「旧帝大」のうちの1校で、東海地方を代表する大学である、名古屋大学。広々としたキャンパスには、何軒ものカフェやレストランがそろいます。なかでも注目は、駅からすぐの場所にある「ジェンダー・リサーチ・ライブラリ」と、併設の「CAFE BLANC(カフェ ブラン)」。いつ訪れてもおいしいパンとコーヒーが楽しめるとのウワサを聞き、さっそく伺ってきました!
「ジェンダー・リサーチ・ライブラリ」とは?
地下鉄「名古屋大学」駅の1番出口を出てそのまままっすぐ進むと、茶色の建物が見えてきます。こちらは、「名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)」。名前の通り、ジェンダー問題を取り扱った書籍が多数そろっている図書館です。
学生以外でも閲覧・利用可能。企画展やブックトーク、講演会などが開催されることも
小さな図書館ですが、多種多様な文献を収集・展示しており、フェミニズムやジェンダー問題に関心を持つ人々の学びの場として親しまれています。このジェンダー・リサーチ・ライブラリに併設されているのが、「CAFE BLANC」です。
CAFE BLANCはガラス張りの外観と、窓に描かれたパンのイラストが目印
読書の合間の食事にもぴったりなサンドイッチやドリンク、“名古屋”を感じるメニューがそろいます。学生や教職員、地元の人々でにぎわい、ランチタイムには満席になることも珍しくありません。
野菜たっぷりのメニューで栄養補給!
ランチにおすすめなのが、種類豊富なサンドイッチ。胚芽パンにハーブチキンと数種類の野菜を挟んだ「SANDWICH 1」(530円)など、8種類ほどを毎日店内で手作りしています。サンドイッチはパンのすみずみまで具が詰まっていて、食べごたえばっちり。希望すればホットサンドにしてもらうこともできるので、気分に合わせて食べ方を変えるのも良いですね。
お供のコーヒーには、「こくまろブレンド」(レギュラー350円)をどうぞ。豆は、名古屋市内のカフェ「ゴルピーコーヒー」のものを使用しています。ゴルピーコーヒーは、コーヒー豆の焙煎競技会で日本一に輝いたことのあるオーナーが営む人気店。酸味・苦味が控えめの優しい味で、サンドイッチの豊かな風味を引き立ててくれますよ。
「SANDWICH 1」と「こくまろブレンド」
もう少しボリュームが欲しい!という方は、「スープランチセット」(500円・フォカッチャ付き)を追加してみてください。スープランチセットは、具だくさんのスープにフォカッチャ2個が付くお得なメニュー。ヘルシーで食べごたえがあり、栄養チャージにもぴったりです。数量限定なので、早めの時間に行くと良いかもしれません。
撮影日は、オクラやごぼうなどの野菜と春雨が入ったスープが登場した
これぞ、名古屋の味!おやつパンも要チェック
ちょっと小腹が空いたときに訪れて、カフェ時間を楽しむのもおすすめです。おやつに、「コッペアソート」(370円)はいかがでしょうか。ふわふわのコッペパンに、ピーナッツバターとあんバターを挟んだメニューです。
特にあんバターは、名古屋のモーニングには欠かせない小倉トーストを彷彿とさせる、「あんこ+バター」が手軽に楽しめる一品!「はちみつレモン(ソーダ割)」(470円)などお好みのドリンクもオーダーして、ほっこりおやつタイムを過ごしましょう。
ピーナッツバターは濃厚な味わい、あんバターは甘すぎない仕上がりで、ぺろりと完食できる
ほかにも店内では、「パン・オ・ショコラ」(300円)を始めとした菓子パンやキッシュ、タルト、クッキーなども販売しています。店内でパンやコーヒーとゆっくり過ごす人もいれば、クッキーだけをテイクアウトする人もいて、思い思いの使い方ができるカフェでした。名古屋大学に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
ショーケースにはバラエティ豊かなパンが並ぶ。明日の朝ごはんに買っていくのも良いかも?