発展途上国の子どもたちの助けになりたい、利益を生みながら社会貢献できる仕組みを作りたい、そんな思いで立教大学に通う現役女子大生が立ち上げたアプリ「テーブルクロス」。今回はこのアプリの魅力に迫ります。
飲食店の予約、皆さんはどうしていますか?食べログやぐるなびといった、口コミサイトやアプリを使う人も多いのでは?
アプリだと予約も簡単にできるので重宝しますよね。
そんな便利な予約アプリのなかでも、今回紹介する「テーブルクロス」は一風変わったアプリになっています。なんとこのアプリから予約をすると、1人の予約につき30円、発展途上国の給食費として寄付される仕組みになっています。
ということは予約するたびに寄付金が余計に上乗せされているのでは?と思ってしまいますが、予約したお客の支払金額は通常通り、何ならクーポンがあればそれも使えちゃいます。
寄付金はお店からの広告費からまかなう形になっているとのこと。
また、広告費も完全成功報酬型となっているので、お店側も大きな負担なく利用できるそうです。
ではこのアプリの使い方をご紹介しましょう。
登録はFacebookもしくはメールで登録可能。登録自体のハードルは非常に低くなっています。
お店の探し方は検索のほか、GPSから近くのお店を探すこともできます。
また、直接テーブルクロスのスタッフの方に連絡し、お店を探してくれる「コンシェルジュ」機能まで!
6種類の方法から加盟店を探せます。
マップから探す場合は、位置情報機能をオンにする必要があります。
マップから探す場合。GPSがオンになっている場合はお近くの登録店がピンで表示されます。
ピンをタップするとお店の詳細が。
加盟店は1000軒以上。
アイコンもわかりやすく、お肉、お酒、バーなど、地図からでも十分お店を探すことができます。タップすればお店の詳細ももちろん見れます。
予約は電話、ネットからどちらでも可能(店舗によっては電話予約のみの場合あり)。
ネットから予約の場合は、利用したい日時などを入れて予約すれば完了です。
このアプリが他の口コミアプリなどと違う点は、予約した人の数が「エンジェル数」としてカウントされることです。
エンジェル数は予約利用者が増えれば上がっていきます。
これがそのまま、このお店から寄付した人の数になっているようです。
さらにカウントの項目では、自分が支援した給食数、さらに自分がこのアプリを紹介した人の給食数も知ることができ、自分がどのくらい社会貢献したかが見える形になっています。
寄付金額だけではなかなかピンと来ませんが、「何食分の給食になりました」と可視化することで、自分の寄付が社会貢献につながっていることを実感できるのがこのアプリの利点ですね。
さてこのアプリ、実は立ち上げたのは現役の女子大生。海外で発展途上国を訪れたことや、アルバイトで広告を取り扱った経験から、「企業が儲けつつ社会貢献活動もできる仕組み」を考えて立ち上げたのがこの「テーブルクロス」とのこと。
飲食店は宣伝を行うことができ、利用者は飲食店を利用することで社会貢献に協力できる。
まさにWin-Winなこのアプリ、ものはためしでぜひ一度使ってみては?