東京都府中市と小金井市にキャンパスを持つ「東京農工大学」。地域に開けた大学で、府中キャンパスでは、実習で作った野菜やジャムなどを学内の販売所で売っています。毎週木曜日に開催される「農工夢市場」には、たくさんの地域の方々が集まるそう。
一方の小金井キャンパスには、一般人も利用できるオシャレで安くて美味しいランチが食べられるカフェのような食堂があるということなので、行ってきました!
丸いアーチが特徴の東門
最寄り駅はJR東小金井駅。静かな住宅街を5分ほどテクテク歩いていくと、東門が見えてきました。その門を入ってすぐ左手にある建物が、今回のお目当ての食堂が入っている「140周年記念会館(エリプス)」です。
近代的でオシャレな「140周年記念会館(エリプス)」
建物の中に入ると、こんな看板を発見!なんと、エリプス食堂のランチの営業時間は11時半~13時半までとのこと!併設されているカフェはちょっとだけ長い11時~14時まで!利用できる時間が少し短かめなので、訪れる際には時間に気を付けましょうね。
エリプス食堂のランチの営業時間はお昼を挟んだ2時間のみ
カフェのような雰囲気が漂う食堂
エリプス食堂は、2面がガラス張りになっている明るい空間。真っ白な壁に天然木のようなナチュラルなイスとテーブルがズラリと並んでいます。食堂とカフェを足して2で割ったような雰囲気です。
チラホラと一般の方もいましたが、授業が終わると一気に学生さんたちで席が埋まり、食堂内は賑やかに!この日は12時前に訪れたのですが、ゆっくり食べたい人は開店時間を狙って行くといいかもしれません。
どれも美味しそうなメニューばかり
食堂の外には、たくさんのメニューがディスプレイされていました。どれも安くて、美味しそう!栄養バランスを重視した「バランスランチ」(510円)に、テイクアウトOKな丼もの。中には「鉄板ステーキ」(660円)というメニューもありました。お腹ペコペコでガッツリお肉を食べたい人にはピッタリですね。
期間限定フェア
また、この日は「つけ麵フェア」もしていました。「トマトカレーつけ麵」(500円)などの珍しいメニューもあって、何を食べようか悩みましたが、名物の農工ラーメンの「濃厚醤油ラーメン」(360円)と「日替わりサラダ」(140円)にしました。
健康に気を使ってサラダもプラス
真っ白な四角の器がオシャレ!
ラーメンには、シナチク・チャーシュー・きざみネギ・ノリがトッピングされていました。見た目からも、360円とは思えないクオリティーなのがわかりますね。お味の方も文句ナシです!だしのきいた醤油スープは濃厚でコクがあって、スープだけでもおかわりしたくなる位!
細めの生麺
麺がスープとよく絡んでいます。お行儀が悪いかもしれませんが、勢いよくズルズル~っと食べたくなりました。
甘さと酸っぱさのバランスがgood!
日替わりサラダには、サツマイモとリンゴが乗っていました。フレンチソースの酸味との相性もよく、サッパリと食べられました。
農工大の学食で忘れてはいけないものと言えば「メロンパン」です。実は、エリプス学食に併設されているカフェでは、毎日焼き立てのパンが販売されているのです。
上段に並ぶメロンパン
学生だけでなく、近所の人もわざわざ買いに来るという位の人気を誇るということなので、デザートとして「メロンパン」(100円)と「アイスカフェラテ」(200円)を購入しました。
カフェのみの利用もできる
見た瞬間に、思わず口を出てきたのが、「(メロンパン)大きい!」という言葉。どの位の大きさなのかを伝えるために、愛用している赤ペンと比べてみました。
直径が赤ペンよりも大きい!
ペンの長さは約15センチなので、メロンパンの直径は20センチ近くあると思われます。そして、ふたつに割ってみると、こんな感じ。
中身と外側の食感の違いにビックリ!
外はカリカリで、中はふわっふわ!中身の想像以上の柔らかさに驚きつつ、メロンパンをつぶさないように気を付けながら割りました。味は、シンプルイズベスト!昔ながらの素朴な王道タイプの味で、懐かしささえ感じます。もちろん、カフェラテとのペアリングもバッチリです!
ちょっと営業時間は短いですが、東小金井に寄る際には、しっかりご飯も食べられて、カフェ使いもできるエリプス食堂に行ってみてくださいね。