東京都足立区にある東京電機大学 東京千住キャンパスは、最寄り駅「北千住」東口から徒歩1分の場所にあります。学園創立100周年を機に、2012年4月に開設したキャンパスです。
街中に溶け込むように各施設が建ち、建物はまるで駅近くに佇む商業ビルか、オフィスビルのようです。
お目当ての学食のある建物は、3号館。少しわかりづらいですが、通りを渡った4号館の裏手にあります。
駅前広場のようだが、写真に写る建物すべてが東京電機大学の建物
今回取材した学食は、3号館の2階にあります。2階部分は1階から見えにくいうえ、何となく「一般人が階段をのぼっていいのかな?」と思いがちですが、気にせず2階まで上がりましょう。学食は一般人にも開放してされているので問題はありません。
オーダーの仕方は、一般的な学食と同様で食券を購入してカウンターで渡す方式。2023年4月からは、各種電子マネーが使えるようになるそうです。
3号棟2階の学食入り口 ※現在はM2階の学食は休止中
学食内は白と青系統の色で統一され、落ち着いた雰囲気。周囲がガラス張りのためか明るく開放感があります。連続性のあるライトがアクセントになっています。
メニューは唐揚げ丼(M390、L470円)、艦めしカレー(590円、大盛640円)、パスタ(400円)など、うれしい学食価格! サラダ(50円、100円)、温泉玉子(50円)、コロッケ(100円)など、サイドメニューもプラスしやすい価格で提供されています。(2023年3月時点)
食堂内の様子。左奥の厨房カウンターから、料理を受け取る
今回は洋風や丼ぶり系メニューが多いイメージの学食では異彩を放つ、「鯖塩焼き」(460円)を注文。カフェのような器にのっての登場です。
鯖塩焼き定食には、お味噌汁もセット!
鯖が思ったよりも大きいうえ、肉厚でテンションが上がりました。家庭で焼くとつい焼きすぎてしまいがちな鯖ですが、こちらはいい具合に焼かれ身はふっくら。醤油なども必要なく、ちょうどいい塩加減でした。
そしてお米も、ふわっとしていておいしい! 日本で白米がおいしいのは「当たり前」と思われがちですが、このような定食プレートを食べる場合は、かなり重要なポイント。ふかふかのお米と鯖塩焼きで、とても癒されました。
ふっくらとしたごはんと、魚の身
食券購入の際に見かけた「電大バリバリチョコソフト」(250円)が気になり、デザートに購入してみました。大学の名前を冠したソフトクリームなので、期待が高まります。
出てきたソフトクリームは、思っていたよりもずっしり。ちょっと大きめの湯飲みくらいの大きなカップに、ソフトクリームがたっぷり入っています。通常のソフトクリームコーンでは、絶対に支えきれないほどボリューム満点!
電大バリバリチョコソフト
チョコ味の部分がほろ苦く、甘すぎずおいしい! 少々量が多いので「食べ飽きてしまったらどうしよう」と思いながらいただいていると……。
中から、シャリシャリの食感が! 下のほうにはさりげなくフレークが入っていました。「パフェみたい」と感動しつつ完食。
食べ始めは「どこがバリバリなの?」と不安でしたが、食べ進めていくと納得の食感でした。
下のほうから、フレークが出現!
ふっくらした焼き魚と、パフェみたいなソフトクリームがいただけて大満足! 駅前なので、乗り換えがてら近くに行った際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。