立教大学新座キャンパスに、2023年10月にオープンしたSt.Paul's Cafe(セントポールズカフェ)。株式会社プロントサービスが委託運営しているとあって、PRONTO(プロント)系列のカフェメニューのクオリティが楽しめるお店です。プロントも学食も大好きな者としては見逃せません! ということで、St.Paul's Cafeに行ってきました。
学内にのんびりできる場所が複数ある、新座キャンパス
JR武蔵野線の新座駅からバスで10分ほど揺られて降りると、立教大学の新座キャンパスに到着。正門をくぐると、立教学院聖パウロ礼拝堂(チャペル)が見えます。白色のチャペルが、緑とよく合います。
St.Paul's Cafeのある4号館は、チャペルの左奥側にあるので、さらに進んでいきましょう。
バス通りに面した場所に立地
写真奥の白い建物がチャペル
4号館に入ると、ハラル料理が味わえる「東京ハラルデリ&カフェ新座キャンパス店」がありました。こちらではみなさん、ナンやカレーを楽しんでいましたよ。芳ばしい香りにつられそうになるのを、なんとか我慢してさらに奥へと進みます。
ちなみに新座キャンパスには、この2つのカフェの他にも、食堂棟には700席超えの食堂「Forest」、1号棟には種類豊富なパンが揃う「コマメベーカリー」などもあるそう。今日はナンとカレー、明日はパスタと気分にあわせて学食を選ぶこともでき、キャンパスライフが充実しそうです。
東京ハラルデリ&カフェの奥に「St.Paul's Cafe」がある
カフェメニューをのんびりと味わえる「St.Paul's Cafe」
店内は、床面と天井に木目があしらわれ、日射しと間接照明が空間にあたたかみを与えています。窓側の天井が高くなっているため、より開放的。テラス席もあり、天気の良い日は外でランチやカフェを楽しむこともできます。
人気のためか、学生の皆さんは先に席を取ってから注文に並んでいました。利用者は、圧倒的に女性が多い印象でしたよ。
窓側の席にはコンセントが設置されている
天井が高くて開放感のある店内
カウンターで注文をしてドリンクはその場で受け取り、フードメニューは奥のカウンターに取りにいくスタイルです。学生さんは学生証を見せると割引価格で食べられます。
オーダー後、食べ物は奥のカウンターで受け取る
メニューは、茄子とベーコンの和風(学生550円、一般880円)、生ハムとアボカドのジェノベーゼ(学生550円、一般880円)といったパスタをはじめ、窯焼きパンケーキ(学生550円、一般770円)などのスイーツもあります。
生ハムとアボカドのジェノベーゼは、プロント系列店「E PRONTO(エプロント)」でもお馴染みのメニュー。あちらでは940円なので、かなりお得ですね。大好きなメニューなので迷いましたが……今回は、茄子とベーコンの和風と、窯焼きパンケーキを頼んでみました。
実はこの2品も同じようなメニューがプロントやエプロントにもあります。どちらも大好きでリピしまくっていたので、食べる前からテンションが上がります。
とはいえ本家の名称は「揚げ茄子とベーコンのおろし和風」「窯焼きホットケーキ」と異なるので、見た目は同じでも味は違うはずです。
どんな味わいなのか試してみたいと思います。
まずは茄子とベーコンの和風から。少々太めのパスタで、味は本家同様、ピリ辛ですが多少の甘さがある和風味です。中央にのせられた大根おろしが食欲をそそります。
本家はベーコンが薄切りですが、こちらは厚切りに切られています。リーズナブルにガツンと食べたいときには、St.Paul's Cafeで楽しめそうです!
これからの季節にピッタリのさっぱり味
食後は、窯焼きパンケーキタイムです。丸いパンケーキの上に、丸いバターがのっている様子は見ているだけで幸せな気分になれます。エプロントの「窯焼きホットケーキ」は上の部分がカリッとしているのですが、「窯焼きパンケーキ」は上部も内側もふかふか。シロップをかけると、中にシロップ溜まりができて、甘々タイムが楽しめました。
ふわふわ! の窯焼きパンケーキ
パンケーキの断面
かなりお得なカフェ「St.Paul's Cafe」
リーズナブルにカフェクオリティのメニューが味わえる「St.Paul's Cafe」。明るく心地いい店内では、パソコンを持ち寄り談笑する人たちや、1人席も充実しているのでのんびり過ごしている方などもいました。
12時30分くらいになると、かなり混み合います。その時間を避けると過ごしやすいと感じましたよ。
新座界隈で何か食べたくなったら、選択肢の1つにいかがでしょうか。