前編では、スカイツリータウンキャンパスで体験できる最先端技術をご紹介しました。後編は、なぜ一般向けに最先端技術の紹介を始めたのか、きっかけや思いを案内してくださった千葉工業大学職員、大谷勝久さんから話を伺いました!
――――スカイツリーキャンパスを作るきっかけは?
一般の方に先端の技術を身近に感じてもらい、触れてもらおうという思いがありました。本校の建学の精神が「世界文化に技術で貢献する。」なので、未来の技術を世の中にどんどん送り出して世界をつくっていくことはもちろん大事です。そして、その技術を広く知ってもらい、感じてもらうことも同じく重要だと考え、一般の方にも楽しんでもらえる、このような体験型ブースが生まれました。
――――大学としてスカイツリータウンキャンパスはどういう存在で、位置づけですか?
大学の活動内容や先端技術を発表する、新たな情報発信基地という役割をもっています。今年から、よりスカイツリータウンキャンパスに力を入れているので、学内外の研究を展示・紹介、またはいろいろな講座の開催を積極的に行う予定です。それらを通して人、技術、情報の交流の場となればと考えています。
――――どんな人に来てほしいですか?
年齢や専門知識のありなしに関わらずお楽しみいただけるブースになっておりますので、ぜひ多くの方にお越しいただき、先端技術に触れていただければと思います。先端技術の「おもしろさ」を感じてほしいですね。特に小さなお子様には夢や可能性を感じてもらい、工学に興味をもってもらえればとても嬉しいです。
――――私も普段、科学や宇宙には疎いのですが、とても楽しく過ごせました。
これからこのキャンパスをどのようにしていきたいですか?
情報発信の場として、さらに多くの方にコンテンツを通して先端技術のおもしろさを感じて知っていただけるブースになればと思います。
――――いまでも、リピーターの方は多くいらっしゃるようなので、これからがたのしみですね。
とくにおすすめの展示はありますか?
階段を上るsakuraのデモンストレーション
やはり、AreaⅠの入口に展示している「レスキューロボットsakura」です。設置された階段を登るデモンストレーションも行っているので、現場で実際にどのように動いているのか、ぜひご覧になっていただきたいです。
AreaⅡでしたら、「太陽系グランドツアー」での記念撮影ですね。入力した日付の各惑星の位置が表示されるので、ご自身の誕生日を入力し、生まれた日の太陽系の画面をバックに記念写真を撮影されてはいかがでしょうか。女性は年齢がばれてしまうので、おすすめしても避けられる方もいらっしゃいますね…(笑)。
――――なるほど。そういうこともあるんですね(笑)。今日はありがとうございました。
キャンパスでロボットで宇宙!と聞いてガチガチなイメージだったのですが、ブース内はとてもアットホームな雰囲気で驚きました。スタッフの皆さんが楽しそうに説明してくれるのが、とても良かったです!映画などでしか知らなかったロボットや宇宙の世界をぐっと身近に感じられるとても素敵な体験でした。