近畿大学が京都市右京区京北で栽培されたそば粉を使ったスイーツを作っているらしい・・・。
そのうわさを聞いて、グランフロント大阪まで買いに行ってきました!
まず近畿大学はなぜ京北を取り上げるようになったのでしょうか。
そもそものきっかけは、NPO法人京北コミュニティビジネスから聞いた「京北には淀川に流れ込む桂川上流の水源があり、ここを活性化することは大阪の水源を守ることにつながる」という話です。この話に感銘を受けた同大学経営学部の峰滝ゼミが中心となり、4年前より京北の活性化プロジェクトに参画。今回の活動もその一環とのことです。
緑あふれる右京区京北の風景
会場となったのはグランフロント大阪で行われている木曜マルシェ。たくさんの店舗が並び、野菜や果物、自家製ジャムなど自然派食品の販売をしています。
その中で、近大ブースはそば粉スイーツの他、京北産の野菜も販売。採れたての野菜が並んでいました。
わたしも真っ赤なトマトを試食させてもらったのですが、本当に甘くて美味しい!ドレッシングなど余計なモノはいらないってこういうことだなって感動しました。
並んでいる野菜は収穫できなくなるギリギリまで畑で熟れてから販売しているそう。
スーパーで並ぶ野菜は一週間前に収穫したものが多いとのことで、味の差は歴然でした。
販売会場となった木曜マルシェ目印看板
画像一番右が販売場所
そしてついにそば粉で作ったスイーツを発見!
「フィナンシェ」ならぬ「ソバンシェ」です!
そば粉を使うことで生地が重くなってしまったり、作る日によって仕上がりが変わってしまうなど、多くの困難があったそうです。
試行錯誤の末、完成したソバンシェ
当日は完成したソバンシェをお客さんに試食をしてもらい、販売価格を言い値(80円~)で決めてもらうという面白い取り組みを実施。店頭では「京北地方のPRのためこういう活動をしています」と訪れた方一人ひとりに丁寧に説明している学生の姿が見られました。
この取り組みで企画力、マーケティング力、そしてお客さんと直接ふれあうことでコミュニケーション力を身につけることを目標としているのだそうです。
わたしの目の前で一人の女性が購入しているのを目撃!
いくらの値段をつけたのかは分かりませんでしたが、「自分でも作れるかな?」と興味津々に買っていかれました。
もちろん、わたしも購入させてもらいました。
そば粉を使うとどんな味になるのかな、とドキドキしながら食べてみます。
・・・美味しい!
甘さ控えめで、洋菓子だけど和菓子のような優しい味わい。食べた後、ほのかにそばが香ります。コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶のお茶菓子としても活躍できそうです。
残念ながらソバンシェはこの日(6/25)のみの販売で、今後の販売は未定です。
ですが、今後の動きに目が離せません!