ほとんど0円大学 おとなも大学を使っっちゃおう

追手門学院大学の新キャンパスで、自慢の釜炊きごはんを食べよう!

2019年6月18日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

大阪府茨木市にある追手門学院大学に今春、新たなキャンパスが誕生しました。従来の茨木安威キャンパスから約2kmに位置する、茨木総持寺キャンパスです。正三角形のメタリックな学舎は、美術館かと思うようなアートな雰囲気。そのすぐ隣にある建物は、広々としたスペースの学食『追手門学院食堂』です。一般道路の歩道から直接アクセスできる開放的な学食は、普通のレストラン感覚で気軽に入店OK。その利用しやすさから、幼児を連れた親子や熟年夫婦、女性グループなど、年齢層もさまざまな一般客の姿が多く見られます。

校舎

特徴的な形が目を引く、追手門学院大学の新キャンパス

食堂外観

『追手門学院食堂』はガラス張りで開放感バツグン

 

学食を運営しているのは、『まいどおおきに食堂』でおなじみの株式会社フジオフードシステム。同社社長が追手門学院大学の卒業生ということで出店が実現したそうです。

 

この学食の最大の魅力は何といっても、釜炊きのごはん! つやつや光るごはんは噛むとお米の旨みが感じられ、食欲が増していく美味しさです。定食類はごはんの量の調節ができ、男子学生はお茶碗いっぱいのごはんをモリモリ食べていました。

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かまどの存在感がすごい!

 

一番人気は、日替わりメニュー。日替わり定食450円のほか、本日のお魚定食500円、日替わり丼400円があります。来訪時、日替わり定食のメインは油淋鶏、日替わり丼はチャーシュー丼でした。日替わり定食は、2つの小鉢付き。サラダや酢の物、冷奴、キンピラゴボウなどの中から自由にチョイスできます。ワンコインでお釣りがくるコスパの良さに加え、一汁三菜で栄養バランスも良いなんて、こんな食堂が近所にあれば足繁く通いたくなりそう。平日朝の時間帯は、ごはんとおみそ汁、2種類の選べる小鉢で、280円の朝定食も提供しています。

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日替わり定食はメイン+小鉢二つでおかずがいっぱい!

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日替わり丼は、肉々しいチャーシュー丼!

 

学食内の一角には、ドリンクやスイーツが楽しめる『OG CAFE』があり、コーヒー100円~。おすすめは、豆乳やおからを使用した体にやさしいスイーツ、神戸発の“はらドーナッツ”です。プレーン120円、シナモン150円など。素朴でなつかしい味のドーナツをお供に、食後のティータイムを楽しんでみてはいかが。ちなみに食堂は、大学生だけでなく併設する中学・高校生も使用するので、12時半から13時半ぐらいの間はかなり混みあいます。この時間帯はできるだけ避けた方がよさそうですよ!

カフェ

ついつい長居したく『OG CAFE』

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やさしくてなつかしい味に、気持ちがほこり♪

 

ドリンクバー付きでお得感アップ。大阪産業大学の「Parfai T.T」で家庭的メニューを満喫。

2019年5月9日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

※学食「Parfai T.T(パルフェティティ)」は閉店し、「ふじカツ」としてリニューアルオープンしています。リニューアル後の学食レポートはこちら(http://hotozero.com/?p=14246

 

すぐそばに生駒山が広がる大阪産業大学は、緑あふれる気持ちのよいキャンパスです。学内にはいくつかの学食がありますが、今回紹介するのは中央キャンパス16号館2階にある「Parfai T.T(パルフェティティ)」。麺類、カレー、定食、デザートなどが学食プライスで提供されています。日替わりで通常メニューにはないお得メニューが登場することもあり、行ってみてのお楽しみ。単品の麺類以外にはすべてドリンクバー付きで、コーラやオレンジジュース、アイスコーヒー、ウーロン茶などが飲み放題。混みあっていない時間帯なら、ドリンクを飲みながらのくつろぎ&おしゃべりタイムが楽しめますね。

生駒山

キャンパスの奥には、大阪と奈良を隔てる生駒山の姿が

外観

ちょっとレトロな看板がいい味を醸し出している

 

店外の券売機でチケットを購入し、カウンターで注文。今回チョイスしたのは、チキン南蛮ランチ600円です。チキン南蛮にコロッケ、サラダ、ごはん、おみそ汁が付いた定食です。ドリンクバーも付いてこの価格ならお得感があります。味はというと、家庭的な手作り感のある味わい。自宅でおかあさんのごはんを食べているようなほっこりした気分になれます。おなかもいっぱいになり、食後にはもう一杯ドリンクを楽しんでゆったりした時間が楽しめました。周囲の学生さんもドリンクを飲みながら、友達たちと一緒にランチタイムを満喫しているようでした。

内観2

木で統一された店内はゆったりとした雰囲気

チキン南蛮

ボリューム満点のチキン南蛮ランチ

 

食後にキャンパスを歩いていると、16号館近くにある駐輪場のそばで路面電車を発見。なぜこんな所に路面電車が展示されているかというと、大阪産業大学は1928年に創設された「大阪鉄道学校」が起源だからなのです。産業社会に役立つ実践的な人材を育成するという大阪産業大学の教育のはじまりを象徴するモニュメントなのですね。残念ながら車内には入れませんが、昔なつかしい路面電車をぜひ見て帰ってください。

チンチン電車

駐輪所のチンチン電車が、大阪産業大のルーツを物語る

洋食メニューが人気の阪南大学「リバティラウンジ」でお得にランチ♪

2019年3月28日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

今回おすすめする学食は、阪南大学の「リバティラウンジ」。阪南大学の最寄り駅は近鉄南大阪線の河内天美駅ですが、「リバティラウンジ」のある本キャンパスと南キャンパスが少し離れた位置にあるので、キャンパスを間違わないようにご注意を。

河内天美駅の案内板

「リバティラウンジ」に向かう場合は、本キャンパスへ

阪南大学本キャンパス

ブラウンで統一されたキャンパスは開放感◎

 

駅前ロータリーにある案内板にしたがって北側にある本キャンパスに向かうと、徒歩5分ほどで到着。レンガ調のブラウンで統一され、スタイリッシュなキャンパスです。お目当ての学食は、正門からまっすぐ奥に入ったところにある「50周年記念館」の1階にあります。ガラス張りの大きな窓に囲まれた店内には自然光が差し込んでおり、300席ある広々とした空間は落ち着いた雰囲気。郊外にあるオシャレなカジュアルレストランといった印象を受けました。

リバティラウンジの内観

ガラス張りの空間は気持ちよく、ついつい長居したくなる

 

メニューは、各種定食をはじめ、丼、麺類、カレーライスなど種類豊富。中でもオムライスやハンバーグといった洋食メニューが人気なようなので、今回はチーズハンバーグを注文してみました。チーズハンバーグはライス付きで530円と、お財布にやさしい学食プライス。栄養バランスに気をつけたい日には、追加でサラダやみそ汁(各60円)をプラスするのもおすすめです。

チーズハンバーグ

熱々の鉄板が食欲をさらに刺激する!

 

券売機で購入したチケットを注文カウンターに出してしばらく待つと、熱々の鉄板に乗せられたハンバーグが登場。鉄板のおかげでハンバーグにチーズがとろりとからみ、最後まで温かいまま食べられるのがうれしいですね。手作り感のあるハンバーグは大きさも十分で食べ応えもバッチリ。今回は残念ながら売り切れでしたが、メガハンバーグというメニューもあるので、たっぶり食べたい人はお試しあれ。また、食後のデザートにおすすめのアイスクリーム(190円)の味は、10種類以上。定番のバニラやチョコレートのほか、メロンソーダ、巨峰、マロン、マンゴーなど、バラエティ豊富な味から選べます。

 

西洋料理はいかにして東アジアに伝わったのかを、関西大学の研究会で学んできた

2019年3月14日 / 体験レポート, 大学を楽しもう

今では日本でも当たり前のように食べられている“西洋料理”は、日本を含めた東アジアに、どんなふうに伝わって受け入れられていったのかご存知でしょうか。そんな謎の解明に取り組んでいる研究者たちが集まるセミナーがあると聞けば、ちょっと気になりますよね。関西大学アジア・オープン・リサーチセンターで開催された、「近代東アジアにおける西洋料理の伝播と受容」と題する研究会にお邪魔してきました。

中国での西洋料理の広まりは、上海から。

最初に登場したのは、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター長である、外国語学部の内田慶市教授。中国での西洋料理の伝播について教えてくれました。内田教授によると、中国に西洋料理を伝えたのは主に宣教師だそう。面白いのは当時の文献に、「すべて火を通して食べる」「自分たちの皿でそれぞれ食べる」「席は男女別にわけない」など、料理内容以外の記述が多く見られること。わざわざ記載しているということは、当時の中国と西欧では、食事マナーを含めた食文化そのものが大きく異なっていたことがわかりますね。

レクチャー1

最初に関西大学外国語学部の内田教授がレクチャー

 

1840年代以降の中国では上海を中心とする租界に西洋人が住み、ホテルやレストランで西洋料理が食べられるようになりました。1950年頃、ロシアの作家ゴンチャロフは渡航記に、上海に立ち寄った際、“ビフテキ、ハムエッグ、羊肉の煮物、プディング”などの西洋料理を食べ、ポートワインやシェリーといったお酒類を楽しんだと記しています。これは、日本でいうと江戸時代で、黒船がやってきた頃の話。そんな時代に、上海ではすでに本格的な西洋料理を食べることができたとは驚きです。

“チョコレート”は中国語で何と翻訳された?

内田教授がとくに注目しているのが、「1966年に上海で出版された『造洋飯書』という西洋料理のレシピ本」とのこと。これを編纂したのは、上海で活動していたの宣教師クロフォード夫人です。夫人は「中国人のコックがまともな西洋料理を作れないのを見て、この本を作ることにした」のだとか。

造洋飯書

上海で出版されたレシピ本『造洋飯書』

 

271ものレシピが記載されており、チョコレートは“知古辣”、レモンは“來門”、ドライフルーツは“果乾”など、食材や料理名が中国語と英語で書かれています。中国にない食材や料理をどんな中国語に翻訳したのか着目してみると興味深いです。また、「食器類はきれいに洗って拭く」、「タオルと雑巾、テーブル拭きをきちんとわけること」と、衛生面の大切さについて丁寧に説かれているのも気になるところ。当時の中国人は衛生面にさほど気をつかっていなかったのかも。

知古辣

『造洋飯書』では、チョコレートを“知古辣”と表記

日本人はいつから料理を“いためて”いた?

次に、龍谷大学文学部の余田弘実教授が、近世日本の料理書を調査する中で、とくに「いためる」という調理法が日本でどう広まっていったのかをレクチャーしてくれました。17世紀の日本には、「油を入れて食材をいためるという調理法はほとんど知られていなかった」といいます。“いり”という表現はあるものの、“煮る”という意味だったり、油を入れずに火にかけているか、食材から出る油をそのまま利用しているに過ぎなかったとか。それが18世紀になると、“南京汁”など外国の地名が付いた料理名が出てくるようになり、19世紀の料理本では油でいためるという意味の「いためる」が普通に見られます。

レクチャー2

龍谷大学文学部の余田教授は“言葉”から料理をひもとく

 

「油でいためるという異国の調理法が、中国料理の影響を受けて広まっていったのではないでしょうか」と余田教授。現代日本では日常的な“油でいためる”という調理法が江戸時代半ば頃まで当たり前ではなかったこと、外国から伝わった調理法だということを知り、二重の意味で驚かされました。余田教授は「言葉を追いかけていったら、異国の料理を受け入れる準備ができてきたのが江戸時代であることがわかります。明治になって突然、西洋料理が入ってきて受け入れられたのではありません」と、日本における異国料理の受容についての考えを述べられます。料理そのものではなく、“言葉”という視点から異国料理の受け入れを探るというのが新鮮で、興味がひかれるお話でした。

西洋料理に不慣れな日本人による多くの失敗談も。

続いて、梅花女子大学の東四柳祥子准教授がお話されたのは、明治期における西洋料理の受容について。150年前の日本というと、鎖国から開国へと大きく変化していった時代です。食文化においても西洋料理が取り入れられた理由のひとつは、「海外との付き合いを模索する中で、西洋人に日本料理が不評だったから」だとか。濃い味を食べなれている西洋人には、ダシ文化の繊細な日本料理のおいしさがわからなかったのでしょう。また、日本人は西洋人と比べて貧弱な体にコンプレックスを感じており、肉食を嗜好する西洋人の食生活を見習って“富国強兵”を進めようという時代でもあったのです。

レクチャー3

梅花女子大学の東四柳准教授は、日本に西洋料理が取り入れられた当時を語る

 

また、明治の初め頃は、外国の文化をうまく理解できずに笑いものになる日本人もいたとか。ナプキンは食べ残しを持ち帰るふろしきだと勘違いしたり、ナイフやフォークがうまく使えずに手づかみで食べたり、肉を刺したナイフを口に入れて唇を切るなど、当時の手記等にさまざまな失敗談が残されています。今となっては笑い話ですが、当時の日本人は慣れない食文化にかなり戸惑ったことが想像され、気の毒に感じてしまいますね。

和洋折衷をうまく取り入れた、日本人。

料理書においては、1872年には日本で最初の西洋料理書として、仮名垣魯文『西洋料理通』、敬学堂主人『西洋料理指南』が出版されています。『西洋料理指南』には、日本初のカレーレシピも。また、「日本の料理本にはなかった分量や調理時間が書かれています」と、東四柳准教授。それまでの日本人の料理手順って、とても適当だったことが判明しました。

カレー

今ではおなじみのカレーライスも、最初はレシピが適当だった!?

 

家庭の主婦など女性読者層を対象とした西洋料理書が出版されるのは明治の後半、1900年頃になってから。この頃から、家庭の中でも西洋料理を作ることが勧められますが、フルコースを食べることは珍しかったよう。当時の食生活が分かる本を見てみると、ある中流階級の家でフルコースを食べたのはレストランで年に2回だけ。後は、オムレツやキャベツロールなど、献立の中に時々洋風の料理を取り入れています。このように、「明治期の日本人は、これまでの食生活の中にうまく西洋料理を受容しています。自分たちの生活スタイルに合わせて、和洋折衷料理を取り入れてきたのではないでしょうか」と東四柳准教授は話されました。

ヨーロッパに君臨した、フランス宮廷料理。

最後に、辻調グループ・辻静雄料理教育研究所の八木尚子副所長が西洋料理を代表するフランス料理についてレクチャー。八木副所長によると、「私たちがイメージするフランス料理とは、宮廷料理に源をもつ高級料理のことです」とのこと。宮廷料理の発祥は14世紀で、王の料理長などを務めたタイユヴァンという大料理人が知られています。ルイ14世の時代にグランド・キュイジーヌと呼ばれる、豪華で大掛かりな食事スタイルが生まれ、ルイ15世の時代には技巧を凝らして洗練された料理が発展。フランス料理は国内のみならず、ヨーロッパの宮廷・貴族の憧れとなったのです。

レクチャー4

辻調グループ・辻静雄料理教育研究所の八木副所長がフランス料理の歴史を概説

 

18世紀後半、フランス革命という大きな転換期を迎えたフランスでしたが、ナポレオンが帝政をしいたことから、宮廷料理が存続。19世紀の“料理の王”と呼ばれたアントナン・カレームは、外相タレーランに認められて、ナポレオン宮廷で活躍しました。のちにロシア皇帝やイギリス皇太子、ロスチャイルド家に仕えたという華麗な経歴の持ち主です。「カレームを雇うには、高額な報酬が必要だった」とか。

 

日本では、アントナン・カレームの技法を受け継ぐフランスの料理人から学んだ秋山徳蔵が、宮内庁に新設された洋食部門の初代料理長に就任。八木副所長は「明治政府は、外国と結びつく饗応のための料理ならフランス料理だと考えたのでしょう。政府主導で伝わったフランス料理がやがて日常の食卓へと普及していったのです」と語られました。

研究会を終えて

異国の食文化の伝播と受容についての研究発表が行われた今回の研究会は、さまざまな側面から多くの発見がありました。この研究会では今後、料理を中心とした文化背景や人物に焦点をあてた研究をすすめるほか、レシピの再現やデータベース化の試みも予定している、とのこと。東アジアにおける料理と文化についての新たな発見があることを期待したいですね。

関西学院大学の『ケンタッキーフライドチキン』の珍しい限定メニューに迫る!

2019年2月21日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

白い壁と赤いレンガ屋根の時計台が印象的な関西学院大学、西宮上ケ原キャンパス。ここには、大学内店舗の第1号店である『ケンタッキーフライドチキン 関西学院大学店』があります。老若男女に広く人気のチキンがいつでもキャンパス内で食べられるなんて、学生がうらやましいですね。しかも、全国でも数店でしか提供されていない限定メニューがあるというのです。ぜひ食べてみたいという人もご心配なく。一般利用OKです!

 

ケンタッキーフライドチキンがあるのは、西宮上ヶ原キャンパスのシンボルともいえる時計台に向かって右手奥に位置するH号館です。館内に入ってみると隣には牛丼の「松屋」があり、ショッピングセンターのフードコートのような雰囲気でした。

関西学院大学の正門

西宮上ヶ原キャンパスの正門。緑が多く、いかにも大学らしい雰囲気

関西学院大学の時計台

正門からぐんぐんと進んでいくと、スパニッシュ・ミッションスタイルの時計台が見えてくる

 

料理の注文方法は、券売機でチケットを購入して、カウンターで注文する学食スタイル。注目ポイントは、店舗限定の特別セットメニューが用意されていて、通常の店舗よりもリーズナブルな価格で食べられるところ! 日替わりのお得なメニューもあり、ナゲットやポテトがなんと半額になる日も。学食店舗ならではのうれしいサービスです。

関西学院大学のH館

H館の左わきには、見覚えのあるメガネおじさんののぼりが……

僕らのケンタッキーフライドチキン

H館に入ると、まるでイ○ンにでも来たかのようなフードコートを発見!

 

気になる限定メニューはというと、ケンタ丼とチキン南蛮丼の2種類、いずれも単品で550円(税込)、ドリンクとセットで600円(税込)。今回はケンタ丼を実食してみました。クリスピーチキンが2つ、シイタケ、シシトウ、サツマイモの天ぷらの上に、甘辛いタレがかけられた天丼のようなどんぶりでした。

ぼくらのケンタ丼

クリスピーチキンの存在感がすごい!全国的にもめずらしいケンタ丼

ケンタッキーのメニュー

ケンタ丼以外にも魅力的なメニューがいっぱい!

 

「ケンタッキーのチキンとご飯の相性は?」と疑問に思いながらも食べてみると、チキンと甘辛いタレがマッチしてご飯が進む味わいに驚き! 野菜天ぷらもサクサクして美味です。ケンタッキーフライドチキンの新たな美味しさを教えてくれる逸品と言えるでしょう。ご飯の量は軽めですが、チキンや野菜天ぷらのボリュームがあるのでお腹も満足です。次は、タルタルソースと合わせるとどんな味になるのか、気になるチキン南蛮丼も食べてみたいですね。

ヨーロッパの街並みのような関西外大・御殿山キャンパスでカフェタイム

2019年2月12日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

2018年4月に開設されたばかりの関西外国語大学の御殿山キャンパスを訪ねてきました。中宮キャンパスから約400mの近接地に位置し、敷地の広さは5万㎡。キャンパス内に入ると石畳が広がり、その先にはレンガ色の瓦屋根の建物が立ち並び、まるでヨーロッパの街並みのよう! イタリアのヴィラをイメージさせる2階建の建物群は、教室だとは思えない瀟洒な雰囲気を漂わせています。そして、このキャンパスは学ぶ場だけでなく、約700人の関西外大生と海外留学生がともに生活するスペースも備えています。さまざまな言語が飛び交うキャンパス内で学べれば、豊かな国際感覚が育ちそうですね。

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正門のすぐ右手にある建物は、外大生以外でも利用OK。コンビニのある方面から中に入ることができ、1階にスターバックスとコンビニがあります。2階にはベーカリーカフェ「 L's kitchen 」。手作りパンのほか、日替わり丼、カレー、パスタなどの軽食メニューが食べられます。焼きたてパンは日替わりなので、どんなパンが登場するかはその日のお楽しみ。メロンパンやカレーパンなどの菓子パンのほか、パイやナン、サンドイッチもあります。この日チョイスしたのは、ウィンナーロール、クイニーアマン各140円、青森りんごと鳴門金時のパイ150円。手作り感のあるパンはどれも美味しく、いろいろ食べてみたくなりますね。コーヒーや紅茶も100円とリーズナブルなので、パンと一緒にどうぞ。

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大きなガラス窓のある店内は、明るく開放的な雰囲気。ゆったりくつろげるソファ席もあります。天気の良い日はテラス席がおすすめ。バルコニーから下をながめると、正門前の噴水やヨーロッパ風のキャンパスが見えてお洒落な気分が盛り上がりそう。国際色豊かな学生たちと一緒に、カフェ&ランチを楽しんでみませんか。

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関西の大学初出店!甲南大学「CAFFE’ & BAR PRONTO」は、モーニングからランチ、バー利用まで使い勝手の良さが魅力。

2018年12月25日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

食堂や多目的ホール、トレーニングルームなど学生のためのさまざまな設備が揃う、甲南大学の多機能複合施設、インフィニティコモンズ。1Fには、関西の大学では初出店となる「CAFFE’ & BAR PRONTO」があります。朝はコーヒーとパン、ランチにはパスタ、ティータイムにはケーキ、夜はバーとして、1日のさまざまな場面で活用できるスポットなのです。

甲南学園創立100周年を記念して2017年9月に竣工した多機能複合施設「インフィニティコモンズ」

甲南学園創立100周年を記念して2017年9月に竣工した多機能複合施設「インフィニティコモンズ」

 

バーカウンターのある店内は、大学内の施設だとは思えないほど、しっとりとした落ち着きを感じさせる雰囲気。コンセント付きのテーブルや隣席との仕切りがあるカウンタータイプの席もあり、ちょっとした勉強や仕事をしながらの利用にもおすすめです。

カウンターにはさまざまなウイスキーやリキュールのボトルが並ぶ

カウンターにはさまざまなウイスキーやリキュールのボトルが並ぶ

コンセントや隣との仕切りなど、うれしい設備がいろいろ

席にはコンセントや隣との仕切りなど、うれしい設備がいろいろ


ホットコーヒーは240円~、朝はお得なモーニングセットもあります。パスタは、ナスとベーコンのトマトソースや半熟卵のカルボナーラ、サーモンのたらこバターなどの定番メニュー以外に期間限定メニューも加わり、10種類ほどのパスタから選べます。

具だくさん&彩り豊かなパスタは目にもおいしい!

具だくさん&彩り豊かなパスタは目にもおいしい!

海老とアボガドのバジルソース(790円)は、もちもちした食感が楽しめる生パスタを使用。プリプリの海老とフレッシュアボガドがたっぷり入って、オリジナルのバジルソースとの相性が抜群! 濃厚な味わいが口の中に広がります。パスタの増量はできないので、しっかり食べたい人は一緒にパンをチョイスしたり、食後にケーキを楽しむのがいいかも。

小腹を満たすパンもいろいろ

小腹を満たすパンの種類も豊富

ケーキなどのスイーツはこちらに

ケーキなどのスイーツはこちらに


18時からはバータイム。ビールやウイスキーのほか、カクテルも豊富に揃っています。パスタやピザ、タコのカルパッチョ、海老のアヒージョ、ローストビーフなど、おしゃれで美味しいフードをお供に、大人の時間を楽しみましょう。

居心地のよさに、思わず長居してしまいそう

居心地のよさに、思わず長居してしまいそう


プロントでは、パスタはもちろん、ドリンクやフードでもいろいろな期間限定メニューが登場します。多彩なメニューが楽しめるので、何度でも訪れたくなりますね。

近大産の農作物がいろいろ買える、農学部祭。近大マグロの解体ショーで試食も!

2018年11月20日 / 体験レポート, 大学を楽しもう

近畿大学の名を一躍全国区にした立役者といえば、クロマグロの完全養殖を世界で初めて成功させた“近大マグロ”。この近大マグロをはじめ、近大マンゴーやメロン、米などを商品化し、企業とも連携してさまざまな研究成果をあげている近畿大学農学部は、奈良にキャンパスがあります。近鉄富雄駅からバスで10分。木々に囲まれたのどかなキャンパスで開催された、農学部祭『飛鳥祭』に行ってきました。

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農学部だけに、収穫祭も兼ねている学園祭。農産物を目当てに訪れる人が多いようで、学生に混じって年齢層の高い人もたくさん来場していますね。農産物を販売している一角では、販売前から長い行列! 早めの時間に行かないと、午前中に売り切れてしまうものも多いのだとか。白菜やキャベツ、大根、みかん、黒枝豆など、いろんな種類の農産物はどれも安く、並んでまで買いたくなるのにも納得です。キャンパス内で学生が作った野菜も販売されており、どの野菜も値段はなんと100円! 学内の畑で収穫されたばかりの野菜なので新鮮さも折り紙つき。野菜以外にも、和歌山にある農学部附属農場で作られた米やみかんジュース、梅干しなどの加工品のほか、キノコ、花なども販売されています。たくさん買って帰りは荷物いっぱいになることを覚悟して来場した方がよさそう。

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学祭らしくいろんな屋台がありますが、“近大産”の売り文句に惹かれ、紫蘇ジュースを飲んでみました。さっぱりして飲みやすいジュースです。美肌に効果あり、というのがうれしいですね。次に目に止まったのは、トマトシャーベットとメロンジェラート。さっそく食べてみました。農学部産の完熟ミニトマトを使ったシャーベットは、トマトのさわやかな酸味と自然な甘みがGOOD。メロンジェラートには、農学部と奈良県の松井農園が共同開発した新品種メロン「バンビーナ」が使われています。メロンそのものを味わっているような果実感が口の中に広がり、糖度の高いメロンならではの濃厚な甘さで、甘いもの好きの人なら幸せな気分になること間違いなし。このメロンジェラートは、道の駅のグルメナンバーワンを決定する『道-1グランプリ2018』のスイーツ部門で、グランプリを受賞したのだとか。奈良県田原本町の道の駅「レスティ唐古・鍵」で購入できるので、気になった人はぜひお試しを。

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そして本日のメインイベントは、近大マグロの解体ショー。試食ができるとあって、大勢の人が会場に集まってきます。朝から配布された試食券は1000人分が用意されていましたが、午前中にすべて配布済みでした。舞台の上には、長崎県五島生まれの60kg超の立派なマグロ。大きなマグロが見事な包丁さばきで解体されていきます。解体中には、近畿大学教授による近大マグロについてのレクチャーも。養殖マグロの美味しさの秘訣は、「冷凍しないので味が落ちないこと」だそうです。近大マグロの最大記録は400kg超ですが、卵から出荷可能な大きさまで成長するのはわずか5%なのだとか。美味しい養殖マグロを世の中に出すために、さまざまな苦労と試行錯誤を重ねていることを教えていただきました。

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解体ショーが終わると、お待ちかねの試食! しっかりと厚切りのマグロ短冊が2切れ。よく脂がのっているのが見た目だけでも分かります。口に入れると、濃厚なマグロの旨みが溶けだすような味わい。試食した人から次々と、「美味しい!」と感嘆の声があがっていました。

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休憩がてらキャンパス内のコンビニをのぞいてみると、ここでも近大コラボ商品を発見。近大マグロ由来のコラーゲンを配合した「マグロのめだまグミ」と、悪酔いを防ぐ効果があるといわれる柿渋を使った「柿ダノミ」が置いてありました。近大はさまざまな企業とのコラボ商品の開発を積極的に行っており、スーパーやコンビニで見かけることがあるので注目してみてください。

毎年11月初旬の2日間、開催されている近大農学部祭。普通の大学祭とはひと味違う楽しみ方ができる大学祭でした。大学祭で購入した黒枝豆を帰宅してからさっそくゆがいて食べると、もっちりした食感と濃く深い味わいで、とても美味しかったです!

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