早稲田駅を出た瞬間、早稲田祭が始まった!えんじの法被を着た学生スタッフに誘導され、駅から早稲田キャンパスに向かう人々の大行進。途中の飲食店やショップも賑わい、早稲田の街がお祭りムードであふれています。わずか2日で18万人を動員する早稲田祭に行ってきました。
早稲田祭2019が開催されたのは11月2日(土)、3日(日)。会場となるのが早稲田キャンパスと戸山キャンパス、そして小野記念講堂と早稲田小劇場どらま館です(今回は西早稲田キャンパスの理工展とも初コラボ開催)。
無料の公式ガイドブックB5サイズ約100ページ。地図が見やすく、検索項目が多いのでお目当てを探しやすくて使いやすい。卒業生インタビューも収録
圧倒的なスケールの早稲田キャンパス
メインキャンパスとして屋台やイベントなどが充実している早稲田キャンパス。人気エリアでちょっと渋滞する場面もありましたが、学生スタッフの誘導でほとんどスムーズに移動ができました。SNS映えする大隈重信像や歴史的建造物もGOOD。
南門から向かう来場者
演劇博物館前
ゆったりくつろげる戸山キャンパス
早稲田キャンパスから歩いて10分もかからないところに位置する戸山キャンパス。早稲田祭で賑わう商店街を抜けてくるので距離を感じることはありません。キャンパス内はコンパクトで効率的に回れます。グリーンが印象的な中庭も解放され、そこでの休憩もOK。
戸山キャンパス正門
中庭の中心で行われていた「珍☆早大五種」
あちこちで炸裂するエンタメ・パワー!
歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんやホスト界の帝王と称されるROLANDさんが早稲田祭に参加ということで、すごいチケット争奪戦が繰り広げられたのだろうと思いつつ、タイムテーブルをチェック。両キャンパス含め、随所にステージ・施設が7ヵ所設けられています!演劇博物館を持つ早稲田大学の底力でしょうか?
正門前ステージ、まったく演者が見えません。。。
10号館前ステージ、少しステージに近づけました
商店街にある早稲田小劇場どらま館前は長蛇の列
ステージの盛り上がりに負けていないのが、ストリート企画。音楽、ダンス、ジャグリング、かくれんぼ検定など、早稲田祭の活気と一体化したパフォーマンスも両キャンパスで繰り広げられています。何より目の前のパフォーマーとの距離感が近いのがとても楽しい!
「サテライトスタジオ2019」。男子のヤンチャぶりは、令和も変わらず?
飲食屋台は101店!ガッツリ系からトレンド系まで充実。
和洋中韓ごはん系から屋台の定番チョコバナナなどさまざまな屋台が並びます
小腹も空いてきました。でも、どんな屋台があるのかわからない。そこで学生スタッフに聞いてみると「休憩所に『ぐるめ手帖』が置いてあります」とのこと!
屋台の情報が掲載されている「ぐるめ手帖2019」はスマホでも見ることができました
早稲田キャンパス3号館休憩所。休憩所は早稲田キャンパスだけでも屋内外21ヵ所もあります。充実しているため、食べ歩きしている人はほぼ見当たりません
『ぐるめ手帖』でピックアップしてみたものの、結局、お肉の芳ばしい臭いに誘われて3号館近くの照焼きバーガーの屋台へ。鉄板で焼いたお肉はジューシー、タマネギの旨みが効いた照焼きソースとの相性がよくておいしい!
並んで待った甲斐があった!照焼きバーガーは1個500円
飲み物はハリーポッターのバタービールなどもありましたが、やはりタピオカ系が多かったです。数ある屋台の中から、戸山キャンパスの方で抹茶タピオカを選びました。
抹茶タピオカ400円
公式グッズを売っているコーナーでは、今回はじめてお菓子を販売していると聞いたので即購入。そのまま休憩場でいただきました。
クッキー1袋3個入り200円。真ん中は早稲田祭の公式マスコット、わせだサイくん
自分にピッタリがきっとある!バラエティ豊かな企画イベント
企画イベントは約450もあり悩ましい!公式パンフレットを見ていると5つの大ジャンル(パフォーマンス、音楽、講演、展示、体験、その他)と20以上の小ジャンルに見やすく分類されているものの、1つ2つターゲットを絞り回ることにしました。
地理学研究会の展示。日本の地形をVRで空中散歩という企画も!待ち時間が長いので泣く泣くあきらめ、高田馬場など街の「へ~」っとなる豆知識満載のオリジナルカレンダー(800円)をGET
学生の商業出版のサポートする団体、出版甲子園による「謎解きBookカフェ」。クロスワードパズルに挑戦して新たな一冊と出会える場所
早稲田イルミネーションプロジェクトという団体の展示。入ってみたらピカピカ写真を体験するというものでした。光の残像で文字や絵を描いた写真データを購入(100円)できるので、小学生女子に大ウケでした
「珍☆早大五種」は子どもから大人まで楽しめる2020東京オリンピック・パラリンピックに連動した体験型イベント。「近代五種」の競技内容にちなんだ体験ができる
蓄積されたパワーを2日間で炸裂させる早稲田祭、そのパッションが訪れる人々を魅了させてくれる。そして、えんじの法被を着た学生スタッフがキャンパスだけではなく街に飛び出して来場者をサポートする高いホスピタリティ。1日があっと言う間に過ぎてしまいました。
ちょっと食べたりない!そんな方にオススメなのが、こちら。
なんと早稲田大学周辺の飲食店(通称:ワセメシ)と早稲田祭がコラボしたメニューが期間限定で登場していました。みなさん!次回、激アツな早稲田祭とワセメシで1日を楽しんでくださいね。