「OIT梅田タワー」1階に堂々オープン! 洗練された大人の空間
すでに2つの記事にわたってご紹介している、大阪工業大学の超高層新キャンパス「OIT梅田タワー」。今回はキャンパス内に広がる3つのレストランの中でも、いち早く2016年11月にオープンした「オイスターバー ワーフ」をレポートする。
「オイスターバー ワーフ」はシンガポールに2店舗あり、昨年東京・新橋に日本1号店を出店。続く2号店として、この梅田店がオープンした。
店舗は1階にあり、正面入り口を入ってエントランスの右手奥にある扉とは別に、タワーの外側にも直接店舗へと入れる入口がある。一般客はこちらの方が利用しやすそうだ。
フロア中央の重厚な石のカウンターが印象的な店内は、柱や床には木が多用され、オシャレなソファや照明などのインテリアが彩る、スタイリッシュな雰囲気。ウッドデッキのテラス席と合わせて、約180席備えている。
外のテラス席は日当たりもよく心地いい
店内。通常のテーブル席のほか、カウンター席も
バラエティ豊かなランチはどれも絶品&ボリューム満点
オイスターバーと言うと牡蠣メニューばかりをイメージしがちだが、ここは他の魚介も、肉料理も充実しているのが特長。
ランチメニューは、パスタ2種、チキンのグリル、ビーフのグリル、魚介のアクアパッツアの5種類が用意されている。牡蠣を使ったメニューはないのだが、昼でも牡蠣を食べたい! という場合は、単品で生牡蠣とカキフライがあるのでそちらを。
グツグツ状態で提供される「白トリュフ薫るポルチーニ茸のクリームソース贅沢カルボナーラ」(税抜1,380円)は、チーズたっぷりのとろけるソースに、白トリュフの香り、シャキッとしたポルチーニ茸の食感がアクセントに。アツアツの内にペロリといただける。
白トリュフ薫るポルチーニ茸のクリームソース贅沢カルボナーラ
「ニューヨークチキン炭焼きグリル焼き野菜のスペシャリテ」(税抜1,380円)は、柔らかく旨味たっぷりのチキンはもちろん、彩豊かな焼き野菜が美味。色々な味わいや食感が楽しめ、添えられたアンチョビマヨネーズがまたクセになる味わいだ。野菜たっぷりながら、食べ応えのある一皿となっている。
ニューヨークチキン炭焼きグリル焼き野菜のスペシャリテ
また、ランチメニューにはすべて、カルパッチョプレートがセット。ローストビーフ、サーモン、本日の鮮魚(この日は鯛)が、美しく盛られている。これがまた、メインに引けを取らないボリューム感! さらに、食べ放題の胚芽パンも付いてくるので、是非ともお腹を空かせて訪れることをおすすめしたい。
ランチメニューすべてに付いてくるカルパッチョも絶品!
ディナーは牡蠣メニューが中心。生牡蠣の食べ比べはマスト!
ディナーメニューはガラリと変わって、肉や魚介料理、パスタなどもあるものの、やはりメインは牡蠣である。
生牡蠣の食べ比べができるオイスタープラッター
中でも、その日に仕入れたおすすめの生牡蠣3種類を食べ比べできる「オイスタープラッター」(税抜1,440円/3P~)は必食。取材に訪れた日は、三重県産の「桃こまち」、アメリカワシントン産の「ピュージェットサウンド」、兵庫県産の3種類がラインナップされていた。「桃こまち」は甘味があり濃厚、「ピュージェットサウンド」は磯の香りが弱くあっさり風味、兵庫県産は今が一番旬とのことで、クリーミーで旨味たっぷり。同じ牡蠣でも産地によってこうも違うものなのか! と驚き、感動した。
レモン以外にも3種のフレーバーが用意されている
また、ここではレモンを絞るだけではなく、トリュフオイル、タバスコ、スコットランドでは一般的なボウモア(ウイスキー)と、4種類のフレーバーを用意。お好みで自由に加えることができる。特にタバスコは、そもそも生牡蠣を美味しく味わうために作られたものらしく、意外ではなく当然のようによく合う。
一般的に牡蠣がとれるのは冬~春先だが、ここでは国内だけでも、北海道、岩手、兵庫、広島、福岡、長崎、佐賀……と、北から南までさまざまな産地から仕入れているそう。それぞれ旬の時期が少しずつずれているため、一年中美味しい生牡蠣を楽しむことができるというのも嬉しい限りだ。
多彩な牡蠣メニューを思う存分満喫
生牡蠣の他にも、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣フライ、オイルマリネなど、多彩な牡蠣メニューを提供。特に焼き牡蠣は、レモンを絞っていただくスタンダードな形から、おろしポン酢焼き、カルボナーラ焼き、エスカルゴバター焼きなど、個性豊かな味わいが楽しめる。
また、同店は牡蠣と並び、直輸入ワインもウリの一つ。ソムリエ厳選の牡蠣専用白ワインや牡蠣専用スパークリングワインやその他のオリジナルカクテルも充実
オイスターバーながらさまざまなメニューを取り揃え、昼と夜で違った楽しみ方のできる同店。4月下旬~9月下旬はテラスでのビアガーデンも開催中で、より一層楽しみが広がっている。牡蠣好きの心とお腹を満たすのはもちろん、幅広い客層、シーンに対応する一軒だ。