10/28(金)~30(日)にかけて東京農業大学 世田谷キャンパスで開催された「収穫祭」。前編では、東京農大ならではの模擬店や雰囲気にびっくりしつつ、食べ歩きを楽しみました。
引き続きおもしろい模擬店探しを続けようと歩いていたところ・・・
ふれあい牧場?
ま、まさか。近づいてみます。
なんと、ヤギ!ちっさい!かわいい!動物園以外で初めて見ました。しかもきれいです。それにしても、学園祭でヤギに会うとは…。ここで完全に東京農大にガッチリ心を掴まれました。触りたい触りたい触りたい。
ちょうど入れ替え時期だったらしく一気に親子連れが入ってきます。見えにくいのですが、手前の学生さんがウサギを持っています。私も入りたい気持ちでいっぱいですが、ガマンです。大人だし…。
動物もさわれて、模擬店もあって、広場もあって。たくさんの人が楽しんでいて雰囲気がとても良いです。学園祭ってこんなに楽しめるものなのか…と、ヤギを横目にまた歩きます。
まさかの牛。東京農大すごすぎる…。どんどん東京農大が好きになります。もちろんこちらもふれあえます。私は大人なので触りません…(しかも一人だし)。動物はどこでも大人気ですね。
上がったテンションをおさえつつ、即売店へ。
なんだか安心安全そうなものが売ってそうで気になります。ちなみに、ブースを作っている農友会農村調査部の活動は、その時々の農業問題を考えて年間にテーマと調査地を決めて、1年かけて報告書を作るそうです。収穫祭の即売会もその活動のひとつのようです。(東京農業大学 農村調査部)
ここでは梨を買ってみました。自然農法、減農薬農法にこだわった野菜や果物とのこと。家に帰って食べたのですが、ジューシーで水分たっぷりでした。フォークで差すと水分が出てくる出てくる。シャリシャリ系で甘みもあっておいしかったです。400円と少し割高ですが、農法の研究や地域復興の応援に繋がるので、知って応援したいと思えるものを買うのは楽しいですね。
他にも東京農大っぽいものを探します。
またもやマルシェ。主婦やおばあちゃんが商品を手にとって、学生と話しながら商品を購入していました。本当にいろんな人がいます。
ここでは、韃靼そばクッキーと学生が収穫を手伝ったトマトでつくったトマトソースを買いました。
原材料はそば粉と卵とバターと砂糖のみ。食べているときはそばをそんなに感じないのですが、後からそばの風味がほんのりします。サクサクで甘さ控えめでおいしいです。手作りクッキーってだけで癒されます。
こちらのトマトソースは家に帰って夜ごはんのパスタにしました!
はい、できました!材料はツナ缶とトマト1個とトマトソース、塩のみ!完熟トマトのまろやかさで上品な仕上がりです。ソースに野菜の旨みが凝縮されています。味が濃くて驚きました。滋味!って感じ。
ソースに、にんにくなどの香辛料が入っているので、そのままで味が決まるので作るのも簡単でした。こういう商品が大学から増えると個人的にうれしいなあ。
ということで、かけあしでしたが東京農大の「収穫祭」いかがでしたでしょうか?模擬店はそれぞれ素材や作り方にこだわりがあるひと味違う商品ばかり。商品について学生に聞くとていねいに教えてくれるので、学生たちと一般人が繋がる良い機会だと思いました。
行く前は学園祭で浮かないかと不安だったのですが、赤ちゃん連れの親子や、おじいちゃんおばあちゃんと様々な人がいて、誰でも楽しめるようなオープンな空気があります。大学が外に向けて開かれている少ない機会なので、ぜひ来年近くの大学の学園祭へ行ってみてはいかがでしょうか?