兵庫県三田市に本店を構え、全国に15の支店を展開するステーキハウス「三田屋本店」。その中で唯一、大学のキャンパス内に出店しているとあって密かに話題を集めているのが、「三田屋本店 関学店」だ。地図が無いと迷いそうなぐらい、広大な敷地にさまざまな建物が乱立する、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス。その一角でひっそりと、もう30年以上も営業している。
この看板が目印
断トツの一番人気は、看板メニューの「ステーキランチ」。柔らかくてジューシーなアメリカ産のカルビ肉5枚が生のまま、アツアツの鉄板に乗った状態で提供される。余熱で徐々に焼き上がっていくため、ベストタイミングを見極めながらひっくり返し、自分好みの焼き加減になったところで口へ。別添えの、酸味が少なく濃い味わいのポン酢ダレにサッとくぐらせていただけば、意外にもあっさりとした味わいが楽しめる。
また、肉の周りを彩る付け合せにも、一切妥協なし。メニューに使う野菜は、毎朝市場から仕入れた新鮮なものばかりだ。鉄板に敷き詰められたタマネギは、淡路島産の中でも高級な品種で、旨みも甘みもしっかりとしたものを採用。脇役ながら存在感抜群、食べ応え満点のスライスポテトは、北海道や九州から厳選して仕入れたものを使っている。さらにごはんも、ブランド米であるつや姫やコシヒカリのブレンドを使用するという、こだわりぶりが光る。何から何まで本店さながらの本格的な味わいながら、価格はあくまで学食らしく、ごはん・サラダ・スープ付きで1,200円! これは、人気が出て当然である。
このボリュームで1,200円(税込)!
他にも、ハンバーグやトンカツなど、ガッツリ肉系メニューを数種類ラインナップ。どれも美味しくてリーズナブルとあって、学生のみならず地域の人々も多く訪れる。ちなみに、店内は60席ほどのスペースがあるものの、平日12:30~13:30、土曜12:00~13:00は学生たちの昼休みで大盛況。集中して混み合うこの1時間は、避けて訪れるのがマストだ。
※掲載価格はすべて税込です。
※内容は取材当時のものです。2019年9月にリニューアルオープンし、メニューも一新されています。