立命館大学の大阪いばらきキャンパスを訪れて驚くのは、キャンパスと隣接する公園の間を隔てる塀がないこと。空き時間にベンチでくつろぐ学生、遊具で遊ぶ親子連れ、散歩を楽しむ地域の人々と、公園には多様な人が集っています。同キャンパスは「地域・社会連携」を教学コンセプトの一つに掲げており、地域に開かれたキャンパスなのです。
塀がなく、広いキャンパスなのは開放感抜群!
公園の目の前にある「立命館いばらきフューチャープラザ」は、地域・社会連携のシンボルとなる建物。イベントホールや図書館、飲食店などの施設があり、一般の人も利用できます。本やイベントを媒介として市民と学生・教職員が交流する「まちライブラリー」や図書館は、会員・利用者登録することで利用可能。1階の「GARDEN TERRACE LION(ガーデンテラス ライオン)」は、サッポロビール直営のレストラン&ダイニングバーです。
地域・社会連携のシンボル「立命館いばらきフューチャープラザ」外観
市民と学生・教職員が交流する「まちライブラリー」
巷のおしゃれなカフェを連想させる学食の外観
公園に面したガラス窓から明るい光がさし込む店内は広々として開放感があり、ファミリーや友人との気兼ねないランチにぴったり。もちろん、お一人様でも気軽に利用できる雰囲気です。天気の良い日にはテラス席の利用もおすすめです。個室タイプの席もあり、ランチミーティングなどビジネス利用にも使い勝手が良さそうですね。夜は、生ビールやワインと一緒にアラカルトやコース料理を楽しみ、大人の時間が過ごせます。
天気がいい日は、テラス席がおすすめ!
ランチタイムは、食事メニューに+450円でパンやサラダ、スープなどがバイキング形式で提供される「サラダ&ブレッドバー」が人気。まわりを見渡すと、ほとんどの人が注文しています。それもそのはず、「サラダ&ブレッドバー」だけで満足してしまいそうなほどの充実ぶりです。パンはクロワッサン、サンドイッチ、ライ麦パン、ピザなど種類豊富。ソーセージやポテト、コロッケのほか、スープ、ヨーグルトも用意されています。サラダは、トマト、きゅうり、オクラ、オニオン、レタス、マカロニサラダなどを自由に盛り付け、ドレッシングも4種類から選べます。
大学の学食とは思えないクオリティの高いサラダバー
ここはホテルか?!と見間違えるほど
ランチ時の食事メニューは、盛り付けも美しく彩られた洋食がいろいろ。ローストビーフ(1180円~)をはじめ、ビーフステーキライス(1480円)、ビーフシチューハンバーグ(1480円)、サーモンのソテー ラタトゥイユソース(1080円)、チーズ香るボロネーゼパスタ(980円)など、美味しそうなメニューばかり!
豊富なメニュー。どれをチョイスするか嬉しい迷い!
今回チョイスしたのは、お店イチオシのローストビーフです。70g(1180円)、120g(1580円)、180g(1980円)と3サイズあるので、お腹と相談しながら選びましょう。ローストビーフは厳選した食材を使用し、遠赤外線で丁寧にじっくり焼き上げた伝統の味なのだとか。見るからにジューシーさが感じられる一品が提供されます。お店こだわりのフォンドヴォーソースをかけていただくと、表面は香ばしく、中はやわらかくてしっとりとした味わい。厚みがあるので、しっかりとビーフの旨みが口の中に広がって満足度も大! 一番小さいサイズの70gでも食べ応えがありました。
ランチとは思えないこのボリューム!
パンやサラダもたっぷり食べたのでちょっと食べ過ぎた感があり、お店を出た後は腹ごなしに建物の周囲を散歩。茨木に自生する樹木を植栽した「里山エリア」、茨木市民と学生、教職員が参加するガーデニングクラブによってデザインされた「ガーデニングエリア」を巡り、緑と花に癒されるひと時でした。
「地域に開かれた大学」を体現する大阪いばらきキャンパスへ.
皆さんもぜひ一度訪れてみてください。