今年 4 月に関東学院大学にオープンした重慶厨房という学食をご存じでしょうか。
関東学院大学にある食堂の一つである「重慶厨房」は、1959 年から横浜中華街にある有名な四川料理の店「重慶飯店」が運営しており、関東学院大学の注目食堂です。
そもそも、なぜ横浜中華街にある老舗料理店が関東学院大学の食堂を運営しているのか気になりますよね。
関東学院大学の広報課の方にお聞きしたところ、学食を通じて学生に地元神奈川の味に親しんでほしいという思いがあり、横浜中華街を代表する老舗中華レストランである重慶飯店に出店をお願いしたとのことです。
「重慶厨房」の反響はとても大きく、学生はもちろんのこと、一般の方もたくさん訪れているそうです。土曜日は家族連れで重慶厨房へ食事をしに来る人達もいるのだとか。重慶厨房をきっかけに、学生に神奈川県の魅力を知ってもらうことができ、さらに地域の人々にひらかれた大学として認知を広めることにもつながりました。
そこまで評判なら、是非一度は訪れておきたいですよね!
今回は、今注目の関東学院大学の「重慶厨房」にお邪魔してきましたので、そのレポートをお伝えしたいと思います。
まずは、重慶厨房までのアクセスについて。
最寄り駅は京浜急行電鉄の金沢八景駅。そこから関東学院循環の京浜急行バスに乗り換え、5分ほどでバス停「関東学院正門」に到着します。バスを降りてすぐに関東学院大学金沢八景キャンパスの正門が見えます。
関東学院大学 金沢八景キャンパスの正門
正門を入ってすぐ右側に3号館が見えます。
そして 3号館に入ってすぐ右側に、噂の四川料理食堂「重慶厨房」があります。早速中に入ってみましょう!
重慶厨房の店内
開放的で広々とした店内です。女子学生の姿も数組見られましたが、特に男子学生が多く訪れている印象でした。
ちなみに、重慶厨房が一番混み合う時間は11時半~14時あたりだそうです。ゆっくり食事を楽しみたい方は、この時間帯を避けると良いでしょう。
重慶厨房の食券機
お料理を頼むには、入り口近くにある食券を買う必要があります。横浜中華街であれば1000円以上はするメニューも、重慶厨房ではほとんどワンコイン(高くても650円!)で食べることができるのは嬉しいですね。
重慶厨房のメニュー
食券を買ったらこちらのカウンターに券を渡してお料理が出てくるのを待ちましょう。この時は比較的空いていたので、3分も待たない内にお料理が出てきました。
今回頼んだのは、重慶厨房の店長である小野さんのオススメである「担担麺(500円)」です。麻婆豆腐丼なども人気のようですが、重慶厨房の中でも一番人気のメニューということで、今回はこちらの担担麺を食べさせていただくことにしました。
見るからに辛そう!実は辛いものが少し苦手な筆者。
恐る恐る食べてみたところ、思った以上にコク深く、程良いピリ辛さがクセになって辛いものが苦手な私でも箸が止まりませんでした。まさに病み付きになる美味さ!
食堂で食べられるレベルの担担麺ではありませんでした。この感動をぜひ色んな人に共有したい、そんな一品です!
また、トッピングのもやしがとてもシャキシャキしていたのが印象的でした。こちら神奈川県産の「丹沢もやし」を使用しているとのこと。重慶厨房のこだわりの一つに、「新鮮な食材を使用すること」があります。採れたての新鮮な野菜を農家や八百屋さんから直接取り寄せているからこそ、いつも美味しい料理を提供することができているのです。季節によって、少し珍しいお野菜がトッピングされることもあるそうで、料理を通して季節を感じたり、新しい食材を知ることができるのは嬉しいですね。
本来であればもっと値が張る料理だと感じましたが、重慶厨房としては、とにかく安くて美味しいものを学生や地元の人に食べてもらいたいという思いがあるそうです。新鮮で美味しい食材にこだわり、ワンコインで食べられるよう調整しているところもお客さん第一の信念を感じました。
また、今後重慶厨房は、季節限定メニューやスイーツなど新たなメニューを考案し、色々挑戦していきたいという話を耳にしました。横浜中華街にある重慶飯店では食べることができない新メニューを今後食べることができるかもしれませんね!
本格的で美味しい四川料理を低価格で堪能できるのは重慶厨房だけ!心の底からオススメできる大学食堂なので、興味がある方はぜひ関東学院大学の重慶厨房を訪れてみてはいかがでしょうか。