千葉県市川市にある和洋女子大学は、和洋裁縫女学院を母体として生まれた大学です。そんな同大学国府台キャンパスにある学食が、2023年9月4日にリニューアルオープン。早速、新学食「Wayo DINER」に行ってきました。こちらは学生と教職員、そして文化資料館に来館された人だけが利用可能な場所。地上18階にあるので、スカイツリーや天気のいい日は富士山も楽しめますよ!
絵画のような刺繍芸術を堪能できる「文化資料館」
カフェや文化資料館のある東館は、大学内で一番背の高い建物です。まずは文化資料館に行ってみることに!
キャンパス内でひと際目立つ東館の外観
文化資料館入り口
刺繍の世界を表現した作品展のポスター
文化資料館は、東館の17階にあります。筆者が行った際は、令和5年度 企画展「彩繍の世界 ~赤坂むつ子作品展~」(開催期間/2023年10月16日~11月9日)が開催されていました。菊柄の屏風や、金色の鳥の姿が美しい絵画的作品など、刺繍芸術の奥深さが感じられる展示が無料で楽しめて、大満足です。
お腹が空いたから「Wayo DINER」へ!
煌びやかな芸術を眺めていたらお腹がすいたので、1つ上の階にある「Wayo DINER」へ。カウンターで注文をして料理ができたら受け取る、一般的なカフェと同じスタイルです。しかもおしゃれなメニューが揃っています。
地上18階からの眺めを楽しみながら、ランチがいただける
学食とは思えないメニューの数々
エッグベネディクト(ドリンクセット680円、単品600円)、プルドポークバーガー(ドリンクセット680円、単品600円)、チリドッグ(ドリンクセット700円、単品620円)などのフード類のほか、コーヒーや紅茶(ともにM250円、L280円)、ノンアルコールカクテル(M320円、L370円)などがラインナップ。14時からは、スフレパンケーキやドーナツなど、スイーツメニューもありました。
今回は、エッグベネディクトと気まぐれドリンクをチョイスしてみました。気まぐれドリンクは人気で、多くの人が頼んでいました。ちなみにこの日の気まぐれドリンクは、ブルーレモネードでした。
エッグベネディクトと気まぐれドリンクのセット
エッグベネディクトのたまごがムチっとしていて食欲がそそります。こちらのたまごは、もちろん半熟。パンはやさしい甘みのあるパンで、ベーコンの塩みや食感がアクセントになっています。
とろっとした卵を絡めていただきます!
筆者的隠れヒットは、小鉢に入った野菜です。生野菜かな? と思いきや、柑橘系の香りがふわっと香る漬物で、ごはんも食べたくなりました。
気まぐれドリンクのブルーレモネードは見た目だけではなく、中身も爽やか。ベースのレモネードが甘すぎずちょうどいい味わいなので、すっきりしていて飲みやすかったです。
注文率が高い、あれは何だ?!
訪れる学生をよく見ていると、多くの人が緑色の「気まぐれグラススイーツ」を手にしていました。これは気になる! ということで、筆者も注文してみました。
とっても気になる! 気まぐれグラススイーツ(350円)
この日の気まぐれグラススイーツは「クリームピスタチオプリン」。緑色は、ピスタチオの色だったことが判明しました。
プリンは、ほどよい甘さでピスタチオの風味がふわっと口の中に広がります。プルプルなめらかなプリンの下には、サクッとしたクッキー。プリンみたいなパフェのような……プチ贅沢な気分が味わえるグラススイーツでした!
文化資料館で芸術を楽しんで、地上18階でランチを味わう。大学でそんな時間が過ごせるなんて、すてきですね。美しいものやおいしいものをいただくと、心が和みます。「ちょっと癒やされたい〜!」と感じたら、芸術と食を満喫しに足を運んでみてはいかがでしょうか。