2019年2月11日の建国記念日に発売された、やまとcosmeticシリーズ。実は産官学の共同開発で生まれた、オール奈良の化粧品とのこと。いったいどんな商品なのか!? 早速、購入してみました!
実は日本のカワイイは奈良が発祥!? オール奈良で取り組んだ商品開発。
さて、みなさん突然質問ですが、現代日本の化粧文化の由来はどこからはじまったかご存知でしょうか?
答えは…奈良県です!! 飛鳥・奈良時代に大陸との交流の中で、化粧文化が定着したとされています。なので、当時の政治文化の中心であった奈良は日本の中でもっとも早く化粧品が使われてきた地域と言えるんですね。
こうした背景から、奈良県に化粧品の製造工場のある(株)マックスと奈良県、そして近畿大学農学部(奈良市)が共同研究を行い、奈良県の豊かな農産資源をつかった「やまとcosmetic」を開発することになったそうです。
中身はこんな感じ。どれもお土産に良さそうなかわいいデザインなので、実際に手にとってみてください!
かわいいデザインのやまとcosmetic、今回販売されている商品は?
現在販売されているのは、洗顔石けん 680円、美容液 1,000円、美容液マスク 500円の3種類。中身は同じですが、外箱のパッケージがそれぞれ数種類あり、どれにしようか迷うほど。実際に買いに行ったときには、石鹸が2種類と美容液が1種類しか残っておらず、販売も好調のようです。
石鹸のパッケージに注目、それぞれ奈良を意識したかわいいデザインとなっています!
実際の使い心地は? 程よい洗浄力と奈良生まれの良い成分がGOOD!
さて、実際に石鹸と美容液を使ってみます。洗顔用の石鹸とのことで、洗い上がりもスッキリ。保湿力もあるようでお肌の乾燥を防ぎながら、汚れを落とすことができそうです。
人工的な香りが無く、優しい洗い上がりでした。
お肌の洗浄が終わったら、今度は栄養補給。透明で少しトロッとした美容液をお肌に伸ばしてみます。美容液はベトっとせず、すぐに浸透していく感じ。こちらも日々使うものとして良さそうです。
さらっとしているのに、潤う。こちらも人工的な香りを感じない。
やまとcosmeticに入っている奈良生まれの良い成分は、天理市や五條市の柿から生まれた柿の葉エキス、大和郡山市の蓮根、天川村のゴロゴロ水などすべて天然由来の成分。近年話題になっている、ヴィーガン(動物由来の成分を使わない人たち)の方にも使っていただける商品になっています。関西に訪れた外国人観光客にもお勧めできる商品ですね。
今後の展開が気になるやまとcosmetic。現在の販売状況は?
ほとゼロ取材班が調べたところ、現在販売している実店舗は、奈良県に3店舗、大阪に1店舗、東京の奈良県アンテナショップに商品を置いているとのこと。そのほかには、大手インターネットサイトでも販売しているようです。今後は、空港や関西圏以外のお土産屋さんなど順次売り場を増やしていく予定もあるんだとか。
2020年度末までにはハンドクリームや入浴剤、化粧水なども開発し、商品数を増やしていくようで、今後の展開にも期待ができそうです。今は、少し品切れのお店も多いようですので、公式ホームページやインターネットのお店も確認しながら、ぜひ探してみてください!