東京造形大学にある学食は、窓の向こう側に広がる緑を眺めながらくつろげるスポットです。カフェが併設されているので、おいしいコーヒーやパン、アイスなども食べられます。そんな同大学の学食に行ってきました!
アート系の大学だけあり、美しさにもこだわった学食
JR横浜線相原駅から、誰もが無料で乗車できるスクールバスに乗ること約5分。東京造形大学は、小高い山を切り開いてつくられたのか、緑の多い立地に建っています。バスのロータリーを囲むように建物が建っていて、学食のある10号館の建物は、バスを降りると、目の前の美術館を真正面に見て右側に進むと現れます。
バスを降りたら10号館の建物をめざしましょう。写真右手に進むと、芝生の広場があり、そこを抜けて少しいくと10号館が見えてきます
学食のある10号棟に入ると中央に催事などができるスペースがあり、その左側に学食の入口、右側にカフェの入口があります。中央のフリースペースを囲うように学食やカフェがあるので、周辺の山や緑を眺めながら食事がいただけます。白を基調にした明るくて気持ちのいい空間になっていて、こだわりを感じました。
ちなみに学食のテーブルとイスは、同大学卒業の藤森泰司さんがデザインしたもの。お洒落な印象です。
中央は催事などができるスペース。奥に広がるガラス張りの空間が食堂部分
飽きずに楽しめる、日によって異なるメニューを展開
東京造形大学の学食は、券売機で購入できるほか、キャッシュレス決済にも対応。メニューは日によって異なり、ホームページからも確認可能です。筆者が行った日は、ごはんとお味噌汁がセットの定食、A「麻婆茄子」(400円)、B「豆腐ハンバーグきのこあんかけ」(450円)、C「ミックスフライ(エビ・白身魚・メンチ)」(500円)のほか、「ポークカレー」(280円)や麺類、副菜など、おいしそうなメニューがたくさんあり迷ってしまいました。
食堂内のカウンター各所にキャッシュレス端末が設置され、料理を選択するたび「ピッ」と決済。そのためレジはありません
迷った末、定食Bと、菜の花のピーナッツ和え(60円)を選びました。豆腐ハンバーグのあんのとろみが強いので、味の絡みが良くて食べやすかったです。お米はふっくら、お味噌汁は上品な味わい。菜の花のピーナッツ和えは砕かれたピーナッツが入り、お持ち帰りしたい食感。この一品が嬉しいですね。
定食B「豆腐ハンバーグきのこあんかけ」と菜の花のピーナッツ和え
食後は、併設しているカフェでアイスカフェラテ(220円)をいただき大満足。本格的なコーヒー類が気軽に楽しめるのはいいですね。
カフェで頼んだ、アイスカフェラテでホッとひと息
ちなみにカフェには、コーヒーやサーティーワンのアイスクリーム、パンなども置いてありました。お昼ごはんかそれともデザートか、アイスを食べている学生の姿も見られました。
奥にレジやパンコーナーを設置しているカフェ部分
カフェにはタブレットを広げて絵を描いている人が複数いて、アート系の大学らしさが感じられました。
さまざまな展示が行われている東京造形大学。展示会の帰りに学食やカフェでゆっくりしていくのもいいですね。
窓の外は一面の緑で開放的な雰囲気の店内