ほとんど0円大学 おとなも大学を使っっちゃおう

  • date:2018.11.6
  • author:渡辺彩

アジアを楽しむ!学ぶ!立命館大学OICのAsia Week 2018に行ってきた!

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立命館大学大阪いばらきキャンパス(以下、OIC)では、10月14日(日)から8日間に渡って、国際交流フェスタ「Asia Week 2018」が開催されました。OICの教学コンセプトのひとつが「アジアのゲートウェイ」ということで、アジアを身近に感じられる学生や留学生によるイベントが盛りだくさん。今回はメインの10月21日(日)の様子をレポートします!

 

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イベントでは、アジアンフードや雑貨店が約20店立ち並ぶマルシェ「アジア・ストリート」や、さまざまな中国茶を煎じてもらって飲める講座、ホッケー教室など、約60の多彩な企画が登場。中でも国際貢献や世界平和に寄与する団体や取り組みがすてきだったのでご紹介したいと思います。

 

カンボジアに教育基盤を!国際協力団体IROHA

 

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国際協力団体IROHAは、立命館大学を拠点に、カンボジアの教育に焦点を当てて活動している学生団体。カンボジアの絵葉書やコースター、洋服などを販売して、支援を募っていました。

 

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IROHAは、2009年に結成され、2010年には、カンボジアのストゥントレン州オースヴァイ村に公立中学校IROHAスクールを設立した実績のある団体。より良い教育環境を整備するために、さまざまな支援を行っています。

 

カンボジアは、かつてポル・ポト政権によって支配された当時、教師など多くの知識人が虐殺されました。そのため、学校や教材だけでなく、教師も失い、カンボジアの教育基盤は崩壊。いまなお、学校の不足や教育の低さといった問題を抱えているのですが、将来、カンボジアの発展を担う人材育成の拠点としてIROHAスクールが設立されたそうです。学生さんたちのキラキラ輝く目が印象的でした。

 

IROHAでは、現在、カンボジアのタケオ州ドンパー小学校再建のため、クラウドファンディングに挑戦中。ぜひチェックを。(10月27日~11月30日)
https://camp-fire.jp/projects/view/80677

 

関西あおぞらプロジェクト(以下、KAP)の石けん講座

 

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2009年に発足した関西あおぞらプロジェクト(KAP)は、非営利学生国際協力団体。途上国におけるいのちの保護と基本的な生活の改善を目指しています。KAPでは、その一環として、「石けんを用いた手洗い」をカンボジアの農村地帯に広め、衛生環境の改善にも取り組んでいるそうです。

 

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日本では、下痢というと食べ過ぎや消化不良による軟便で、薬を飲めば治る一過性のものを思い浮かべますが、カンボジアでは、衛生環境が劣悪なため、コレラやチフス、赤痢など、命に関わる伝染病によるものが多く、1日およそ1,400人もの子供たちが亡くなっているそうです(2015年)。そのため、KAPでは、石けんを用いて手洗いができる環境づくりと衛生教育支援に力を入れています。

 

こちらも立命館大学の学生が中心となり、子供たちに石けん作りに参加してもらうプログラムを実施。また正しい手洗いの仕方を広めることで、「石けんを用いた手洗い」と活動内容についてアピールしていました。将来、子供たちが石けんを手にした時、ふと「KAPって何だったんだろう」と思いをはせるきっかけになるかもしれません。

 

196カ国のKIMONOを作って、世界平和を願う

 

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最後に紹介するのは「Team茨木」KIMONOプロジェクト。これは大阪府茨木市在住の手描き友禅師・兵江美香さんと地元の有志による団体で、立命館大学の授業とも連携※。2020年の東京オリンピック開催に合わせ、世界196カ国の自然や遺産・歴史文化を表現したKIMONOを制作する取り組みをしています。その着物を来た人たちが手をつなぐことで、「世界はきっと、ひとつになれる」ことを表現し、世界平和を問いかけようという取り組みです。

 

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展示ブースでは、茨木市にある府立福井高校の生徒たちがデザインしたネパールの着物と小学生がデザインしたオーストラリアの着物が展示され、着物生地のヘアゴムを作り、カバン、エプロンで染を体験できるコーナーもありました。

 

※「社会を変えたいと思う人たちの活動に資金が流入する環境が整っている社会を作る」ことを目的に学生たちが活動、茨木青年会議所とも連携し、クラウドファンディングサイトの作成・運営、募金活動を企画・実施。学生、高校生、市民とともにネパールへ国際親善訪問も行われた。

 

その他、「大規模自然災害からグローバルサスティナビリティを考える」、「日本と台湾におけるLGBTの課題と現状」といったワールドワイドな視点に基づいた講義や、朝ドラ『まんぷく』のモデルでインスタントラーメンの発明者、安藤百福さんに関する資料やポスター展示も行われ、秋晴れの空の下、約7000名の来場者が「食べて」「見て」「体験し」ながら大学による社会連携や国際貢献の取り組みを知ることができました。
ただ楽しむだけでなく、アジアの文化・課題を学べるイベントとなっていたのが大学ならでは。次回の開催をぜひチェックしてみてください。


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