”心地よい空間”×”美味しい学食”、千葉商科大学「The University DINING」
2015年の開設以来、“おしゃれすぎる学食”として知られる千葉商科大学の「The University DINING」。総合的にデザインされた魅力的な建物であるとともに、オリジナリティあふれる“食”も多彩に取り揃うとか。気になる同学食に行ってきました!
とびきり心地よい空間
千葉商科大学は、JR総武線「市川駅」や京成線「国府台駅」、北総線「矢切駅」などが最寄り駅として利用できます。この日は、「市川駅」から歩いて向かい、約20分で自然に囲まれた静かな場所に立地する同大学に到着しました。

千葉商科大学の正門
正門から入るとすぐ左手に見えるのが「The University DINING」です。これまでの学食のあり方を一新した、“学生の創造欲を刺激する学食、地域の文化・情報のハブとなる学食”というコンセプトのもと、学食企画・建築デザインを手掛けた建築家ユニットのシーラカンスK&H株式会社をはじめ、日本を代表するクリエイターたちの手によって、建築デザインから内装、家具、サイネージなどに至るまで総合的にデザインされた新しい学食が誕生したのだそう。
平屋建てのスタイリッシュな外観で、外周壁はガラス張りになっていて開放感があふれています。

ロゴマークは、食堂とひと目で分かるようにそれ自体がピクトグラムになっているのだそう

建物を囲うように設置されたテラス席
室内に入ると、天井を覆う幾層もの木の梁が、ナチュラルで温かな雰囲気を演出しています。その天井を介して届く柔らかなライトの光と、窓から差し込む太陽光も相まって、まるでリビングのようなくつろぎ空間に。驚くほどの心地よさがあります。
また、国内外で幅広く活躍するLINE-INC.によるインテリアデザインも秀逸。例えば、バラエティに富んだハイセンスな家具類がセレクトされていて、バランスよく配置されていることもあって不思議と落ち着きます。

広さ1120.30㎡のフロアに350席が設置されています
室内でひときわ目を引いたのが、世界的に活躍する人気イラストレーターSHOGO SEKINE氏によるカラフルでポジティブなアートワーク。コンセプトを体現するべく、「The University DINING」が地域のイベントスペースやライブハウス、 企業のワークショップ会場になることも。食や憩いの場というだけでなく、さまざまな個性が「つどい」、縁が「つながり」、未来を「つくりだす」、ワクワクする創造拠点を象徴するような壁画でした。

SHOGO SEKINE氏によるポップでおしゃれな壁面イラスト

食を中心に国内外のカルチャー誌が並ぶ棚も。すべて自由に読むことができます
ダイニング&ベーカリーの2軸展開の「美味しい学食」
「The University DINING」の核となる「食」については、「bills」など話題のカフェやレストランなどを運営する株式会社トランジットジェネラルオフィスがプロデュースを手掛け、メインダイニングの他に、本格的なカフェが楽しめるコーヒー&ベーカリースタンドが併設されています。
美味しく栄養バランスも取れる日替わりランチは、「REGULAR SET」(550円)と「DON SET」(450円)の2種類が毎日用意されているそう。「REGULAR SET」は、スープ&ライスに好みの主菜と小鉢2品を選んで付けるプリフィックス・ランチスタイルで、「DON SET」は、丼とスープ、小鉢が楽しめるのだとか。しかし、この日は用事が長引き、到着時刻にはランチの営業が終了……(泣)。

この日の「REGULAR SET」の主菜3種の案内
気を取り直して、「The University DINING」の中央に位置するコーヒー&ベーカリースタンドへ! 「自由が丘ベイクショップ」のオープニングディレクターがメニューを監修していて、焼き立てのパンをはじめオリジナルのサンドイッチやハンバーガーなどの軽食、香り高いコーヒーなどが揃っています。

みんな大好き! ポテトフライも並びます
好物の「フィッシュバーガー」(280円)を迷わずセレクトし、お腹が空いていたのでサンドイッチの「ツナブロッコリーとアボカド」(400円)も追加。初夏の陽気だったこともあり「ストロベリースカッシュICED」(350円)をお供に。
テーブル席に着いて、早速「フィッシュバーガー」から実食。バンズがふんわり食感で、肉厚&やわらかな白身魚フライとしっかり味のタルタルソースとも相性抜群。期待を裏切らない味で大満足でした。続いて、「ツナブロッコリーとアボカド」。これでもかくらいたっぷりの野菜が入っていて野菜不足の体が喜んでいるのを実感。甘酸っぱさとシュワっとした炭酸の爽快感がたまらない「ストロベリースカッシュICED」も最高でした。

「フィッシュバーガー」(写真右)、「ツナブロッコリーとアボカド」(写真左)

紙コップなどのツール類にもロゴマークが

パンなどを温めるためのレンジも完備
座る場所によってもさまざまな表情が楽しめる「The University DINING」。食後は窓際のカウンター席に移動し、外の景色を眺めながらしばし休憩。

電源も完備された奥行きのあるカウンターでPC作業に最適
「The University DINING」は、今年2025年に10周年を迎え、その間に地域のファンも増え続けているのだとか。この日も、女性グループがコーヒーを飲みながら談笑する姿が。近所の方はもちろん、近くに寄った際は、ぜひ訪れてみてください。想像以上の心地よさと、美味しい学食が待っています!