の世相とのつながりも感じさせられます。

 

記事はこちら!

 

■広告・マーケティング

久野先生_トークjpg

京都大学  久野 愛先生

●なぜ、人はおいしそうと感じるの!?

 

スーパーやコンビニで食べ物を選ぶとき、ほとんどの人は視覚に頼って「おいしそうかどうか」を判断しています。とくに野菜や果物などの食べごろを判断するサインとして、“おいしそうな色” は自然界の中で決まっていると考えられます。

一方、抹茶ケーキの写真を見たアメリカ人に「苔の色みたい」と言われたというエピソードも。ある食べ物を見ておいしそうと思うかどうかは、多分に習慣や文化の影響を受けています。


文化や歴史、さらにビジネスの視点から食べ物の色を読み解くと、何が見えてくるのでしょう? 京都大学の久野愛先生にお伺いしました。

 

記事はこちら!

 

■プラモデル(!?)

松井先生の著書『模型のメディア論 時空間を媒介する「モノ」』(2017年 青弓社)。日本社会のなかの模型について、歴史・現在・理論の3つの側面から解き明かした意欲作。この記事でのちほど取り上げる、模型の歴史についても詳しく紹介されています

 
●プラモデルが人気なのはなぜ?  デジタル時代のモノの魅力を愛知淑徳大の松井広志先生に聞いてみた。

 

「おうち時間」にプラモデルや手芸など、一人で何かをつくる人も増えています。好きなキャラクターをつくりながら、アニメの世界観やシーンに思いを馳せる人も多いでしょう。


“何かを媒介する” ことがメディアの定義であれば、プラモデルというモノにも、アニメの世界観を媒介するメディアとしての機能があるのでは?と考えるのが、愛知淑徳大学の松井広志先生です。詳しいお話を伺ってみました。

 

記事はこちら!

 

RANKINGー 人気記事 ー

  1. Rank1

  2. Rank2

  3. Rank3

  4. Rank4

  5. Rank5

CATEGORYー 新着カテゴリ ー

PICKUPー 注目記事 ー

BOOKS ほとゼロ関連書籍

50歳からの大学案内 関西編

大学で学ぶ50歳以上の方たちのロングインタビューと、社会人向け教育プログラムの解説などをまとめた、おとなのための大学ガイド。

BOOKぴあで購入

楽しい大学に出会う本

大人や子どもが楽しめる首都圏の大学の施設やレストラン、教育プログラムなどを紹介したガイドブック。

Amazonで購入

関西の大学を楽しむ本

関西の大学の一般の方に向けた取り組みや、美味しい学食などを紹介したガイド本。

Amazonで購入
年齢不問! サービス満点!! - 1000%大学活用術

年齢不問! サービス満点!!
1000%大学活用術

子育て層も社会人もシルバーも、学び&遊び尽くすためのマル得ガイド。

Amazonで購入
定年進学のすすめ―第二の人生を充実させる大学利用法

定年進学のすすめ―
第二の人生を充実させる …

私は、こうして第二の人生を見つけた!体験者が語る大学の魅力。

Amazonで購入

フツーな大学生のアナタへ
- 大学生活を100倍エキサイティングにした12人のメッセージ

学生生活を楽しく充実させるには? その答えを見つけた大学生達のエールが満載。入学したら最初に読んでほしい本。

Amazonで購入
アートとデザインを楽しむ京都本 (えるまがMOOK)

アートとデザインを楽しむ
京都本by京都造形芸術大学 (エルマガMOOK)

京都の美術館・ギャラリー・寺・カフェなどのガイド本。

Amazonで購入

PAGE TOP