小田急線成城学園前駅から歩いてすぐの場所にある、成城大学。世田谷区内でも有名な高級住宅街のある地域にある大学です。
成城大学の学食は、どんなものか探ってみました!
中央改札口目の前にあるのは駅ビル「成城コルティ」
小田急線「成城学園前」駅は、新宿駅から小田急線の急行で15分ほどの場所にあります。「成城学園前」駅という名称ですが、駅の目の前に大学があるわけではありません。
駅ビル「成城コルティ」をはじめ、お洒落な雑貨屋さんや飲食店、美容室などが立ち並ぶエリアを通った先に正門が現れます。
大学をはじめ、幼稚園から高校まで同じ敷地内にあるのが成城大学のキャンパスの特徴です。
成城大学正門。ワンキャンパスに幼稚園から大学まで揃っています
正門から緑がいっぱいの校舎。都心にあることを忘れるようなゆったりとしたキャンパスは、入るだけでもワクワクします。
ちなみに成城大学には「学生食堂」「成城ラウンジ」「SEIJOちかぱん」の3カ所で食事が楽しめるのですが、今回はお手軽価格でボリュームのあるメニューが食べられる学生食堂に行ってみることに!
学生食堂の入り口。右側は売店
お目当ての学生食堂は、正門から入って左手にある「法人棟」の1階にあります。
まずは食券売り場で今日のおすすめをチェック。メニューはそこそこ多いのですが、オープンしてすぐの時間帯だからなのか、狙っていた丼物が売り切れ…。
定番のカレーが3種類も! 男子学生の多くは、カレーを注文する姿が。
うどん・そばの本日のつゆは、関西風白だしとこだわりが!
悩んだ末、他の女子学生がAランチの「油淋鶏」を頼んでいたので、私もそちらをチョイスしてみました。帰り際、確認したところ圧倒的に男子はカレーが多くて、女子はAランチが人気のようでした。
食券を購入後は、左側にあるトレイやコップなどを取り、さらに左側に進んで食券を渡していきます
学食内は思ったよりも広くて、ライブハウスにもなる倉庫風カフェのような雰囲気。ランチを注文する以外にも、談笑する学生や、コンビニなどで購入したものを食べている学生も見られ、学生さんの憩いの場所になっていました。
柱にアルファベットが記されているので、待ち合わせなどにも便利です
アクリルボードが設置されるなど、コロナ対策もバッチリ
天井にはところどころにテントで覆われた特徴的な内装デザイン。レフ板効果があるのか窓側ではない席も明るく感じました。そして何より感動したのが、やっぱり食事です!
Aランチ「油淋鶏セット」
ごはんが山盛りでビックリ。お肉も思ったよりもたっぷり入っています。お味噌汁はわかめのみでしたが、しっかりと出汁がきいていて懐かしい味わい!
また食べたくなる、ほっこり系お味噌汁
肝心のお肉は、衣がサクッとしているのにお肉が柔らかくて最高! 甘酢も甘すぎずちょうどいい酸味。お肉にも味がついていて、食べるのが楽しくなりました。やっぱり噛むと衣のサクサク感を音でも感じられると、食が進みますね。衣がしっかりついているのに、油っぽすぎないのも良かったです。
衣はサクッ、お肉はしっとりの「油淋鶏」
油淋鶏をより味わい深くしているのが、上にのっている香味野菜です。
白米の上に、香味野菜をのせて一緒に食べたところ、瓶詰めして売ってくれたら買うわ!とさえ思ってしまう相性の良さ。ごはんと甘酢とネギが合うのは、わかっていたのですが、理屈じゃないんですよね。無限飯が食べられる絶妙な味わいで大満足!
香味野菜をごはんの上にのせて食べてみた!
お腹いっぱいになったので、大学内を散歩してみたところ構内にキッチンカーもきていました。青空の下でランチを楽しむ学生の姿も!
青空に映える、構内のキッチンカー
駅まで歩いても4分ほどの距離なので、駅前でお弁当を購入して学食で楽しむ人、屋外で食べる人、さまざまな人がいて、とても自由な雰囲気。
緑も多いので歩いているだけで癒やされました。また行きたいと思える大学&学生食堂でした!