京都でお洒落なショップやカフェが集まるエリアとして人気の北山通りの一角にある、京都府立植物園。広大な敷地には12万本以上の植物があり、熱帯植物など珍しい品種も見ることができる観光名所です。
この植物園のすぐそばに、一般の人も利用できる学食があるのをご存知でしょうか。植物園・北泉門の目の前にある、京都府立大学『Deli Cafe たまご』です。京都を代表する企業、京セラの創業者・稲盛和夫氏にちなんで名づけられ、大きなガラス窓が目を引くモダンな建物「稲盛記念会館」の1階にあります。
ガラス張りの外観は開放的で入りやすそう
店内に入ってみると、北山エリアにふさわしく、学食とは思えないお洒落なインテリアに驚き! 広々とした店内には、一人でも利用しやすいカウンター席から、ゆったりくつろげるソファ席、明るい光がさしこむテラス席など、さまざまなタイプの席があります。空いている時なら、思わず長居したくなる居心地のよい空間ですね。
利用方法は、学食らしくセルフサービス。カウンターで注文してレジを済ませ、マイクで呼び出されたらレシートを持って受け取りに行きます。今回注文したのは、海の幸のトマトソースパスタで、サラダとスープ、パンがセットになって900円。パスタの上には、エビ、イカ、アサリがたっぷり! 具だくさんのシーフードに相性ぴったりのトマトソースを絡めていただくパスタに大満足です。バジル入りのパンもおいしく、メイン料理以外にも美味しさへのこだわりが感じられました。
白い食器にトマトソースの赤やサラダのグリーンが映える
食事メニューはほかに、自由に選べるホットデリ1品・コールドデリ2品にライスが付いた「デリセット」(600円)や、オリジナルオムレツ、ハンバーグなどがあり、食材には京都府産のものを積極的に使っているのだとか。各メニューには別途デリの追加もOK。野菜不足が気になる人やたっぷり食べたい人にはうれしいですね。
「京野菜デリ」や「ベジタリアンフード」などのこだわりメニューも
また、ワッフル、クレープ、スムージー、パフェ、パンケーキなど種類が多彩なカフェメニューも大いに気になるところ! 次はカフェメニューを堪能するために、北山散策の合間にぜひ立ち寄ってみたいものです。