堺市・泉北ニュータウンの自然豊かで閑静なエリアにある桃山学院教育大学。あちこちに木々が配置され、チャペルがあるキャンパスは、大学周辺の環境とも調和し、心を落ち着かせてくれる雰囲気の場所です。
泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」からバスで約7分。バス停「桃山学院教育大学前」を下車すると、すぐに見える正門
正門からまっすぐ進み、グラウンドに隣接するG棟の1Fに、学食「La pêche(ラ・ペッシュ)」があります。この学食は、関東圏で高い評価を得ている学食を運営する企業と連携し、2021年4月に全面リニューアルオープンされたもの。生まれ変わった学食には、新たにモバイルオーダーシステム、キャッシュレス決済も導入されました。席に座ったままスマートフォンでメニューを選んで注文するだけ。たくさんの学生が利用して混雑しがちな学食にはうれしいシステム。もちろん、通常の券売機で食券を購入することもできます。
正門から見える最初の建物・G棟をめざしましょう
和食、洋食、中華、カレーなどバラエティ豊かなメニューが日替わり、週替わりで用意され、続々と新メニューも登場します。今日は何のメニューが登場するのか、学食に行くのが楽しみになりそう。残念ながら今回は巡り合えなかったのですが、本場バングラデシュのシェフが作るスパイスカレーは学生に大人気メニューなのだとか。
学食の入り口付近では、定番メニューが表示。とにかく安い!
メニューだけでなく、こだわりは食器にも。岩手県盛岡市と奥州市で作られる伝統工芸品の南部鉄器を使用しているのです。江戸時代から続く製法を受け継いだ手作りの南部鉄器で食べると、特別感がプラスされてより食事タイムを楽しめそうですね。鉄器は保温性が高く、温かいメニューが最後まで美味しく食べられます。
明るく開放感あふれる食堂は、学生さんの憩いの場
訪問した日のメニューは、ビーフシチューオムライス、ビビンバ、チキンカツカレー、ハヤシドリア、タレ唐揚げ丼に加え、学生限定の温豚しゃぶ定食というラインナップ。どれも気になるメニューばかりで、写真付きでメニューが記載されたボードを前に迷ってしまいます。しかも、メインにスープ、サラダ、デザートが付いて500円! メニューは本格的でもリーズナブルな学食プライスです。
メニューのラインナップ。どれにしようか本当に迷います
テイクアウトメニューも豊富
実食してみると、チキンカツカレーはサクサクに揚げられたカツが美味しさのポイント! カレーの具材にもチキンが入っていて食べ応えがあります。カレーの辛さはほどよく、衣はサクサクで中はジューシーなカツとカレーのハーモニーが楽しめます。次に、ビーフシチューオムライスは、ライスにたっぷりのビーフシチューをかけて、とろふわの卵で覆われています。コクのあるシチューとまろやかな卵の組み合わせは相性抜群です。食事の締めにやさしい甘さのミカン入りのゼリーを食して、大満足。できたての手作りメニューがいろいろ味わえる学食でした!
とろとろ卵のビーフシチューオムライスは絶品!