なんとなく「本を読もう!」と思った時、どうやって本を探しますか?
書店をうろうろ、本に詳しい友人におすすめを聞いたり……。いろいろな方法がありますが、もう少し踏み込んでAIに選んでもらう、なんていうのはどうでしょうか。今回はSNSや自己診断からおすすめの本を導き出す、近畿大学アカデミックシアターの診断ツールをご紹介します!
近畿大学アカデミックシアターは、独自の図書分類で配置された図書館だけでなく、企業との共同研究ブースやカフェがある教育施設。
詳しくは「近大のウワサの新施設「ACADEMIC THEATER」に行ってきた!」をどうぞ。
このアカデミックシアターのホームページには、学生だけでなく誰でも使える「診断コンテンツ」なるものがあります。
なんとこちら、TwitterやFacebookなどのSNS上の投稿を分析し、おすすめの本を独自の人工知能が導き出すというもの。
自分自身さえ気付いていないものをITの力で見つけられるかも?!
ということで。
さっそくこちらを試してみました!
診断を始めるにはアカデミックシアターのホームページから診断コンテンツにアクセス。
アクセスはパソコン、スマートフォンどちらからでもOKです。
こちらのトップページにある「偶発的なほんとの出会いを体感する」から診断へ。
診断方法は2種類。
自分が使っているTwitterもしくはFacebookのアカウントを連携する方法のほか、キャラクター診断シートから導き出すことも。
今回はほとんど0円大学のTwitterアカウントを使って診断してみました。
キャラクター診断シート。簡単な設問に応えていくだけでOK
連携もしくは診断シートの設問に答え終わると、解析がスタート。
このように総合結果が表示されます。
「適合する本」を選ぶと、診断から導かれる本が表示されます。
今回総合結果から導き出されたのはこちら
本はタイトルや著者の他、OPACで詳細を見ることもできます。
なお、適合する本は総合結果だけでなく、それぞれのチャートの詳細からも出すことが可能。
チャートの詳細は「外向性」「開放性」といったチャートの項目を選ぶことで確認できます。
それぞれの項目を選ぶと再びプロセス画面が表示され……
このように、詳細のチャートが表示されます。
なお、総合結果・詳細ともに、チャートの内容を変更することも可能。
変更は最下部の「チャートを編集する」から行えます。
チャートを変更すると適合する本も変わります。
その日の気分で少し変更して、思いもよらない本との出会いを楽しむのもいいかもしれませんね。
今回、ほとゼロのTwitterアカウントや自分自身のSNSアカウントで試してみましたが、結果はかなり違いました。
意外な本がオススメとして上がることもあれば、読んだことはないけど興味を惹かれる本までさまざまです。
本選びはどうしても偏りがちですが、ちょっとこのツールを使って偶然の出会いからすてきな一冊を探してみませんか?
もしかすると、今まで知らなかった自分がみつかるかもしれませんよ!