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立命館大学のグローバル人材育成広告キャンペーン「RPG」のインパクトがすごい。(後編)

2017年5月23日 / 大学PRの世界, 大学を楽しもう

 

いわゆる大学の宣伝ポスターとは違った表現で、攻める大学が増えている。そんな中、ほとゼロが取り上げたのは立命館大学の「RPG (RITSUMEIKAN PROJECT IN GLOBALIZATION) 」と銘打ったキャンペーン広告。大学広告の従来のイメージを打ち破るような鮮烈なビジュアルと、「世界とまみれて、世界を変える。」というメッセージが若い世代の心をつかんでいる。その理由や同大学が目指すグローバル教育のあり方を取材してみた。前回の続きをお送りする。(メイン画像:Illustration by Akagi)

 

世界と、まみれる

 

後編ではまず、キャッチコピーで使われている「まみれる」について掘り下げてみたい。少しネガティブ寄りの表現でもあるワードであり、「世界とまみれて、世界を変える。」の「と」も気になって、心がざわつく。それが狙いなのか?

RPG広告「船出」にもこのキャッチが(読売新聞2016年12月23日付)/Illustration by Takashi Konno

RPG広告「船出」にもこのキャッチが(読売新聞2016年12月23日付)/Illustration by Takashi Konno

 

「留学とかグローバルとか言うと、エリート向けのものという印象があるのを払しょくしたかった。本学のグローバル教育の本質をメッセージにしました」と語るのは広報課・桜井真純さん。「グローバル教育には、教科書や授業の中で得られる知識や教養だけではなく、体験を通じて自分の中にある常識の壁を壊し、新たな価値観を加えていくことが求められます。ぶつかり、まみれながら、自分になかった見方を体得していくようなプログラムの特色を一言で言い表した言葉なのです」。

 

辛いことや回り道することもいっぱいあり、失敗して当たり前。へこむこともあると思うが何度もチャレンジをし、「世界とまみれ」、もまれるからこそ、どこに行ってもくじけないタフな精神力や前向きに進んでいく力が培われる。語学だけでなくそういうマインドもきちんと身につけられるプログラムを在学中にぜひ経験してください、という思いが込められている。

 

RPGゲームの世界観を借りるのは、大学広告としては突き抜けた表現。「やり過ぎじゃないのか」というような声も一部にはあったというが、このメッセージが一番伝わるやり方を模索し続けた結果なのだ。

 

注目された「エスノセントリズム」

 

次に取り上げるのは、広告テーマの一つとなっていた「エスノセントリズム」。自民族・自己文化中心主義のことで、自分が持っている価値観や常識が正しいという思い込みから生まれる。

ゾッとするようなイラストがインパクト大/Illustration by Akagi

ゾッとするようなイラストがインパクト大/Illustration by Akagi

 

大学の広告としては、その思い込みを払拭していく「国際教養科目」で文化やものごとの捉え方の違いを理解し、いったんは相手を受け入れ歩み寄る力を手に入れようという内容なのだが、広告を打ち出していたちょうどその頃、アメリカでは大統領選がありトランプ氏の思想傾向としても自国主義がクローズアップされていた。

 

国際教養科目を担当する堀江未来教授がエスノセントリズムや排外主義について語った内容が、今年初め、オンラインビジネス誌に掲載された。「エスノセントリズムという言葉に関心を持たれたビジネスパーソンの方もいらっしゃったようです」(桜井さん)。

 

そんなエスノセントリズムに関連して、立命館大学の国際教育プログラムの一つ、「キャンパスアジア・プログラム」※に参加した学生の感想が興味深い。

※中国、韓国、日本の学生が4年間それぞれのキャンパスを移動し、他国の学生とルームメイトとなって生活しながら学ぶプログラム

 

外国人と2人で何かをテーマに話していて意見が食い違うことがあると、相手が間違っていると思いがちだが、国が異なる3人で話してみると、自分が間違っているかも、と思うというのだ。そうなると、他の人はどう思うのだろうという新たな関心も湧いてくる。

 

「多民族パーティ」をテーマとした広告に「キャンパスアジア・プログラム」が紹介されている/Illustration by Shishizaru

「多民族パーティ」をテーマとした広告に「キャンパスアジア・プログラム」が紹介されている/Illustration by Shishizaru

 

堀江教授によると、人は誰でも親や社会から「常識」や「社会のルール」を刷り込まれて育ち、新しい情報を得ても「自分がすでに知っている枠組み」の中でしか物事を認知できず、枠組みから外れる他者に違和感や嫌悪感を抱いてしまいがちになるのだそうだ。先ほどの学生は、キャンパスアジア・プログラムを通じて、自分の「枠組み」を外す経験をしているのだ。

 

エスノセントリズムのイラストには骸骨が描かれ、これまた広告の「常識」を覆すような暗いトーンになっている。知らず知らずのうちに陥る差別や偏見の入り口に立っているという怖さを表現するとこうなるのだろう。

 

落とし穴から抜け出すには多様性に触れる経験が必要であり、それがグローバル教育プログラムの重要なポイントの一つとなっている。自分の当たり前が通じない中で自分を試し多様な人々との信頼関係を構築することは、これからのクローバル時代を生きる人に必要な学びなのだ。

 

「RPG」キャンペーンには、まだ続きがあるとのこと。次はまた、どんな面白い世界を見せてくれるのか期待したい。

立命館大学のグローバル人材育成広告キャンペーン「RPG」のインパクトがすごい。(前編)

2017年5月19日 / 大学を楽しもう, 大学PRの世界

大学の広告、どれも同じように見えていないだろうか?しかし最近、ひと味違うものが増えている。そのビジュアルやメッセージから、大学の面白さや特色を紐解いてみたい。

今回取り上げるのは、立命館大学の「RPG (RITSUMEIKAN PROJECT IN GLOBALIZATION) 」と銘打ったキャンペーン広告。大学広告の従来のイメージを打ち破るような鮮烈なビジュアルと、「世界とまみれて、世界を変える。」というメッセージが若い世代の心をつかんでいる。その理由やインパクトの大きさを取材してみた。前後編に分けてお送りする。(メイン画像:Illustration by Takashi Konno)

 


タダ者ではない「RPG

立命館大学は、1988年に日本初の国際関係学部を創設して国際的な学びを強化してきた歴史を持ち、文科省のSGU(スーパーグローバル大学) 37大学にも選出されるグローバル教育に強い大学の一つ。その特色を鮮明に打ち出すこれまでにないキャンペーンをと、広報担当者たちは、以前から検討を重ねてきたという。

 

 「従来の国際教育の広告イメージを打ち破り、若者の心に何かしら引っかかるような表現」を求めて試行錯誤の末に生まれたのが「RPG(RITSUMEIKAN PROJECT IN GLOBALIZATION)」シリーズだ。

 

 第1弾は、2016年3月、古い羊皮紙に描かれた古地図とも古文書とも見えるデザインをメインビジュアルにした「Quest.1」というタイトルの新聞全面広告。ところどころ外国語表記に変わっている暗号文書のような体裁で語られるメッセージは、立命館大学と関係の深い提携校や留学先約20か国の言語で記述されているという。

 

 

RPG広告第1弾「Quest.1」(読売新聞2016年3月31日付)

RPG広告第1弾「Quest.1」(読売新聞2016年3月31日付)

 

「この冒険は決してスマートではない」「多様性という名のダンジョンで迷い、現実という名のモンスターと格闘し」「いよいよ始まる新たな挑戦」といった言葉が並び、同大学の外国語教育プログラムとはいったいどんな内容なのかと、知りたくなる仕掛けになっている。気になるのが、「世界と、まみれよう。」というキャッチコピー。広告コピーではあまり使わない「まみれる」という言葉がタダ者ではない印象を与えている。

 

 「立命館大学のグローバル教育は、冒険であり挑戦なのだ」と、若い世代なら一瞬で“感じて”しまう仕掛けがRPGゲームの世界観。ゲームという共通語をうまく活用している。

 

見た瞬間にかっこいい

 「Quest.1」を予告編とすれば、本編は半年後の同年10月初旬にスタートした。インターネット上に「RPG」特設サイトをオープンし、具体的なグローバル教育プログラムを紹介している。

 

 少し時間を置いて10月末から11月にかけ、関西地域ではJR・私鉄5社・大阪市営地下鉄の交通広告として「エスノセントリズム」「超次元の双塔」「エクスポータビリティ」「多民族パーティ」という4種類をシリーズとして展開した。

 

 それぞれ、「国際教養科目」「D・U・D・P(立命館大学と海外の大学、2大学の学位を4~5年間で修得するプログラム)」「国際PBL(課題解決型教育)によるイノベータ育成プログラム」「キャンパスアジア・プログラム(中国、韓国、日本の学生が4年間でそれぞれのキャンパスを移動しながら学ぶプログラム)」に対応して、その内容・ねらいをイメージ化したものだ。

 

「国際教養科目」を表現した「エスノセントリズム(自文化中心主義)」/Illustration by Akagi

「国際教養科目」を表現した「エスノセントリズム(自文化中心主義)」/Illustration by Akagi

 

「D・U・D・P」を表現した「超次元の双塔」/Illustration by HR-FM

「D・U・D・P」を表現した「超次元の双塔」/Illustration by HR-FM

 

「国際PBLによるイノベータ育成プログラム」を表現した「エクスポータビリティ」/Illustration by Foo Midori

「国際PBLによるイノベータ育成プログラム」を表現した「エクスポータビリティ」/Illustration by Foo Midori

 

「キャンパスアジア・プログラム」を表現した「多民族パーティ」/Illustration by Shishizaru

「キャンパスアジア・プログラム」を表現した「多民族パーティ」/Illustration by Shishizaru

 

さらに12月には、全国紙の全面広告として、本編のイントロでもあり総まとめともいえる部分、「船出」を掲出している。

 

 実際の広告を見てもらえばわかるのだが、大学広告とは思えない突き抜け感はさらに加速しており、パッと見るとまるでゲームの広告のよう。濃密なイラストと「世界とまみれて、世界を変える。」というキャッチコピーで、一緒に冒険の旅に出た仲間たちが数々の挑戦の中で成長していくストーリーに乗せて立命館大学のグローバル教育プログラムのねらいが語られている。

RPG広告「船出」(読売新聞2016年12月23日付)/Illustration by Takashi Konno

RPG広告「船出」(読売新聞2016年12月23日付)/Illustration by Takashi Konno

 

著名なトップイラストレーターに依頼したイラストはとても完成度が高く、一瞬でその世界に連れて行ってくれる。Web調査や、高校生・在学生を対象に広告への印象を聞いた調査では、「ワクワクする」「見た瞬間にかっこいいと思った」「新しい未知の世界が表現され、シンプルにかっこいいし興味が湧く」などの高評価が多かったという。

 

「高校生、大学生世代には、ゲームの世界に対して一定の理解があります。未知の世界に飛び出し経験を通じて成長するという意味で共通しているので、そのイメージを留学などのグローバル教育プログラムにあてはめて理解してくれるようです」(広報課・桜井真純さん)

 

どのイラストが好きか、その理由も併せて聞いた回答に、その理解の度合いが表れている。たとえば「超次元の双塔」のイラストへの感想として、「『己の成長に挑め』の一言に感銘を受けた」「挑戦、というのがかっこいい」「描かれている時計が時間の少なさを感じさせる」「日本やアジアの龍と西洋のドラゴンが描かれているのがいい」「いかにも試練という感じが出て、そこに挑戦を感じられる」などなど。かなり深いところまでメッセージを読み取っている。これが、ゲームという共通言語の威力なのだろう。

 

イメージ色の強い広告が先行しがちだが、「RPG」で表現される各プログラムのリアルな内容については、TV番組(BSジャパン「真・大航海時代 ~グローバル人材が社会を変える~」2017年2月4日放送)やオンラインビジネス誌インタビュー記事などでも紹介されている。TV番組については、「RPG」特設サイトに編集映像へのリンクが掲載されているので、興味を持たれた方はぜひ見てほしい(2018年1月末まで視聴可)。

 

この続きは後編にて、メッセージ「世界とまみれて、世界を変える。」という言葉の真意とは?そして骸骨のイラストが印象的なシリーズ第2弾「エスノセントリズム(自文化中心主義)」などについてお伝えする。

ガーリーでエコな「アグネス・イルミネーション」へWelcome!

2016年12月7日 / 話題のスポット, 大学を楽しもう

平安女学院大学のイルミネーション「アグネス・イルミネーション」は、12年目という息の長いイベント。最近では、「ああ、あのイルミネーションの大学か」と代名詞の一つにもなってきているとか。今年もいよいよ始まると聞いて行ってみた。

 

1年かけた力作イルミネーション

京都御所西にある京都キャンパス。今日、11月24日が点灯式とのことで、式典には企画から制作まで携わった学生による「イルミネーション委員会」のメンバーのほかに、多くの学生や教職員、さらには近所の人や通勤帰りのサラリーマンらしき姿もちらほら見える。

 

委員長の国際観光学部3年曽我部風花さんの合図で点灯。本館の前庭と通りに面した生垣にも飾り付けられたイルミネーションが一斉に輝き始め、感動の拍手とともにあたりは一気におとぎの国のようなかわいく不思議な華やかさに包まれた。

光の世界への入口

 

生垣や校舎壁面も使ったイルミネーションで道行く人も楽しい気分に


色遣いがポップな感じで、さすがは女子大生作。そう、平安女学院大学のイルミネーション最大の特色は、全部学生の手作り、というところなのだ。

今年のテーマは「煌めきの世界へようこそ! It’s showtime!!」。祝祭の雰囲気を華やかなサーカスのモチーフで表現した。「サーカスは華やかな非日常の世界。現実の世の中は激動してせわしないけれど、ここではそれを忘れて楽しんでほしい」(曽我部さん)

手作りとは思えない煌めき


準備にかかった時間は約1年。21名のメンバーで作り上げた力作だ。先輩たちの時代から使い続けてそろそろ寿命がきてしまったイルミネーションチューブライトが断線するなど、アクシデントやハプニングをみんなで乗り越えてきた。

 

メインゾーンを飾るサーカスの象やピエロなどは、園芸用の支柱を骨格にペットボトルを使って肉付けの造形をした上にチューブライトで飾り付けられている。象にしてもピエロにしても曲線の塊だから、ドライヤーをかけて熱でペット樹脂を柔らかくしながら整形するのは、かなり難易度も高く手間がかかる作業だったという。

ペットボトルで立体的に造形した苦心の作

ペットボトルで立体的に造形した苦心の作


苦労は多くても、イルミネーション委員会の活動は楽しい。来年は委員長になる予定の国際観光学部2年八重川真帆さんは、「初めての人も温かく迎えてくれ、一つになれる部活のような雰囲気が魅力」だったとか。一方、曽我部さんは「この大学でしか味わえないことがしたい」と、合格が決まってすぐ入ろうと決めたという。

 

伝統と挑戦が詰まってる

平安女学院大学のイルミネーションのそもそもは、2002年、学生たちが「平和の思いを広げていこう」と始めた「ピースツリー」だ。

 

1.5リットルサイズのペットボトル約300本からできた高さ3.5mほどのツリーは、青のLEDが凛として、会場でもひときわ目立つ存在だ。近寄って見ると、1つ1つのペットボトルに学生たちが寄せた平和への願いが書き込まれている。

ピースツリーとサーカスオブジェ

ピースツリーとサーカスオブジェ

「お母さんが泣かない世界に」というメッセージもあった

 

委員会メンバーが授業終わりの教室を回ったり学内イベントなどの機会に学生たちにメッセージを書いてもらったペットボトルが、こうして命を吹き込まれ輝きを放っている。先輩から後輩へとバトンを渡され、毎年その美しい姿を見せているのだ。

 

伝統を受け継いで変わらないものがある一方で、先輩たちには負けたくないと新しい趣向にもどんどんチャレンジして変えていくのもまたアグネス・イルミネーションらしさ。

 

今年は人が近づくと反応して輝くアーチが、初お目見えした。大阪府立大学工業高等専門学校の学生とコラボして、人感センサーでコントロールしているという。センサーが敏感すぎて光りすぎるなど調整は難航したというが、華やかさを盛り上げるアトラクションになっている。

人感センサー付きアーチ。緑のクローバーに止まった赤い蝶々が光る

人感センサー付きアーチ。緑のクローバーに止まった赤い蝶々が光る

 

ペットボトルをメイン材料にした手作りのエコ・イルミネーションでは、昨年からさらにエコな取り組みもスタートした。大阪ガスと提携してカーボンオフセット、つまり、イベントで排出されるCO2量に見合った、温室効果ガス削減の取り組みへの投資を大学が行っている。

 

京都のど真ん中、京都御所西の一角をほんわかと優しく彩る手作りイルミネーション。ぜひ一度、訪れてみてください。なお、高槻キャンパスでも実施。こちらは、「Snow Forest ~丘の上のネコの大冒険~」をテーマに、広々としたキャンパスを美しく飾るという。

キャンパスで楽しむ山リゾート。立命館大学「Camping Kitchen」

2016年10月5日 / 美味しい大学, 大学を楽しもう

山リゾート風カフェ

石のレンガを張った壁には店名を張り付けた大きなフライパンの看板におしゃれな黒板メニュー。本日のメニューが載っているのは薪の入ったかまど!?

こんな、山リゾート感満載のレストランが、立命館大学大阪いばらきキャンパス内にある「キャンピング・キッチン」だ。

カジュアルでかわいい雰囲気!

カジュアルでかわいい雰囲気!


店内は、戸外の光が思いっきり差し込む、快適スペース。床まである大きなガラス戸の向こうにはウッドデッキが伸び、キャンパスに隣接する公園を望むことができる。

この開放感、キャンピング・キッチンという名前はダテじゃない。注文カウンターでは、ミリタリー風の(もしかして、ボーイ&ガールスカウト風?)ユニフォームがいい感じのスタッフさんがニコニコと対応してくれた。

遊び心いっぱいのくつろぎ空間

子供たちも飽きない楽しい空間

子供たちも飽きない楽しい空間


どこに座ろうかと店内を見渡してみると、みな同じ椅子とテーブルのセットが並ぶおなじみの風景ではない。ダイニング風セットが並んでいるかと思えば、窓際にはゆったりくつろげそうなソファ席が何種類か置いてある。

さらにお子様サイズのままごとキッチン風のセットもあり、テントやハンモックもあり。テントは、大人が入れるリアルサイズとキッズ用がちゃんと備えてある。

もちろん、気候のいい時期ならデッキ席に座って気持ちのいい風に吹かれたいところだ。

大人もこのテントに入りたくなる!?

大人もこのテントに入りたくなる!?

もちろんお味も抜群

おいしくてリーズナブルなのは、キャンパス内のお店ならでは。ランチメニューは、グリル、サンドイッチ、ココット、パスタ、プレートの5種類が週替わりで展開される。

一番人気のメニューであるキャンピングハンバーググリルは、大ぶり180gのハンバーグで780円(税込)。お財布もお腹もちゃんと満足する。

おなかをすかせて味わいたいキャンピングハンバーググリル

おなかをすかせて味わいたいキャンピングハンバーググリル


ランチタイムを過ぎたら豊富なスイーツメニューでゆったりお茶時間。ケーキ類、マグパフェやフラッペなどスイーツメニューが豊富だ。

「立命館いばらきフューチャープラザ」を備える大阪いばらきキャンパスは、大学と地域社会の連携を形にしたニュータイプキャンパス。

市民もたくさん訪れるキャンパスだから、このカフェにも一般のお客さまがよく足を運んでいる。子どもを遊ばせながらママ友同士のランチやゆったりカフェにうってつけだ。また最大80名までの貸し切りパーティにも対応。さまざまなシーンに使えそうだ。

科学の世界に近づきたいなら、まず外せない京都大学総合博物館。

2016年9月7日 / 話題のスポット, 大学を楽しもう

京都大学総合博物館は、キャンパスの中を通らなくても入館できるという意味で、一般社会に一番近い大学博物館。しかも、大学博物館の中で日本最大級の広さと日本一古い歴史を持ち、居心地も抜群だ。

約260万点の資料を収蔵

京都大学総合博物館の前身は「京都帝国大学文学部陳列館」といい、1914年に開館した日本で一番古い大学博物館である。

道路に面しており、気軽に入ることができる

道路に面しており、気軽に入ることができる


研究のために集めた標本や史料を管理し、いつでも参考にできるよう陳列する研究・教育のための施設であると同時に、当初から一般にも公開される“開かれた”大学施設だった。

その伝統は1980年代の建て替え時にも受け継がれ、大学キャンパスを経由しなくても直接外部から入ることのできる門が完成。2000年にはさらに新しい建物が完成して、日本最大級の大学博物館となった。

収蔵資料は現在、約260万点。日本最大の博物館である東京国立博物館の収蔵点数が11万6千点ぐらいだというから、施設の性質が違うのに単純に比較しても仕方がないかもしれないが、まあ驚くべき数字だ。

知への冒険心が高まる展示室

知への冒険心が高まる展示室

土器コーナーもスケールが大きい

土器コーナーもスケールが大きい


約260万点の内訳は、日本史、考古などの文化史系が約50万点、鉱物や化石、生物などの標本を中心とした自然史系が約210万点で、自然史系は現在も増殖中だという。収蔵品には、国宝・重要文化財や生物の学名の基礎となるタイプ標本など重要な標本が数多く含まれている。

ナウマンゾウとアジアゾウのアゴの骨の化石。「ナウマンゾウ」の命名者は京大の槇山次郎博士だ

ナウマンゾウとアジアゾウのアゴの骨の化石。「ナウマンゾウ」の命名者は京大の槇山次郎博士だ

知のフィールドを体験

膨大な収蔵品の一部は常設展で見ることができ、展示は自然史、技術史、文化史と大きく3つのゾーンに分かれている。

特長としては、まず、体験的に楽しめる展示があること。代表的なのは、ボルネオ島にある熱帯雨林の森の生態系を総合的・長期的にモニタリングする、京大とマレーシアの共同研究をジオラマで再現した「ランビルの森」。

ランビルの森を再現。上階からも見下ろすことができる

ランビルの森を再現。上階からも見下ろすことができる

 

現地では、木の上や木の間でも資料採集や観察ができるよう、40mの高さに300mに渡ってキャノピーウェイという研究用吊り橋が設置されたのだが、館内では縮小サイズの模擬キャノピーウェイを間近で見ることができる。このコーナーでは、熱帯雨林の音が再現されているのもいい。

そのほか、京大の十八番ともいうべき霊長類研究のコーナーでは、天才チンパンジー・アイの知能を測定したテストを体験できるので、ぜひお試しを。

やってみると意外と難しい

やってみると意外と難しい


また、文化史系ゾーンの考古学展示室には巨大石棺が並ぶコーナーも必見。重要文化財にも指定されている5世紀の大きな石棺の実物が至近距離で眺められる。レプリカじゃないのだ。

5世紀の長持形と呼ばれる石棺。重要文化財に指定されている実物

5世紀の長持形と呼ばれる石棺。重要文化財に指定されている実物


また、3つのゾーンの中では最も小規模な技術史ゾーンも見逃せない。ここには、旧制第三高等学校や京都帝国大学時代に教材として使われていた、機械のメカニズム模型が展示されている。


メカ萌えの方でなくても、魅力的な機械たちが並んでいる。そばによってじっくり見ないと全体像がわからない、チラ見せ展示ケースに入っているところもいいのかもしれない。

静電誘導を利用して高電圧を発生させるウイムズハースト静電高圧発生装置。

静電誘導を利用して高電圧を発生させるウイムズハースト静電高圧発生装置。

小さな装置がたくさん。実際に動かすことでメカニズムを学べるのが楽しい

小さな装置がたくさん。実際に動かすことでメカニズムを学べるのが楽しい

 

技術史ゾーンもそうだが、展示全体からは「研究・教育機関としての歴史」感が漂ってくるのもこの博物館の特色かもしれない。考古学は京大の研究室から始まったとか、学問でなかったところから築き上げた霊長類研究とか、展示パネルを読みながら学問が生まれる瞬間に立ち会った気に少しなってくる。

科学の世界へウェルカム

常設展のほかユニークな企画展や特別展が行われているので、ホームページなどで情報を集めてから出かけてほしい。一般向けのイベントも積極的に行われているが、とくに、子どもたちや高校生向けに知への興味を高めてくれるようなイベントが多い。

なかでも大人気企画になっているのは、「子ども博物館」。大学院生が自分の研究を子どもや一般向けにわかりやすく解説し、化石や標本を触ったり、科学手品やゲーム、クイズなど楽しく体験しながら科学の面白さを感じることができるというものだ。

考古学、地理学、理学、宇宙科学など多彩な学問にふれられる

考古学、地理学、理学、宇宙科学など多彩な学問にふれられる

 

2016年度からは研究者によるレクチャーの新シリーズとして、京大の研究者を呼んで、研究者ではあってもその分野では門外漢である博物館館長が研究の面白さや可能性を聞き出すという企画もスタートしている。

館内のミューズ・ラボというかっこいい円形スペースで話を聞く某局の「白熱教室」みたいな雰囲気だが、中高生でも十分楽しめるとか。今年度5回の開講で、まだ残りの回もあるので参加してみてはいかがだろう。

ミューズ・ラボで熱い研究トークを聞いてみよう

ミューズ・ラボで熱い研究トークを聞いてみよう

ライフデザインを五感で体験!同志社女子大「ワンダフル・キューブ」

2016年8月24日 / 大学発商品を追え!, 大学の知をのぞく

自分にとって最高の未来は、自分で創り出していくしかない。誰でもない自分の手で、自分の人生をデザインするのだ。頭ではわかっていても、いざ取りかかろうとすると、どうもとらえどころがなく、どのように考えたらいいのかわからない。そこで注目したいのが、同志社女子大学の日下菜穂子教授が開発した、ライフデザインの思考を補助してくれる道具「ワンダフル・キューブ」だ。

人生を集約する道具

一見するとかわいらしい普通の箱だが・・・!?

一見するとかわいらしい普通の箱だが・・・!?


従来の心理学が弱さの克服に焦点を当てていたのに対して、人の持つ強みに注目して人生を充実させることに目を向けた研究と実践を行うのがポジティブ心理学だ。

心理学者で臨床心理士でもある日下先生は、ポジティブ心理学に基づいたライフデザイニングプログラムを開発。自分の考え方や感じ方を見つめ、言葉や身体で表現することを通して、本当に自分の求めている目標を見つけ実行に導くワークショップを行っている。

大学でのキャリアデザインの授業はもちろん、京田辺市との連携で取り組む高齢者の心の健康づくり、生きがい創造プログラムや、高齢受刑者の社会再参加プログラムなどでも活用してきた。

キャリアデザインの授業の様子

キャリアデザインの授業の様子


これまでワークショップでは、テキストを使いながら紙に書き込む形のワークをやっていたが、紙の上だけだとどうも会話が弾まない。もっとよい教材があれば、という思いが、「ワンダフル・キューブ」開発の原点になった。

高齢者も学生も使えるライフデザイン支援の教材開発を目標に、教材製作会社サティスタとの連携がスタート。学生と一緒にさまざまな試作品を作り、大学のキャリアデザインの授業や週に1度の高齢者セミナーで試しながら、ブラッシュアップを続けた。

開発までの道のりについて話す日下教授

開発までの道のりについて話す日下教授

 

学生たちは自分たちの考えが次々と形になるのがうれしくてどんどんアイデアを出し、プロジェクトはかなり活性化したという。

さらにデザインユニット・un labo.(アンラボ)の参加でアイデアとデザインが結びつき、原型を考え始めた頃から約2年後の2014年に「ワンダフル・キューブ」が完成。2016年には特許を取得した。心理学分野の「考える道具」というのはかなり珍しく、申請は想像以上にすんなり通ったという。

「ライフデザインニングで未来を考えるには、未来と同じ分だけ過去を振り返らないといけない。過去に戻り、過去の自分が何を考えて生きていたか、今は何を大切に生きているか、今後は何を大切に生きていきたいか。過去・現在・未来という時間の広がりと、自分・社会・運命というような空間の広がりとをクロスさせた立体が『ワンダフル・キューブ』なのです」と日下先生は話す。

見た目はかわいい、実は深い

「ワンダフル・キューブ」の構造は、ゴム製のスーパーボール、それを包むガチャガチャと同じ透明カプセル、さらにそれを包む立方体の透明ケース、それらを6面に大きな穴と小さな穴のあいた紙の立方体が包むというもの。

ワンダフル・キューブのキット

ワンダフル・キューブのキット

組み立てると手のひらサイズの箱に

組み立てると手のひらサイズの箱に


紙の立方体には、カードが6枚収納できる。小さな穴に赤い糸を通していろんなところにかけることができ、最も外側には青色のカードを1枚、同じ糸で一緒に通してある。パッとみるとかわいいサイコロみたいで、雑貨屋さんに置いてありそうな印象だ。

ライフデザインニングの複数のワークを1つのキューブに集約するというイメージで、ワークの記録ツールという側面もある。せっかくワークショップでいろいろ自分を見つめ直しても、そのままにしておいたら忘れてしまうだけだが、キューブとして残しておけば後で振り返って何度でも見直せる。



次ページに「ワンダフル・キューブ」の使い方が!

ボリューム満点で充実の時間「天理大学附属天理参考館」

2016年8月8日 / 話題のスポット, 大学を楽しもう

ちょっと前の日本やアジアの暮らしが思い浮かび、人間は何千年もの昔からこんな美しいものをつくってきたのかと感動する博物館。子どもも大人も楽しいはずです。

巡って世界の文化に触れる。

天理大学附属天理参考館は、1930年にその前身が設立された。

天理教を世界に布教しようという人々に各国の生活習慣や文化、歴史を知ってもらおうという意図のもと資料収集が始まり、天理大学の前身である天理外国語学校に収蔵された。

天理大学附属となり常設展示を始めてからでもすでに66年という、歴史の古い大学博物館なのだ。2001年に新しい建物に移転して、現在の形になった。

常設展示は、1階と2階が「世界の生活文化」、3階が「世界の考古美術」とテーマ別になっている。

1階の展示は、日本のアイヌに始まって、朝鮮半島、中国・台湾、ボルネオ、バリ、インドなどアジアからパプアニューギニア、メキシコ、グアテマラと、日本に近いところから順に見ていくことができるようなしくみになっている。

世界の生活文化では、近過去というか各地で近代化が進行していく以前の暮らしを垣間見ることができる。

手仕事で作られた生活道具、家の中にしつらえられた祭壇や祈りの道具、村を守る守り神。見たことはないはずなのになぜか懐かしい気がする展示物が次々に現れて、日本はアジアの国だと改めて実感してしまう。

その道具が、暮らしの中でどのように使われていたのかがわかる再現展示が多いのが楽しい。

台湾のコーナー 家の中にしつらえられた祭壇の再現

台湾のコーナー 家の中にしつらえられた祭壇の再現


北京の商店看板を集めたコーナーでは、ろうそく屋、眼薬屋など珍しい看板が。20世紀前半のものだが、すでに現地では失われて保存もされていないため、貴重なコレクションになっているという。

看板コレクション。取り扱う商品をそのまま看板にしてしまう発想が面白い

看板コレクション。取り扱う商品をそのまま看板にしてしまう発想が面白い


2階にはブラジル移民の開墾当時の住居が再現されていたり、日本各地の民具やおもちゃが並ぶ。さとうきび絞り器など大物の展示もある。

なかでも、「暮らしの中の交通」コーナーには、1872年の日本の鉄道開業当時の1等切符、明治・大正時代の関西私鉄切符などもあり、鉄道ファンにも喜ばれているという。
鉄道

文句なく美しい展示物。

3階

3階の考古美術の展示では、日本、朝鮮半島、中国、オリエント、さらに博物館の所在地周辺にあった天理市で最大の遺跡、布留遺跡の出土品が集められている。

重要文化財である古墳時代後期の武人埴輪、重要美術品である古墳時代の鏡や副葬品などに加え、土器、鉄器、青銅器、陶器、ガラス製品はもちろん古代瓦や石棺・石造物までバラエティに富んだ展示。

アジアからオリエントという地域の幅広さ、古代文明から中世あたりと時代的な広がりもある。

専門知識はなくても文句なく美しい。ただじっと眺めていたくなるような展示品にたくさん出会う。

個人的には、中国の唐三彩やペルシアの銀器、地中海のガラス器などが心に残っているが、何度か行けばまた新しい魅力ある展示物が見つかりそう。

博物館らしい静かな雰囲気に包まれて、美しいものに触れる贅沢な時間が過ごせる場所だ。

博物館なんて子どもの頃に学校から見学に行ったくらい、という人にこそ訪れていただきたいのが天理参考館。

学芸員が収蔵品を解説する「トーク・サンコーカン(公開講座会)」や、これまでに民族楽器演奏や土器づくりなど珍しい企画を実施しているワークショップなど、さまざまなイベントもあるので、ぜひホームページで情報収集を。

郊外型大学ミュージアムで深呼吸。大阪大学総合学術博物館

2016年7月22日 / 話題のスポット, 大学を楽しもう

交通至便で、豊かな緑に囲まれ、レトロ建築で、しかもゆったり過ごせるカフェがある。そんなミュージアムなら、フラッと出かけたくなるでしょ? それが大阪大学総合学術博物館だ。

郊外を満喫するミュージアム。

緑の中に立つ待兼山修学館

緑の中に立つ待兼山修学館


いや、もちろん展示も素晴らしいのだが、まずは外堀から。大阪大学総合学術博物館は、豊中市待兼山町にある大阪大学豊中キャンパスにある。博物館の建物として常設展示が行われているのは、待兼山修学館という1931年に建てられたレトロ建築。大阪大学医学部の前身である大阪医科大学の附属病院だった建物で国の登録有形文化財にもなっている。ゆるやかな坂を上ると緑の木々の中から建物が現れてくる様子は、ちょっとしたリゾートみたい?!

館の後ろには、標高77.3メートルの待兼山がある。遊歩道以外は一般開放されていないため、里山の自然がそのまま残された場所。館内の展示室や屋上から、その風景を望むことができるようになっている。

館の入口手前には、テラス席のある「ミュージアム・カフェ坂」が。ランチ、軽食、スイーツ、ドリンクなどのメニューがあり、ご近所の方にも人気だそう。館内を巡った後には、ぜひ一息いれて。

カフェの横にはミュージアムショップも

カフェの横にはミュージアムショップも

マチカネワニや真空管計算機―。

それでは本題の展示内容を。大阪大学総合学術博物館には、同大学が創立以来収集保存してきた学術資料約166万点のうち、選りすぐった560点あまりを常設展示で一般に公開している。また、春と秋には大学の教育研究の成果を基にした特別展・企画展を開催している。

常設展示の目玉は、なんといってもマチカネワニの全身骨格の化石。1964年に豊中キャンパスで発見された約45万年前の化石は、日本にもワニがいたと当時の人たちを驚かせた。その後の研究で新種のワニだとわかり、この化石は世界的に貴重なタイプ標本になった。温帯性のワニは珍しいため、いまだ謎が残っており、その解明に向けて研究が続行中という。発掘の様子や研究の歴史がよくわかる展示だ。

大迫力のマチカネワニ!

大迫力のマチカネワニ!


ワニ以外にも、待兼山の自然、大阪大学の精神的源流である適塾や懐徳堂、大阪大学で活躍した研究者とその業績などの展示がある。とくに注目したいのは、1939年につくられた電子顕微鏡国産第1号機や日本のコンピュータ開発のさきがけとなった真空管計算機の実物展示。メカ萌えでなくても、ちょっと感動する。日本の科学技術の発展を支えた大阪大学の研究者たちの情熱が伝わってくるからか。

1939年製作の電子顕微鏡。日本の重要科学技術資料に認定されている

1939年製作の電子顕微鏡。日本の重要科学技術資料に認定されている

ノーベル賞受賞の湯川秀樹など研究者の業績が紹介されている

ノーベル賞受賞の湯川秀樹など研究者の業績が紹介されている

 

科学と出会う豊富なイベント。

大阪大学総合学術博物館では、イベントも豊富に開催されている。特別展などの展示に関連したテーマで学内外の講師が語る「ミュージアムレクチャー」のほか、夏休みに開かれるこども向けの体験教室「体験!こどもミュージアム@大阪大学」は毎年人気だ。自然大好きという方なら、季節ごとに開かれている待兼山の植物観察会「植物探検隊@待兼山」に参加してみてはいかがだろう。

また、さまざまな研究分野で活躍する大阪大学の研究者が講師になって、一般向けに科学の話題を提供する「サイエンスカフェ@待兼山」も人気のメニュー。1~3月にかけて月に2、3回、土曜の午後に開催。途中にカフェブレイクがあり、コーヒーを片手にサイエンスを楽しめる。

「サイエンスカフェ@待兼山」の1コマ。熱心なリピーターも多い

「サイエンスカフェ@待兼山」の1コマ。熱心なリピーターも多い

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さまざまな切り口でwelcomeのミュージアム。開催予定の展覧会情報なども含め、ぜひWebサイトやSNSをチェックしてからお出かけを。日祝は閉館日なのでご注意ください。

取材協力:大阪大学21世紀懐徳堂

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