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【ほとゼロ×Blooming Camp共催】大学人と企業人が語り合い、新たな共創の種を見つけ出す!「共創セッション」開催レポート

2025年4月24日 / ほとゼロからのお知らせ, トピック

2025年3月7日、新しい産官学連携の可能性を模索する「大学人と企業人で楽しむ共創プロジェクト」の締めくくりに、「共創セッション」を実施しました。本プロジェクトは、大学の価値を捉え直したうえで、共創の種を見つけ出すことを狙いとしたもの。ほとんど0円大学と、さくらインターネットの共創スペース「Blooming Camp」の共催企画による取り組みです。

 

プロジェクトは昨年11月にスタートし、大学関係者と産官民関係者に分かれて3回ずつ、大学について考える「再発見セッション」を実施。プロジェクトの集大成として、大学人と企業人が集まって開催した「共創セッション」では、これまでの対話の中で見えてきた大学の価値を踏まえ、どのような連携が可能なのかを自由に語り合いました。参加者各々、話が尽きないほど盛り上がったセッションの模様をレポートします。

▶中間レポートの様子はこちらからご覧いただけます

お互いの価値を掛け合わせるアイデアを見つけるグループワーク

昨年11月から今年2月にかけて行われた「再発見セッション」では、大学関係者と産官民関係者がそれぞれの立場で、大学の魅力や価値とは何かを改めて捉え直すために対話やゲームをしました。その中で、多様性を受容し、知を追究できる環境、教職員や学生という大学独特の人的資源、リアルに人が集まれる広いキャンパス、大学ごとの個性や歴史など、大学の持つポテンシャルの高さが見えてきました。

 

プロジェクト最終回の「共創セッション」には、「再発見セッション」参加者のうち、京阪神エリアの大学関係者、自治体関係者、メディア関連や一般企業、およそ20名に参加いただきました。Blooming Campに集い、何か新しい共創チャレンジができないかを探していきます。

 

ファシリテーターを務めるのは、フリーのプランナーであり、京都芸術大学大学院 准教授の武内伸雄さんです。「いきなり共創プロジェクトを生み出そうと気負う必要はありません。相手への興味関心を持ち、自分たちと相手の価値を掛け合わせることで生まれる可能性を面白がりながら今日の時間を過ごす中で、共創の種をたくさん見つけてください」と参加者に呼びかけ、セッションがスタートしました。

 

ウォーミングアップとして、初めにグループワークを行います。大学・産官民関係者が混在する3つのグループに分かれて、自由に共創のアイデアを出し合ってもらいます。まずは、「再発見セッション」を通じて見つけた、自分たちの組織が持っている価値(HAVE)と、やりたいこと(WANT)を各人がカードに記入。そのカードを持ち寄り、掛け合わせると何が生まれるか、グループ内で意見交換していきます。途中でメンバーを組み換え、15分間のワークを2セット行いました。

グループワークでのひとコマ

 

各グループでは、社会人の大学活用の促進、大学の持つ有形無形の財産の活用、キャリア教育における大学の果たす役割、社会に向けた研究内容の発信といった、幅広いテーマが話題にあがりました。「自治体と大学が連携した市民講座」「学内オフィスの設置」「研究の面白さを一般に伝える取材やイベントの実施」「コワーキングスペースを活用した幅広い大学間の学生の交流」など、共創のアイデアも出てきます。

共創の種となるアイデア出し

 

対話相手に興味関心を持ち、新しい共創の形を探す

グループワークを終えると、次はいよいよ大学関係者と産官民関係者をマッチングするペアワークです。向かい合わせの席を用意し、1対1で対話して5分間の設定時間を過ぎると産官民関係者が一つ隣の席へ移動していくという、婚活パーティでよく見られるベルトコンベアー方式で実施しました。

ペアワークの様子

 

グループワークでまだ顔合わせをしていないメンバーもいるので、初めに自分たちの組織のHAVEとWANTを紹介したうえで、相手との共創のアイデアを語り合います。グループワークの時よりも、さらにお互いの価値や特色に注目してアイデアを深掘りしていきます。企業活動の中で出てくる廃棄せざるを得ない材料の有効活用の仕方、防災の取り組みをビジネスチャンスに変えるアイデア、企業の専門性を活かした実践学習などについて、意見を交わしました。企業が関わって地域社会に向けた大学主催イベントの充実を図れれば、地域の人々に大学の学びをより効果的に伝えられるうえ、企業や大学は地域に存在をPRできるとし、積極的に連携を図っていきたいとの声も聞かれました。

 

次々と対話する相手が変わっていく中で、参加者はそれぞれの相手が持つ価値の違いを感じていたようです。話しているうちに、各大学によって強みとしている分野、取り組み内容、文化などは異なり、産官民の組織も他にはない価値を持っているとわかってきます。相手がどのような価値を持っているのか、皆さんは興味関心を持って耳を傾けていました。また、相手が課題に感じていることについても、共創によって課題解決が実現可能なのかを熱心に話し合う姿が印象的でした。

 

セッションを終えた参加者は、約2時間にわたって高い熱量で話し続けていたため、少々疲れた様子。ただ、限られた時間内では話し足りなかったようで、セッション終了後も参加者同士の対話が続いていました。今回のプロジェクトで少しでも共創の種が見つかったのならば、自由に関係性をつないで、その種を育てていってほしい。そして、実際に共創プロジェクトが実現し、ほとゼロで紹介できる日を楽しみにしています!

共創セッションに参加者の皆さん。ご参加、ありがとうございました!

日・月替わりメニューが楽しみなリーズナブル価格の花園大学のカフェテリア

2025年3月25日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

平安京の跡地内にあり、京都中心部に位置する花園大学。日本最大の禅寺、妙心寺の境内に創建された宗門子弟の教育機関が始まりで、150年の歴史を持つ大学です。石造りの重厚な正門をくぐり抜けて左側の「真人館(しんにんかん)」の地下には、リーズナブルで多彩なメニューが揃うカフェテリア「ふる~る」があります。

 

コスパ最強ランチを召し上がれ!

地下へと階段を下りていくと、カラフルな椅子が配置され、地下にありながらも上部に設けられた窓から自然光が差し込む、明るい雰囲気のカフェテリアに到着。壁面の一角には古い時代の京都の町が描かれた屏風絵が飾られ、歴史ある京都の大学らしさも感じさせます。

カフェテリア「ふる~る」が入る真人館

カフェテリアの入口

お昼時には学生で賑わう

 

メニューを見れば、その価格にびっくり。天ぷらうどん180円、カレーライス190円、カツ丼310円、ラーメン240円と、見間違いかと思ってしまうほどリーズナブルな価格のメニューが揃っています。値上げラッシュが話題となっている今、学生さんたちの強い味方になってくれるカフェテリアですね!

注文カウンターにはところ狭しと小鉢が並ぶ

 

京都で採れた食材を使った豊富なメニューがズラリ!

定番メニューの他には、京都で採れた食材を使用したバラエティに富んだメニューが登場する日替わりの定食や丼、麺などがあり、安さだけではなく、毎日通っても飽きさせないのもうれしいポイント。加えて月ごとに、創作ラーメン、オムライス、あんかけ、ベジボウルといったテーマを設定したフェアが開催され、毎週テーマに沿った異なるメニューが供されます。どんなメニューが登場するのか楽しみになりますね。注文カウンターに並んだ小鉢をプラスして、自分好みの定食にすることもできます。

 

今回は、茸オムライスフェアのハンバーグ デミ茸ソースオムライス(600円)と、きつねうどん(170円)を注文。このボリュームで800円以下です! 半熟卵に包まれたオムライスに、コクのあるデミグラスソースをたっぷりからめていただきます。オムライスとハンバーグとの相性も良く、数種類の茸の食感がアクセントとなって美味しさを引き立てます。洋食のおいしさを存分に楽しめるメニューです。

丼やカレーはプラス50円で大盛りに

 

やさしい出汁のうどんも食べれば、お腹いっぱい。あまりのリーズナブルさに少し欲張って食べ過ぎた感がありますが、大満足のランチでした。お財布にやさしく、日・月替わりのメニューもあり、毎日利用できる学生さんがうらやましくなる学食です。

カフェテリアの一角に飾られた京都の町が描かれた屏風絵。”京都”をいろんなところで体感できるのも魅力

【ほとゼロ✕Blooming Camp共催】大学人と企業人が大学について自由に語り合う共創プロジェクト中間レポート

2025年1月28日 / ほとゼロからのお知らせ, トピック

ポテンシャルの塊といっても過言ではない「大学」という場を、社会は本気で活用できているのでしょうか? そんな課題意識のもと、大学関係者、産官民関係者がそれぞれの視点から大学の価値・魅力を再発見した上で、新たな共創チャレンジの可能性を模索していく「大学人と企業人で楽しむ共創プロジェクト」を、ほとんど0円大学はさくらインターネットの共創スペース「Blooming Camp」とともに取り組んでいます。

 

本プロジェクトは、大学関係者と産官民関係者に分かれて、まずは大学について考える「再発見セッション」を3回ずつ開催(参加者は各回異なる)。それぞれが大学について理解を深め、より柔軟に考えられるようになったうえで、参加者が一堂に介してどんな共創ができるかを「共創セッション」で話し合います。

 

今回は「再発見セッション」のうち2024年12月12日(産官民関係者向け)と19日(大学関係者向け)に行われた模様をレポート。少人数でカジュアルな雰囲気のなか、多くの意見が飛び交いました。

 

企業人の視点で、外から大学を見てみると?

各セッションのファシリテーターは、京都芸術大学院 准教授の武内伸雄さん。イベントやワークショップ、社会課題をテーマにしたシリアスゲームなどの企画をするプランナーであり、大学教員でもあるという両方の立場から、参加者の対話をサポートします。

 

12月12日に行われたのは、第一回目の産官民向けのセッションです。鉄道関連企業、デザイン会社の社員、ビジネスと社会活動の両面でまちづくりに関わる起業家の3名に参加いただきました。セッションでは、個人ワークを行いつつ、各人の考えを共有し、対話を深めていきます。

 

はじめに自己紹介を兼ねて、所属する企業での仕事、大学時代を振り返っての経験を話してもらいました。まだ皆さん、少し固さがほぐれていない様子。今回はあえてゴールを決めずに、参加者と一緒に何が生まれるのか模索していこうというチャレンジングなプロジェクトということもあり、どんな取り組みになっていくのか、戸惑いの気持ちがあるのかもしれませんね。対話を進めていく中で、普段は接点のなさそうな人たちの考えが交わり、どんな話が展開されていくのか楽しみです。

ファシリテーターを務める京都芸術大学院 准教授の武内伸雄さん

 

今回のセッションでは、まず大学の持つ魅力や価値(HAVE)を明らかにしていきます。大学が何を持っているかがわかると、一緒にやりたいこと(WANT)が見つかったり、お互いの持っているものを組み合わせて、新たにできることを発見できたりするでしょう。参加者には、自分たちの企業が持っているもの、大学と何がしてみたいかを考えてもらいました。

 

「大学生が何を求めているのか知りたい」「若い世代の発想や感性を取り入れたい」という声があがり、やはり企業側は、自分たちの当たり前がくつがえるような何かを大学との共創から得たいと考えているようです。また、企業経営では“知の探索”と“知の深化”という2つの異なる戦略を両立させる“両利きの経営”が重要だと言われていますが、特に“知の探索”においては、大学の持つ資源を活かすことができるのではないかという話もありました。

 

では、もう少し大学のHAVEを多角的に考えてみましょう。大学の外にいる人たちの視点から見ると、今まで気づかなかった観点や切り口が出てくるかもしれません。約30分間、それぞれの気づきや意見を出し合い、より自由なスタイルで対話していきます。

 

思いついたキーワードを付箋に記入し、ホワイトボードに貼り付けていきます。一つの意見が出ると、それに誘われるように皆さんからどんどんいろんなキーワードが出てきて話が広がっていきました。中でも盛り上がったのは、「大学生」という存在についての話題です。「大学生が相手だと大人は応援する」「責任が求められないので、社会人ができないようなチャレンジができる」「4年間という期間限定の高いエネルギーがある」「“普通”から逸脱しても大学内では許容される」など、大学生は社会の中で大きな強みを持っている存在ではないかとの気づきがありました。

 

こうした対話を経て、改めて大学とやりたいこと(WANT)は何かを参加者に問いかけると、「大学生にチャレンジの場を提供し、企業も大学の教育資源や大学生から学び、お互いに学び合えるような持続的な関係を築きたい」といった声が聞かれました。大学生と関わりたいという気持ちが参加者の中でより高まったように感じられます。

 

セッションを終えた参加者は、「普段、ここまで大学に向き合う機会はなく、興味深い経験だった」「プロジェクトの今後が楽しみ」と述べ、今回の取り組みを前向きに受け止めていただけたようです。

「起業してみるチャンスがある」「熱量」といったキーワードを書き込む参加者

 

大学関係者たちが、対話を通じて大学の価値を再発見

12月19日には、第二回目の大学関係者向けセッションを実施しました。参加いただいたのは、大学で広報や産学連携プロジェクトに携わる職員の方々です。産官民向けセッションと同じく、まず大学での仕事内容や自身の大学時代の経験を語っていただき、セッションがスタートしました。

 

大学の持つ魅力や価値(HAVE)は何かという問いに対しては、「総合大学ならではの豊富な教職員の知識と経験」「卒業生にも受け継がれるスクールモットー」「地域での知名度の高さ」など、それぞれの大学ならではの強みを話されます。外部との共創に期待することとしては、「学生の卒業後の人生、キャリアにもつながる経験」「新しいことに挑戦したいと考える企業・自治体・NPOなどとのつながり」を欲しているといいます。

 

大学をよく知る職員の方だけに、大学の魅力や価値をしっかりと言語化できるのはさすがです。でも、大学職員といえども、本当に大学のポテンシャルを理解しているのでしょうか? 実はまだ、わかっていない領域があるかもしれません。

 

そこで、参加者同士の対話を通じ、大学のHAVEを深掘り、あるいは新たな視点を見つけられることを期待して、今回も30分間のグループワークを実施しました。ワーク前には、第一回の大学関係者・産官民向けセッションではどのような意見や気づきが得られたのかを今回の参加者に共有しました。各セッションでの成果からヒントを得て次の対話に活かせば、よりおもしろい何かが生まれてくるのではないかと考えています。

大学HAVEについての深堀りする参加者

 

グループワークでは、多様な視点からの大学が見えてきました。「知の探究を全力で応援してくれる環境があるのは、大学ならでは」といった教育機関としての価値もあれば、「それぞれの大学には個性や人格がある」というユニークなとらえ方も。特に注目されたのは、リアルに人が集まるキャンパスという場の価値です。「知識や人が偶然に出会う可能性の広がり」「対面からしか生まれない人とのつながり」は、リアルな場である大学だからこそ生まれるのではないかと考察。オンラインでのコミュニケーションが加速する中で、これほど多くの人が集まれる場は貴重なのではないかと再発見しました。

写真上が大学関係者向けセッション、写真下が産官民関係者向けセッションで使われたホワイトボード。貼られた付箋から、たくさんの気づきが得られたことを感じられる

 

今回のセッションを踏まえ、改めて大学の持つ独特な価値に気づいたと話す参加者たち。「せっかく出会えた皆さんと何かできたら」といううれしい言葉も聞かれました。

 

各セッションでいろいろな人と対話していると、想像以上に大学のポテンシャルの高さが見えてきて、ワクワクするような気持ちが高まってきます。大学関係者向け「再発見セッション」の申込みはすべて終了しましたが、産官民関係者向けセッションは1月30日(木)まで受付中です。ぜひご興味ある方はご参加ください。今回のプロジェクトから、思いもつかなかった共創チャレンジが一つでも多く生まれることを楽しみにしています。

 

★産官民関係者向け:再発見セッション【開催日時:2月5日(水)16:00~】お申し込みはこちら

手作りパンを味わえる! 大和大学のカフェ「和~Wa」

2024年12月10日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

大阪市に隣接し、緑豊かで住みやすい街として人気の吹田市に所在する「大和大学」。“日本の大学を変える”という大志を掲げ、2014年に開学しました。JR京都線、阪急電鉄のどちらの「吹田」駅からも徒歩圏内の便利な場所に位置。大学の隣には、バラ園もある緑いっぱいの広々とした片山公園があり、環境の良さも魅力です。

 

季節限定のメニューも登場する大学カフェ

大学正門を入ってすぐ右側の校舎には、学食「大~Tai」とカフェ「和~Wa」があります。大学名から名付けられ、「対話」の場という意味もこめられているのだそう。どちらも一般利用OKですが、学生で混雑する時間を避けるために一般利用の時間制限があるのでご注意を。基本的に平日、学食が13時~13時50分、カフェが13時~17時の利用が可能となっています(10月末現在)。

大学の正門。レンガ調の建物が目印

食堂やカフェがある「FACILITY - 6」の入口

カフェは、学食入口から入って右側に

 

今回、紹介するのはカフェ「和~Wa」です。カフェは、学食の右端中央あたりの入口から入ります。お昼のピーク時を過ぎているからか、学生の姿は少なめでゆっくり利用できそう。カウンター席、テーブル席、ソファ席があり、シンプルなインテリアで落ち着きを感じさせる空間で、外に面した大きなガラス窓と吹き抜けの中庭から自然光がさし込みます。

注文カウンター手前にはサーティワンアイスクリームも!

 

注文カウンターの手前には、おしゃれにディスプレイされたパンがさまざま。クロワッサンやメロンパンなど定番のパンから、お惣菜パンまで、手作りのパンは見た目にも美味しそうで、食欲をそそられます! 季節ごとに限定のメニューも登場するそうです。学生価格と一般価格は異なり、一般価格は1つ290円。1つずつ個包装されているので、テイクアウトも手軽にできますね。

さまざまなパンが並び、毎日食べても飽きないラインアップ!

 

ドリンクは、コーヒーや紅茶、ココアのほか、ミックスジュース、マンゴーフロスティなどのメニューが豊富に揃います。すべてのドリンクは、+50円で生クリームのトッピングがOK!

 

好きなパンを持って注文カウンターへ行き、ドリンクを注文して精算。メンチカツサンドと、芋クリームあんクロワッサン、アイスカフェラテ(380円)をチョイスし、席に座ってゆっくりいただきます。メンチカツサンドはボリューム感があり、カツとキャベツ、甘辛のソースの相性がぴったり。なめらかで甘い芋クリームあんが入ったクロワッサンは、デザート感覚で食べられます。どちらも満足度が高く、他のパンも食べてみたいなと思わされる美味しさ。パンのお供にカフェラテを飲みながら、午後のひとときをのんびりと過ごせました。

今日のお昼ごはんはコチラ!

まつたりくつろげるソファ席が充実!

一人で食べたい時は、カウンター席がおすすめ

 

小腹が満たせて、ちょっと休憩したい時にぴったりのカフェ。大学の中にある癒しのスポットをぜひ訪れてみてください。

奈良先端科学技術大学院大学の和風定食は、バラエティに富んだおかずを少しずつ味わえるのが魅力!

2024年7月9日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

奈良先端科学技術大学院大学は、奈良県北部の生駒市にある国立大学です。科学技術分野の高度な教育・研究施設が集まる「高山サイエンスタウン」の一角にキャンパスがあります。自然豊かで閑静なエリアに位置し、最寄りの「学研北生駒」駅からは徒歩20分強。バスでのアクセスも可能ですが、運行本数が少ないのでご注意を! キャンパスに隣接する「高山サイエンスプラザ」には子どもが科学に触れられる広場が設置され、実験教室や音楽会が定期的に開催されています。

高山サイエンスプラザ外観。アインシュタインのイラストがお出迎えしてくれる

大学院に特化した研究教育機関であり、国立理工系大学院大学として設置された奈良先端科学技術大学大学院

 

今回は、栄養バランスの良い和風メニューが提供されていると聞き、大学食堂を訪れました。正門から直進してキャンパスの中央あたり、大学会館の1階に食堂はあります。それほど広くありませんが、天井が高く、大きなガラス窓から陽の光がさし込んで開放的な雰囲気の感じられる空間です。

キャンパス中央あたりにある大学会館をめざしましょう

食堂がある大学会館入り口

 

食券は入口手前の券売機で購入します。日替定食550円、カレーライス390円、かつ丼450円と、リーズナブルな学食プライスです。なお、お目当ての「和風定食(600円)」や単品の総菜メニューなどは、店内のレジで精算するシステムとなっています。

日替定食が「ビーフのわさびマヨネーズ焼き、ブロッコリーのサラダ」(550円)、アラカルト丼が「味噌かつ丼(味噌汁つき)」(400円)と、どれも美味しそうなメニューのラインナップ

和定食や小鉢以外は券売機で食券を購入してください

明るく広々とした店内

 

注文カウンターの前にあるケースには、数種類のサラダや副菜、おかずがたくさん並んでいます。大根のジャコ煮、鶏肝の生姜煮、鮭の南蛮漬け、肉じゃがなど、種類豊富なメニュー(100円~)が用意されているので、自分好みに定食をカスタマイズしてみるのもおすすめ!

サラダや副菜がズラリと並ぶ小鉢から、お気に入りをチョイスできる

 

和風定食のおかずは器にケースの中にセットされてあり、自分で取り出して注文カウンターへ。ご飯はサイズが選べます。ご飯とお味噌汁を用意してもらっている間に、カウンターに置いてある天つゆを器に注ぎましょう。トレイにのせたらレジで精算します。

お目当ての和風定食があるのがこちらのショーケース

 

和風定食は品数が多く、バラエティに富んだおかずを少しずつ味わえるのが魅力。おかずの内容は日によって異なります。この日は、天ぷらの盛り合わせ(イカ、ナス、レンコン)、鰆の西京焼き、若鶏の竜田揚げ、豆腐のカニあんかけ、オクラのわさび和え、だし巻き卵、厚揚げと大根の煮物、もやしナムルなど。メインのおかずから副菜までいろいろな味が楽しめ、家庭料理のような、ほどよい味付けでご飯によく合います。野菜メニューが多めで、栄養バランスが良いのもポイントが高いですね。「次はどれを食べよう?」と迷いながら食べるのが楽しく、最後まであきることなく完食です。

10種類以上のおかずを少しずついただけるのが嬉しい!

 

最近、栄養の偏った食事が多いかも、と思った日は和風定食で決まり! 人気メニューなので、お目当ての方は早めの来店をおすすめします。

地域に開かれた大阪商業大学の「リアクトカフェ」で楽しむ、リーズナブルなランチや選べるデザート♪

2024年5月30日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

大阪商業大学「ユニバーシティ・コモンズ リアクト」は、学生がさまざまな学びを深める学習拠点であり、企業や周辺地域など多様な人々と学生が交流する場となる施設です。大学のメインキャンパスから独立した建物は、学生以外でも立ち寄りやすい立地となっています。

 

学食価格で誰でも気軽に利用できる

最寄り駅の近鉄「河内小阪」とメインキャンパスのちょうど中間地点にあり、駅から徒歩3分ほどで到着。緑地化された広場は誰でも自由に行き来でき、ちょっと休憩するのにぴったりの緑いっぱいの開放的な場所です。1階の「リアクトカフェ」や書店の一般利用もOKです。

「ユニバーシティ・コモンズ リアクト」外観。西日本最大級の広さを有するアクティブ・ラーニングの場となっています

リアクトカフェ入口。カフェが独立しているので、一般の方にも入りやすい店構え

緑いっぱいの開放的な中庭には、学生はもちろん、周辺住民の憩いの場所です

 

カフェは明るくカジュアルな雰囲気で、ソファ席や一人でも利用しやすいカウンター席も備えています。街中のカフェのような居心地の良さを感じさせながら、学食プライスでランチやデザート、ドリンクが楽しめます。

勉強の合間のリフレッシュにぴったりなリラックスできる内観

窓側の席は、明るく開放的な雰囲気で話が弾みそう!

 

ランチは、日・週でメニュー内容が替わる3種類を提供。訪れた日のメニューは、日替わりハンバーグランチ(500円)がおろしバーグプレート、本日のパスタ(600円)がアマトリチャーナフィットチーネ、週替わりランチセット(660円)がとり照りマヨライスプレートでした。セットドリンクは+100円。通常価格440円のデザートメニューも、ランチセットなら390円で注文できます。

セットで選べるデザートは、ディップチュロス、窯焼きパンケーキ、焼き立てワッフルの3つ。しかも、トッピングのアイスとソースは、それぞれ4種の中から1つをチョイスできるのです。自分好みの味を組み立てられるのはうれしいサービスですね!

 

カウンターで、おろしバーグプレート、アイスティ、窯焼きパンケーキを注文。これだけ盛りだくさんのメニューで税込み1,000円以内とはお財布にやさしく、お得な気分になります。しばし席で待つと、出来上がりをお知らせしてくれるのでカウンターまで受け取りに行きます。

焼き立てのハンバーグからは食欲をそそる、肉の香ばしい匂い。醤油ベースのソースと大根おろしをからめて食べると、ごはんがすすみます! 

ハンバーグ以外にも、まぜまぜビビンバーグや北インド風バターチキンカレーなど、日替わり、週替りで提供されるので、毎日通っても飽きのこないメニューです

 

デザートには、バニラアイスとチョコレートソースをチョイスしたホットケーキ。ナッツとホイップクリームもトッピングされています。ふわふわ食感で、やさしい甘さのホットケーキでした。

バニラアイスとチョコレートソースをトッピングした窯焼ホットケーキ

 

ランチメニュー以外に、エッグホットドッグ、ポテサラトースト、ケーキといった軽食メニューもあり、ドリンクはオーソドックスなラインナップに加えてヘーゼルナッツラテ、辻利抹茶ミルク、4種のミックスベリーソーダなど種類豊富。小腹が空いた時やリラックスタイムにもおすすめのカフェです。近くを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。

自分好みにアレンジできるヘルシーな龍谷大学「Café Ryukoku &」のランチプレートがおすすめ

2023年12月19日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

赤レンガ造りの堂々とした佇まいが印象的な龍谷大学 深草キャンパスの正門。この正門から道路を隔てた向かい側に2020年、新しい学舎「成就館(じょうじゅかん)」が誕生しました。スタイリッシュなデザインの建物の1階には、学生以外でも利用できるカフェレストラン「Café Ryukoku &」があります。

レンガ造りの外観で統一されている深草キャンパスの正門

レンガ造りの外観で統一されている深草キャンパスの正門

ガラス張りのカフェレストラン

ガラス張りのカフェレストラン

 

カフェの中は木の温もりが感じられる内装で、居心地が良さそうな雰囲気。ソファ席もあります。店内に掲示されたメニューを見ると、野菜たっぷりできれいに盛り付けられたカフェごはんのラインナップに期待が高まります。

店舗入り口の看板メニュー

店舗入り口の看板メニュー

 

さっそく券売機で食券を購入。一番人気だという「&プレート 本日のメインディッシュ」(880円)をチョイスしました。「煮込みハンバーグのロコモコ」(680円)や神戸で人気のクラフトカレーショップの「マンドリルカレー」(500円)などのメニューも魅力的。ランチプレートを注文すると、コーヒーや紅茶、グアバジュースなど7種類のドリンクから選べるセットドリンクを+180円で付けることもできるようです。

木目調の店内。ロゴマークは、東京オリンピックのピクトグラムを手掛けた「廣村デザイン設計事務所」がデザインされたそう

木目調の店内。ロゴマークは、東京オリンピックのピクトグラムを手掛けた「廣村デザイン設計事務所」がデザインされたそう

 

食券を持って注文カウンターに行くと、「サラダのトッピングを3種選んでください」とのこと。トッピングは、鶏卵の燻製、スプラウトミックス、紅芯大根、ビーツなど8種類を用意。

選べるサラダのトッピング

選べるサラダのトッピング

 

次に、日替わりデリの中から2種を選びます。今回はキャベツと殻づきあさりのペペロンチーノ、肉味噌豆腐にしましたが、しのだ巻き、切干大根のゴママヨ和えなど、手作りのこだわりデリが7種類も揃っていて迷ってしまいます。さらにドレッシングも自家製で、スイートチリ、梅、豆乳ごまみその3種類から選べました。同じメニューを注文しても、たくさんの種類の中から選ぶ楽しさがあり、その日の気分で自分好みにアレンジできるのがうれしいですね。

黒板に書かれたメニューには今日のメインやデリの内容が書かれています

黒板に書かれたメニューには今日のメインやデリの内容が書かれています

目の前で選べるのが、嬉しいポイント!

目の前で選べるのが、嬉しいポイント!

 

彩りも良く盛りつけられたプレートは、一皿に美味しさがギュッと詰まっているようで、食べる前から心が浮き立ちます。本日のメインディッシュはハニーマスタードチキン。コクのあるソースはチキンとの相性も抜群です。やわらかいチキンにたっぷりとソースをからめていただきます。2種類のデリも満足感が高く、じゃがいものポタージュスープはこっくりとやさしい味わい。雑穀ごはんとボリューム大のサラダで、ヘルシーさを兼ね備えているのもおすすめポイントです。

彩りよくきれいに盛り付けられているプレートに、気分が上がります

彩りよくきれいに盛り付けられているプレートに、気分が上がります

 

食後は、セットドリンクの紅茶でほっと一息。紅茶はなんと、龍谷大学オリジナルのブレンドでした! 高級紅茶ブランド「ムレスナティ」の協力を得て、経営学部のゼミ研究の一環として企画開発に取り組んだ「深草OTOME」。知性と行動力を持つ龍谷大学女子学生のイメージを柑橘フレーバーで、大学や京都が持つ歴史と伝統をジャスミンで表現したのだそう。

まずは香りを楽しんでから、一口。清涼感と華やかさが漂います。豊かなコクと香りが口の中に広がり、本格派の味わいに驚かされました。きっと試行錯誤して開発に取り組んだのだろうと、学生さんたちの頑張りに思いをはせながら味わいました。

紅茶はふた付きのカップで提供されるので、お持ち帰りもOKです。「深草OTOME」以外に、他キャンパスをイメージした「HANNA瀬田」「大宮BITO」もあり、ティーバック1包入りが各180円で購入できるので、龍谷大学を訪れた記念にぜひどうぞ!

紅茶パック★

龍谷大学のイメージを“香り”で表現したオリジナル紅茶

龍谷大学のイメージを“香り”で表現したオリジナル紅茶

 

いろんな味を少しずつ味わえるランチプレートは満足度が高く、ゆっくりとランチタイムを楽しみたくなるカフェレストランでした。

大阪大学が運営する箕面市立船場図書館へ!図書館活用法を学ぶ講座とハワイアンカフェ。

2023年10月3日 / 体験レポート, 大学を楽しもう

子どもから大人まで気軽に文学や情報に触れられる、地域の公立図書館。大阪府箕面市には全国的にも珍しい、国立大学が管理運営する公立図書館があることを知っていますか?

大阪大学箕面キャンパスに隣接する、箕面市立船場図書館です。この船場図書館は、箕面市立図書館の蔵書と大阪大学附属の外国学図書館の蔵書をあわせ持つ図書館です。また、同じ建物内には箕面市立船場生涯学習センターがあります。

 

入館・閲覧は誰でも可能ですが、箕面市の蔵書の貸出は、箕面市に在住・通学・通勤する人と北摂7市3町の図書館利用者に限ります。一方、大阪大学の蔵書の貸出は、学術を目的とした利用なら、学外一般の人でも利用手続きをすれば貸出OKとなっています。なお、他キャンパスの大阪大学附属図書館は事前予約が必要なのでご注意を。

図書館の外観。箕面市の蔵書を11万冊、大阪大学の蔵書を60万冊所蔵

図書館の外観。箕面市の蔵書を11万冊、大阪大学の蔵書を60万冊所蔵

 

図書館をもっと賢く利用するために

大阪大学は、建物上階の船場生涯学習センターも管理運営しており、大学主催の講座も開講しています。箕面市民以外でも参加できると聞き、新しい図書館を体験しようと出かけてみました。

今回は、8月25日に開催された「図書館活用法~情報検索と図書館利用のコツ~」に参加。図書館職員の方による情報検索や図書館サービスの解説から、読みたい本や探している情報に出会うための知識を得られる講座です。

今回の講座は募集定員30名の枠が埋まり、幅広い年齢の方々が参加されていました

今回の講座は募集定員30名の枠が埋まり、幅広い年齢の方々が参加されていました

 

まずは、各図書館のwebサイトにあるOPAC(蔵書検索)の使い方の解説から講座がスタート。箕面市立図書館の場合、市内に所蔵している本について検索できます。OPACの検索は正確ですが、融通のきかないところがあると言います。本のタイトルの漢字を間違えて入力してしまうなど入力を間違うとヒットしないのです。表記を正確に覚えていない場合、ひらがな読みで入力するのがおすすめ。図書館職員の方は、ひらがなで検索することが多いそうです。

 

続いて、本の分類法NDC(日本十進分類法)の利用の仕方についての説明です。図書館の本の背表紙に貼られたシールに数字が記載されているのを見たことがありますよね。その数字がNDCの分類で、特定のテーマで本を探すことができるのです。例えば、「日本の文学」は上2桁が「91」で表記されます。すべての区分を覚えるのは難しいけれど、自分が興味のある分野の上2桁の番号を覚えておくと本探しが便利になると教えていただきました。

 

ただし、1冊の本に貼る番号は一つだけ。「住宅」に関する本を例に挙げると、住宅建築、家具調度、不動産業などと、さまざまな切り口があり、それぞれ分類番号が異なります。すると、「住宅」に関する本であっても、図書館の本棚では複数の場所に分かれて置かれる場合があるのです。「住宅のインテリアに関する本」といったように、さらに具体的な観点を持って探すのが、目当ての本を見つけるポイントです。

また、大阪府内全域の公立図書館にある本の検索方法や取り寄せ方、まだ発売されていない本の情報を検索して図書館にリクエストする方法も教わりました。

 

驚いたのは、電子書籍が無料で読めるサービスを提供している公立図書館があるということ。新型コロナの流行以降、このサービスを導入する図書館が増えたのだそう。箕面市にも「箕面市電子図書館」があり、貸出券番号とパスワードを入力してログインすれば、無料で電子書籍を利用できます。図書館まで出かけなくても貸出と予約ができるなんて便利! 利用可能な図書館に電子書籍サービスがあるかどうか、皆さんも確認してみてください。

貴重な本も所蔵される書庫内を見学

次に、大学図書館の蔵書の特徴と利用方法について説明がありました。外国学図書館は大阪大学外国語学部の教員や学生が使う本を主に集めているため、地域研究、言語学に関する本を多く所蔵しています。百科事典や歴史事典などいろいろな言語の辞書、学術論文が載った雑誌も豊富にあります。大学図書館にある本の検索方法のほか、webサイトでの論文の検索の仕方、国立国会図書館のデジタル化された資料の個人利用サービスについてもレクチャーしていただきました。

 

大学が持つ専門的な知的財産に触れられる場所が身近にあるなら、ぜひ利用してみたいものです。専門書ばかりで難しいと感じるかもしれませんが、知的好奇心を刺激してくれる思いがけない本や情報に出会えるかもしれませんね。

 

座学での講義が終わり、図書館書庫の見学へ。もちろん、普段は関係者しか入れない場所です。足を踏み入れれば、広いフロア一面に立ち並ぶ本棚。約50万冊もの本が保管されています。

貴重な蔵書がずらり

貴重な蔵書がずらり

 

図書館にはたくさんの本があると思っていましたが、表に並んでいるのはごく一部なのだと実感。書庫内は、本を劣化させないように温度・湿度が管理されているそうです。暑くもなく寒くもなく、ちょうど人も過ごしやすそうな空間でした。中には、明治時代の古い本なども多く所蔵されており、歴史を感じさせる装丁の本が並んでいました。参加者たちは、多様な本が並ぶ様子に興味津々。「他言語で書かれた本の検索方法は?」「本の保存期間は?」など、図書館職員の方にいろいろ質問されていました。

 

書庫の見学が終わると、講座はここで終了。図書館では職員の方に相談すれば本を探してもらえますが、「図書館に来る前にさまざまなツールを使って事前に調べる習慣を付けておけば、これまでよりも賢く図書館を使いこなせるようになります」という職員の方の言葉に、「なるほど!」と、納得。実際に図書館職員の方も活用している、情報の入手の仕方を知ることができました。最近では図書館から足が遠のいていましたが、身近な本や情報の宝庫である地域の図書館をもっと上手に利用してみたいと思えた講座でした。

図書館併設のカフェでハワイの味を満喫

講座終了後、図書館内も見学してみました。2階は箕面市蔵書のフロアとなっており、白を基調としたフロア内は明るくお洒落で、ブックカフェのような雰囲気。小さな子どもが座って絵本が読めるコーナー、ガラス窓に沿って配置された閲覧椅子など、ゆっくり読書が楽しめるスペースがあります。3~4階は大阪大学蔵書のフロア。たくさんの本が整然と並んでいます。まったく読めない言葉で書かれた本もありました。さすが大学附属図書館だ、と思わされるラインナップです。

入口付近にある子ども向けのスペース

入口付近にある子ども向けのスペース

3階へ上がると重厚感のある専門書が並ぶ。棚には本をモチーフにしたサインが

3階へ上がると重厚感のある専門書が並ぶ。棚には本をモチーフにしたサインが

 

そして、船場図書館の注目ポイントは、図書館にカフェが併設されていること! 2階の図書フロアから直接カフェに行くことができます。しかも、カフェに図書館内の本を持ち込んで読むのもOK。フタの付いたドリンクなら図書館フロアに持ち込むことも可能なのです。

 

カフェレストラン「ALOHA CAFE Pineapple」はその名の通り、ハワイの雰囲気と味が満喫できるお店。パイナップルが描かれたロゴ、木の温もりを感じさせる内装、あちこちには可愛い雑貨や緑が配置され、リゾート感のある気持ちのいい空間です。一人で気兼ねなく利用できる席もあり、読書するにも最適。

ゆったりとした気分で食事や読書が楽しめる

ゆったりとした気分で食事や読書が楽しめる

 

メニューは、ハワイアンバーガー、ロコモコプレート、アサイーボール、ポピーシードチーズケーキと、ハワイを代表するフードやスイーツがいろいろ。ハワイコナブレンドコーヒーのほか、スムージーやソーダ、フロートなどドリンクの種類も豊富です。

 

今回は、ハワイアンバーガー(780円)、パイナップルスコーン(280円)、ハワイアンソーダ(480円)をチョイス。ハワイアンバーガーは肉厚のパティが存在感を放ち、食べ応えがありそう。思いきって豪快にかぶりついてみると、中から肉汁があふれ出し、肉の旨みをがっつりと味わえます。表面をカリッと焼いたバンズ、フレッシュなレタス、トマト、玉ねぎも、肉の美味しさを引き立ててくれます。セットのフライドポテトは細目で、ほどよくガーリックが効いており、手が止まらなくなる美味しさです。生のパイナップルの爽やかな甘さが味わえるスコーンやドリンクは、ハワイアンな気分満点でした。

ボリューム満点のフードメニュー

ボリューム満点のフードメニュー

 

たくさんの本や情報に出会えて、ゆっくり本が読めて、美味しいフード・ドリンクも楽しめる船場図書館。船場生涯学習センターでは今回の講座以外にも、大阪大学の知の一端に触れられる講座を開催しています。2024年3月に開業予定の北大阪急行線「箕面船場阪大前駅」が完成すれば、駅はすぐ目の前です。アクセスが格段にアップするので、ぜひ訪れてみてください。

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