レンガ造りで厳かな雰囲気が漂う立教大学の第一食堂は、今からちょうど100年前に完成しました。雰囲気バツグンで、一歩足を踏み入れると、ハリー・ポッターの世界に迷い込んだ気分になれるそう。そんな素敵な食堂が一般人も使用OKということで、五月晴れの気持ちのいい日に訪れてみました。
圧倒的な存在感を放つ本館(モリス館)
JR池袋駅西口を出て10分ほど歩くと見えてきたのが、外国映画に出てきそうなツタに覆われたレンガ造りの本館(モリス館)!この建物は、米国聖公会宣教師アーサー・ラザフォード・モリス氏の寄付によって建てられたもので、クリスマスの時期になると素敵なイルミネーションが楽しめます。
そして、今回の目的のハリー・ポッターの世界観溢れる第一食堂は、本館の奥にある中庭を挟んだ向こうにあります。
中庭の向こうに見えるのが第一食堂
ドアの上にはラテン語で「食欲は理性に従うべし」と書かれている
こちらが入口です。右に曲がって食券売り場を目指そうと思ったのですが、食券を買う前に、お目当てのハリー・ポッターの世界観満載の食堂をフライングチェック!
天井の高い解放感のある食堂
大学の食堂とは思えないほどの荘厳で高潔な空間
足を踏み入れた瞬間、ハリー達がホグワーツ魔法魔術学校の大食堂で食事を楽しむシーンが頭に浮かびました。天井が広いからか解放感もバツグン。ズラっと並ぶ椅子には、立教大学のシンボルマークもありました。オシャレ!
背もたれのシンボルマークがにくい
ワクワクする気持ちを抑えつつ、ランチメニューのチェックです。食券売り場には、美味しそうなメニューがズラリ!平日14時半~17時半の間は、曜日によってちょっとお得に食べられるようです。
定番メニューは写真でチェック
ディスプレイには、「本日のスペシャル」と「本日のプレミアムパスタ」「シェフのオススメ」など数種類が並んでいました。どれもワンコイン以下で食べられるのも、嬉しいですね!
こだわりやシェフのメニューなどはディスプレイあり
金欠のときに助かるメニューたち
読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄さんもファンだという「カツ丼」(370円)もありました。とってもリーズナブルで気になったのですが、この日は「本日のスペシャルB ボリューミーなとんかつプレートランチ~デミソースがけ~」(460円)にしました。
とんかつのデミグラスソースがけ
デミグラスソースたっぷり
とんかつとデミグラスソースの相性はいいのでしょうか?
初めての組み合わせにドキドキしながら食べてみると、「意外とイケる!」ということで、箸がドンドン進んでいきます。
カラッと揚がったサクサクのとんかつ
豚肉の厚さもちょうどよく、衣も適度にカリカリしていて食感も楽しい!メイン・ライス・サラダというシンプルな組み合わせなので、運動部の男子には物足りないかもしれませんが、女子ならペロリと食べられました。
美味しいランチが食べられるのはもちろんですが、解放感たっぷりの神秘的な空間で、慌ただしい毎日を忘れてリラックスするのにもオススメです。
気になる食堂の営業時間は、月~金曜日の8:30~17:30、土曜日は10:00~17:30まで。土曜日も営業しているなんて、平日に行けない人には嬉しいですね!また、祝日授業日は通常営業、全日休講日は休業なのだそう。長期休業期間中は、営業日時が変更するそうなので、訪れる際には、一度大学のHPを確認してから行ってみてくださいね。