森ノ宮医療大学は、大阪港に浮かぶ人工島・咲州に拠点を置く医療系総合大学。キャンパスは、大阪メトロ「コスモスクエア」駅から徒歩約1分でアクセスできる便利な場所にあります。敷地内にある学生食堂・カフェは、「葵(あおい)ダイニング」、「さくらカフェ」、「メディカフェ」の3施設。今回は、その中でも「葵ダイニング」が2024と聞き、「さくらカフェ」とともにお邪魔してきました。
毎日メニューが変わる!新校舎の「葵ダイニング」
コスモスクエア駅から大阪府咲洲庁舎へ向かって歩くと、人工運河の咲州キャナルが見えてきます。運河を渡って左側にあるのが、新校舎の「あおいポート」。2024年春に完成した建物です。葵ダイニングがあるのは1階。入口には看板が立てかけてあり、「一般のお客さまもお気軽に」と書いてあります。

通りに面したあおいポートの入口。葵ダイニングは校舎に入ってすぐ
葵ダイニングの広々としたフロアには、ソファ席やカウンター席など約が並びます。ガラスの壁面からたっぷり自然光が差し込むので、空間は明るくて開放的。学生や教職員、一般客が、思い思いのスタイルでお昼の時間を過ごしています。

メニューを決めたら、食券を購入しましょう。入口の右側に発券機があります
伺った日は春休み期間で、ダイニングは縮小営業中。選べるメニューは、「ランチA定食」「カレー/丼」「麺」の3種類でした。掲示されている1週間の献立を見ていると、「火曜日の『鶏肉と彩り野菜の黒酢あん定食』、食べてみたい!」「木曜日は『プルコギ丼』と『濃厚魚介ラーメン』で迷いそう」と、妄想が膨らみます。
授業がある期間は、選べるメニューに「ランチB鉄板」「イベントメニュー」「葵カレー」が加わります。選択肢が増えれば、わくわくも増幅しそう。毎日通える学生の皆さんがうらやましくなります。
この日は、ランチA定食「鶏の唐揚げとシューマイ定食」(580円)と、「欧風メンチカツカレー」(500円)を注文しました。学生価格と一般価格は異なりますが、学食ならではのリーズナブルなお値段です。

「鶏の唐揚げとシューマイ定食」。一般価格580円
「鶏の唐揚げとシューマイ定食」は、ごはん・みそ汁・小鉢がつきます。ごはんは100gから300gまでの5段階で選択可能。小鉢も選べるようで、この日は切り干し大根の煮物、納豆、みたらし団子など6種類が並んでいました。
今回選んだのは、ごはん150gと、ナスの小鉢です。カリッと揚がったメインの唐揚げがおいしくて、ご飯がすすみました。お肉も野菜も楽しめるのが、定食の魅力ですね。

「欧風メンチカツカレー」。一般価格500円
「欧風メンチカツカレー」は、お肉ぎっしりの大きなメンチカツが主役です。マイルド風味のカレーとサクサクのメンチカツを食べたら、お腹も心も大満足。このボリュームで500円、さらにみそ汁がつくのもうれしいです。
多彩なドリンクメニューが楽しい「さくらカフェ」
食後にデザートが食べたくなったら、キャンパス内の「さくらカフェ」を訪れてみましょう。場所は、あおいポートから通りを挟んで北西にある校舎「さくらポート」の中。エレベーターで2階に上がればカフェがあります。

さくらポートの入口。カフェの看板が出ているのでわかりやすいです!
さくらカフェの魅力は、メニューが豊富なところ。スイーツならドーナツ、パンケーキ、ソフトクリーム。ドリンクならコーヒー、紅茶、ジュースやソーダ。お腹が減っている人には、パスタやカレーなどのフードメニューもあり。加えて、季節限定のメニューもあります。

「キャラメルパンケーキ」(300円)と「さくらミルクコーヒー」(レギュラー210円)
まずは、「キャラメルパンケーキ」と「さくらミルクコーヒー」を注文しました。さくらミルクコーヒーは、さくらフレーバーのソースがかかったデザートのようなドリンク。さくらカフェの看板メニューです。さくらミルク(レギュラー180円)や、さくらミルクティー(レギュラー210円)も人気があるそうです。

期間限定の「ミニアイスロールケーキプレート」(230円)と「バナナミックスジュース」(レギュラー230円)
もうひとつ、期間限定の「ミニアイスロールケーキプレート」と「バナナミックスジュース」も注文。ミニアイスロールケーキプレートは、「ちょっとだけ、いろいろ食べたい」という思いを叶えてくれるひと皿です。食後のデザートにぴったりでした。

南側の窓に面したカウンター席からは、咲州キャナルが見下ろせます
さくらカフェにも、テーブル席、ソファ席、カウンター席など、いろいろなタイプの席があります。一人で静かにお茶を飲んだり、友だちとお喋りしたりと、どんなシチュエーションでも快適に過ごせそう。伺った日は、お子さま連れの方もいらっしゃいました。
3つの学生食堂・カフェ。気分に合わせて使い分けて
葵ダイニングも、さくらカフェも、一般客の利用を歓迎してくれるフレンドリーな雰囲気を感じました。空間や座席のタイプが多彩で、一人でもグループでも利用しやすいところも魅力です。
今回はお邪魔しませんでしたが、別の学食「メディカフェ」(食堂棟)もあります。10を続けている学生食堂で、日替わり定食メニューのほか、大学オリジナルの「森のカレーライス」や、焼き立てのパンなどがいただけて、こちらも一般客OKという食堂です。
満腹になりたいときや、軽く食べたいとき、コーヒーを飲んでひと休みしたいときなど、いろいろな気分に寄り添ってくれそうな学生食堂・カフェでした。