“渋谷”と聞いて知らない人はいないはず。でも街の歴史については意外と知らないのではないでしょうか。今回は「死と再生」をテーマに、あまり知られていない、渋谷の裏側を知ることができる國學院大學博物館の企画展SHIBUYAをご紹介します。今回は学芸員の石井匠さんに案内をしていただきました!
まず入って目に入るのが、渋谷で発掘された旧石器時代の石器から近現代の陶器の展示。2万5千年がぎゅっと凝縮されています。写真NGなので、ぜひ間近で見ていただきたいと思います。
渋谷は早くから開発が進んでいたので、多くの遺跡が壊されているのですが、今も文化の中心としてたくさんの人や物が集まっているので、なんだか土地の力を感じますね。
突然ですが!この展示の中でひときわ目を引く存在がありまして…。横目にずっと映り込んで、無視できないので紹介してしまいます!
キラキラハチ公
どーーーーーーーーーーーーんっ!!!!どやっ!と言わんばかりの、キラキラハチ公。このハチ公にも、この企画展のテーマ、「死と再生」のストーリーがあります。
今の渋谷駅にあるハチ公は、なんと2代目。1代目はというと、第二次世界大戦の金属回収令で、鉄の塊なってしまったんです。ハチ公の一部は船になったり、戦闘機になったりしたのかもしれません…。
銅像になってからも波瀾万丈
ちなみにこちらの“デコレーション忠犬ハチ公”はテレビ東京「チャンピオンズ」の番組の中で製作されたもので、今は渋谷の名前の縁から神奈川県大和市の高座渋谷駅近くの渋谷学習センターにいます。まさしく3代目ハチ公ですね。
まつ毛もばっちり!
目線の先には初代忠犬ハチ公のパネル写真があり、新旧で対面していてシュールです
ネイルもHACHIKO♥