港が多く、古くから海外との交流拠点でもあった長崎県。居留地であったころの洋館や中華街などが残り、異国情緒あふれる建物や町並みが今も人気です。また、有名な映画のロケ地になることもしばしば。そんな長崎のロケ地を巡る、いわゆる聖地巡礼に最適なアプリが「ながさきロケなび」です。
「ながさきロケなび」は情報・システム研究機構国立情報学研究所と、国立大学法人長崎大学が共同で制作したもの。一般社団法人長崎県観光連盟の長崎県フィルムコミッション事業の協力のもと、長崎県内のロケ地情報を利用しやすいオープンデータに変換。誰でも利用できる形で提供されています。
日本語はもちろん、英語・中国語・ハングルと4カ国語に対応。ブラウザさえあればパソコン・スマートフォンどちらからも利用できます。
ロケ地の検索はトップページの「ロケ地検索」から。
掲載されている作品はアオハライドやJIN-仁-など、9作品(2016年5月現在)。
ロケ地検索は作品ごとの検索のほか、キャストや監督、主題歌などからも検索ができます。
作品からロケ地を探す場合。作品とエリアの両方を指定することも可能。
検索結果は地図と一緒に表示されるので、場所の確認も簡単。
すでに長崎を旅行中の方は、現在地から近くのロケ地を検索することも。
さらに気になるロケ地を選択し、ロケ地詳細ページへ。
検索結果。数字をクリックすると場所の詳細が表示されます。
こちらは「くちびるに歌を」のロケが行われた五島市戸岐の詳細ページ。どんなシーンが撮影されたのかという情報のほか、どのように撮影が行われたかも知ることができます。
同じロケ地でも、作品によって詳細や掲載されている写真も別なので、こちらのアプリでロケ地を見比べるのも楽しいですよ。
蝶々さんとアオハライドのグラバー園でのロケ詳細。それぞれのロケ風景を味わえます。
このアプリは登録されているロケ地に関する情報を、Twitterからリアルタイムに読み込み、情報を追加していくこともできるそう。
そしてこのアプリの便利な機能がこちら!
気になるロケ地を登録し、自分だけの聖地巡礼プランを作ることができます!
ログインしない状態でもプランを組むことは可能ですが、ログインすることでプランの保存が可能に。Twitterアカウントと連携させることでログインします。
まずは気になるロケ地を検索し、登録していきます。登録前に右上の「プラン編集」から順番などを編集することが可能です。地図も出るのでこのまま行き先のメモとしても最適です。
自分でプランを組むのも楽しいですが、すでに登録されているプランでロケ地めぐりを楽しむことも。その場合はトップの「プランから探す」を選択すると、公開されているプランからロケ地を探すことができます。
公開されているプラン。登録者のコメントもあります
誰かが組んだプランを楽しむもよし、自分なりのプランを組んで聖地巡礼をするもよし。異国情緒あふれる長崎の旅のお供に、ぜひ活用してみてください。