ほとんど0円大学では、2019年から大学の魅力的な広報活動を紹介する大学関係者向け「勉強会」を行ってきました(第1回目はこちら、第2回目はこちら)。2020年度前期は、新型コロナウィルス蔓延により開催を断念した代わりに「大学のリアルを伝える、バーチャル体験」をテーマに4つの大学の取り組みをウェブ取材し、レポートにして紹介することにしました。今回はその最終回、京都大学の「変人オンデマンド」です。大学関係者のみならず、一般の方にも興味深い内容になっていますので、ぜひご一読ください。
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紹介する取り組み
変人オンデマンド
真面目な人と変人が共存しないと人類も社会も存続できないという危機感のもと、京都大学・酒井敏教授が2017年に立ち上げ、越前屋俵太さんの軽妙なナビゲートで人気を集めている公開講座「京大変人講座」。「変人オンデマンド」はこの公開講座をもとに、2020年4月に誕生した月額1000円の会員向けオンラインサービスになる。過去に変人講座に登壇した先生も含め、毎月ひとりの先生にフォーカスした4本程度の動画をアップしている。
◎変人オンデマンド https://kyodai-original.socialcast.jp/contents/category/henjin-ondemand
教えてくれる人
酒井敏さん
京都大学大学院 人間・環境学研究科教授。専門は地球流体力学。「京大変人講座」では自身も「カオスの闇の八百万の神 ―無計画という最適解」をテーマに登壇して学内外に大きな反響を呼んだ。京大の自由な学風を地でいく「もっとも京大らしい」先生のひとり。92年、日本海洋学会岡田賞受賞。
越前屋俵太さん
「京大変人講座」のディレクター兼ナビゲーター。芸能プロダクションに所属せず、最初から個人事務所を立ち上げ、企画・演出・制作もこなしていた芸能界の変人。現在は関西大学、和歌山大学、高知大学、京都芸術大学、京都外国語大学などで教鞭をとるほか、書道家「俵越山」など、活動は多岐にわたる。
川村健太さん
京大オリジナル株式会社 研修・講習事業部長。京大らしさ研究ライトユニットメンバー。研究成果の事業化を目的に設立した京都大学の100%子会社、京大オリジナルで、京大ならではの事業を生みだそうと奮闘中。
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地味な変人たちが普通に生きていける世の中に。
― まずは、「京大変人講座」をはじめた経緯からお聞かせください。
酒井 「京大変人講座」をはじめたのは、3年ほど前です。きっかけは、僕自身の問題意識でした。世の中全体に、みんな正しくないといけないとか、みんな分かり合わなければならないとか、みんな一致団結して一緒にやらなければいけないとかいう、何か息の詰まるような雰囲気を感じていました。しかし、京大というところは、昔からそういうのが全然ない。各々勝手にやっていて、そんでええやんという緩さやいい加減な雰囲気があり、世間的にまともなことを求めるよりは、変なことをやるやつが面白いという感覚もありました。
変なことというのは卒業式で仮装するような、……まぁそれも悪くはありませんが、そういうのばかりではないんです。何かに夢中になっていたり、よくわからんけど一生懸命やっているやつに対してはリスペクトし、世の中的に何の役に立とうとそんなことは知ったこっちゃなくて、そいつが面白かったらいいやん、幸せそうやん、というような感覚です。それはもちろんルールではないのですが、世間から離れた京大の中では「おもろいやん」というコンセンサスがある、ある種の文化のようなものです。以前はそれでよかったのですが、だんだんと情報網が発達して大学の中で何をやっているのかが外から見えるようになってくると、「そんないい加減なことをやっていていいのか」と許されないことも出てきました。
京大の変人とは何かを語る、酒井先生
― 結果や効率を求められるという感じでしょうか。
酒井 いい加減な話をして、「そんなもんでええんちゃうか」「そやな」で済んでいたものが、済まなくなってきました。しかし、外から「それ、あかんやろ」と言われた時、自分たちを包んできた文化や常識のようなものの大切さをことさら意識したりできなかったのです。
― 異文化との出会いのような感じですね。
酒井 「あかん」と言われる理由はわかるので、「ごめん」と言うしかないとか。しかし、変なことをやっている人を認める、許容するのは実は大切なことです。いい加減なところを許容したり、変なことをやっちゃったり間違えてしまった結果として、役に立つ成果が生まれるということはいっぱいあります。
また、変といっても、ぶっ飛んだものだけが何かを変えていくのではありません。逆にとんでもないものがうまくいく確率はめちゃくちゃ低いです。そうではなく、ちょっとした地味な変を許していくと、そのうちとんでもない変につながることがあります。イノベーションというのは、そういうふうにして少しずつ進んでいくもの。世の中を変えるのは、むしろ、地味な変人たちなのです。
なのに、そういう人たちが普通に生きていくということが、今の時代、すごくやりにくくなっている。そこで、なぜ変なことやいい加減なことを許したりできることが重要なのかをちゃんと説明し、それでいいんだ、という感覚を世間の人たちと共有しない限り、世の中はダメになるし京大もダメになると考えました。こういうことって、幸か不幸か、京大が言うから一番伝わる可能性があるので、たまたまそこにいる僕ができなくて、他に誰ができるねんと。まあ、3年前にここまで考えが整理できていたかというと、そうでもなかったのですが(笑)。
越前屋 全然できてなかったですよ(笑)。最初、酒井先生にお話をうかがった時、僕、あまりにも意味がわからずに一度断りましたからね。今みたいな話を聞いていたら、即座に「やりましょう」と言ってます(笑)。
京大変人講座の名物ナビゲーター、越前屋俵太さん
「わからんことも、しゃべりながらわかっていくんです」
― 京大変人講座がめざしているのは、京大の研究者が何に夢中になったり一生懸命になったりしているのか、その頭の中の面白さや「変さ」を一般の人にもわかってもらおう、ということなのですね。研究内容をわかりやすく伝える一般的な公開講座とは、スタンスがだいぶん違う気がします。越前屋さんに依頼されたのは、どうしてでしょうか。
酒井 何でも理屈できっちりやろうとする時代ですが、しかし、現実に仕事を回している人たちは大抵、理屈に収まらない世界が大事だと知っています。たとえば、ラーメンが売れるのに、「真面目にやりましたから食べてください」では通用しない。自分が「これ、ほんまにうまい」と思うものにこだわってつくると、常識から外れていても受けたりします。その辺のある種のコミュニケーションを成立させるのは、理屈でなく、動物的なプリミティブな部分のつながりです。俵太さんなら、そんな本能に従って動いている研究者の姿をうまく伝えられるのではと思いました。動物としゃべっていたり、昔のテレビ番組「モーレツ科学教室」で理屈を直観的に理解し表現している俵太さんを見ていたので、この人しかいないなと。
越前屋 「モーレツ科学教室」というのは科学を面白おかしく伝える関西テレビの深夜番組で、僕が初めて企画・プロデュースから編集までやった仕事です。マニアックなファンがいたんですけど、酒井先生をはじめ変人として酒井先生が呼んだ京大の先生たちの多くが見ていたのには驚きました。
酒井 僕らが論文に書くような成果を得るまでのプロセスは、「なんやこれ」というような発見とか、あっち行ったりこっち行ったり、すったもんだしたりするカオスの状態です。研究のモチベーションは、論文として理屈のきれいな世界をつくることでなく、むしろ、このカオスの時のワクワク感にあるんですが、そこをみなさんに共感していただけるような表現方法を僕らは持ち合わせていません。アウトプットといえば、カオスの部分を省いてきれいに整った論文、つまり理屈なわけですから。でも、この番組は、理屈じゃなく、その前のプロセスをイメージとしてそのまま表現し、しかもエンターテインメントにしているのがすごいと思っていました。
― 越前屋さんの起用が見事に当たり、講座は大ヒットしました。本を2冊も出版するなど、大成功を収めています。その理由はどこにあるのでしょうか。
※2019年4月に出した『京大変人講座』(三笠書房)は3万部を超すヒットを記録。2020年4月には第二弾『もっと!京大変人講座』も刊行した
越前屋 毎回、250~300人ぐらいの人が来場し、ほぼ満杯の状態。常連さんばかりでなく、いつも半分ぐらいは新しい人ですね。先生たちの難しい話をわかりやすくトランスレートしているので、面白いと思ってくれているんでしょう。
酒井 京大の中から見ると、当たり前だと思っていることが通用しなくなってきて、ガチガチになってきている。しかしそれをあまり口にすることもはばかられる雰囲気が出てきているところに僕がストレートに言っちゃったんで、びっくりした人もいると思います。でも、賛同してくれる人も結構います。また、学生には特に来てもらいたかったので、いろいろ悩んだというのはありますね。
越前屋 酒井先生が一番心配されていたのは、学生から変人ぶりが失われることでした。間違ってもいいからやりたいことをやればいい、ということをわかってほしかった。でも、最初、学生はあまり来ませんでしたね。ある学生から「変人講座のことはみんな知っています。でも、大学当局が『変人講座』をやるって言って、誰が行くんですか」と言われました。「そうではなくて、一人の先生が勝手に始めたんだよ!」というと、ビックリして、「それは面白い!行きます!」ってなった。京大の学生はさすがに見どころがあると思いましたね。大学当局の言う変人なんか面白くないだろうというわけです。
酒井 オフィシャルにはしたくないが、アピールしなきゃいけない。そのころから、学内のビラやポスターへの規制も厳しくなってきて勝手に貼れない。多くの人に知ってもらい継続していくためには、なんとなくオフィシャルな感じを出して大学側に正面から反対されないようにする必要もあると考え、最初に山極壽一総長を呼びました。ポスターに総長の顔を一つ入れておけば、簡単にははがされない(笑)。
越前屋 ただ、総長ご自身が変人講座を気に入ってしまって、結局オフィシャルで動くことになりました。
― 越前屋さんは、京大変人の世界に連れていくナビゲーターなわけですが、どんな思いで取り組んでおられるのでしょうか。
越前屋 酒井先生は、今話に出ている京大の「おもろいやん」を伝えられる変人を、紹介する順番も含めて一生懸命考えられています。だからこそ、酒井先生が表現したいことが、僕がきちんとトランスレートできているのかどうか、一番気になりますね。登壇される先生によって伝えたいことが違うので、同じやり方はできません。台本はありませんが、酒井先生も合わせて3人で事前にお会いし、この先生はこういう人で伝えたいことはこういうことだと理解して臨んでいます。
とはいえ、そんなに簡単ではありません。初めは僕も意地があったので、先生がおっしゃっていることを全部理解しようとしていたのですが、やはり苦しい。ライブでみんなが理解できなくなると、どうしても空気が重くなり、「ここをキチンとトランスレートしないとあかんのちゃうか」と焦る時もありました。ある時、先生が話されていることが、あまりにも難解でわからなかったので、思わず「これ、意味わかりませんよね」と客席に聞いたら、全員「わからへん」と言うので、先生に「先生はもちろんわかってますよね?」とふったら「僕もわからへん!」もう大爆笑です。「わからんことしゃべったらあきませんやん」って突っ込んだら「いや、こういうことは、しゃべりながら自分もわかっていくんです」って。「あっ、なるほど!これが京大なんかなあ」と思いました。そういうこともあって今は、7割方は何とかトランスレートするようにしますが、残り3割は、あえてほったらかしています。
ほとぜろでレポートした、第9回京大変人講座「仁義なきアリ社会の掟」のワンシーン。ライブ感あふれる講座に、思わず引き込まれる(レポートはこちら)
こういうコンテンツでお金がとれないとまずい。
― それではようやく本題、京大変人講座から立ち上がった「変人オンデマンド」についてです。その経緯や狙いについて教えてください。
越前屋 京大オリジナルという、京大のコンテンツを正しく広めるための会社があります。変人講座をオフィシャルにする機会に、うまく世の中に知ってもらう工夫をしてもらおうと助けを借りることになりました。この会社の川村さんは、もともと個人的に変人講座を応援してくれていた人です。
川村 変人講座に通いながら何か一緒にしたいな、と思いながらも、安易にこれを外に出していいのかというのも自分なりに考えていました。京大オリジナルは、京大のコンテンツを収益化するのがミッション。産学連携もその大きなファクターですが、産学連携自体で京大らしさを出すというのは、簡単なことではないんです。研究成果のみに焦点を当てると、京大ではなく他大学でも良いということになってしまう可能性もあります。そこに、酒井先生が京大の良さ、変人っぽさを明確にされた変人講座のようなコンテンツこそ外に出して世の中に広めることで、産学連携につながっていくような、京大らしさををアピールすることができると考えました。
越前屋 変人講座には、「出前講座をしてくれ」という依頼がよくあったんですよ。上場企業をはじめいろいろな企業に行きました。また、京大で開かれる講座にわざわざ九州や北海道から夜行バスに乗ってくる人たちもいます。もちろん、来たくても来れない人もいます。本が出たのを皮切りに「全国の人に変人講座を届けたいよね」となっていたのが、今回のオンデマンドにつながっているのかなと。
変人オンデマンドのトップページ。猿、猿人、なぜか人は逆立ちする……。奇想天外なロゴがこのコンテンツらしい
― では、新型コロナウィルス感染拡大とは直接関係ないのですか。
川村 もともと、3、4月頃からやろうという計画でしたので、たまたま時期が重なったのです。
― 収益化を図ったこと、また「京大変人講座」とは違う「変人オンデマンド」というネーミングになったことには、どのような意図があるのでしょうか。
川村 収益がつくというのは、世の中に認められてニーズが増えるということ。儲けようありきではなく、良さをちゃんと伝えることで自然に収益がついてくるし、京大に興味を持つきっかけにできるのではないかと考えました。収益化については、単なる利益追求ではなく、上げた収益をもとに更にコンテンツ開発をして京大変人講座を更に広めていったり、先生方の研究費用に還元したりすることをめざしています。
変人講座自体は、無料ではじめたものですから、途中で有料化するのはおかしな話です。また変人講座は京大でしか見られませんので、それとは違う、全国どこでも見られる新たなコンテンツとして開発していくことにしました。
総長は変人講座に対して、研究のみでなく研究者の持っている世界観が出ているのが面白いとおっしゃっています。実は学生でもなかなかそこに触れられる機会は多くないんです。酒井先生がおっしゃったように、論文の完成形でなくプロセスで失敗しているさまとか、その中でよくわからないことを考えている世界観などは、なかなか授業だけでは伝えられないのです。
それがオンデマンドならやりやすい。会場でライブでやらなきゃならない変人講座と違って、先生の研究室に入っていったりとかもできますしね。先日から、土佐尚子先生の動画を公開しているのですが、テレビを入れたことのない秘密のラボが出てきました。普段は入れないところを外部に発信できるので、より先生の世界観を出すことができます。過去に変人講座に登壇していただいた先生についても、変人オンデマンドでまだまだ掘り下げて紹介できるのではないかと思っています。
川村さんは、変人オンデマンドの魅力を説明してくれた
― より人間をクローズアップしたコンテンツが見られるから、「変人オンデマンド」なのですね。動画のディレクションは越前屋さんが担当されているのですか。
越前屋 はい。構成もやっています。やりながらいろいろと工夫しています。酒井先生の回ではただ座って話を聞くだけではなく、僕がカメラを持って酒井先生の普段を追ったんです。そうすると、先生が庭師に見えたりDIYおじさんに見えたりして面白かった。あまり事前に演出をせずに、成り行きに身を委ねながら、その時の最大の面白い表現を追求しながら先生が言わんとしていることを伝えていきたいと思っています。
―「変人オンデマンド」の未来について、何かお考えはありますか。
越前屋 お金を払ってもいいと思わせる、価値ある情報であるようにしていかないと、という思いですね。個人的な夢として、世界変人会議とか開きたいです。イグノーベル賞のように、京大で生まれた変人講座が成長し、京大という枠を飛び越えて、世界変人学会みたいになったらうれしいです。変人は世界中にいるはずですから、そういう人を一堂に集めてやりたいです。
もう一つは、学生の育成です。変人講座を手伝ってくれる学生が何人かいるのですが、その中に、「すごかったですね、今日の俵太さんのあの回しは」と話しかけてきた子がいました。てっきり先生が凄い!って話かと思ったので、これには驚きました。「MCのことわかるんか」と聞いたら「僕はああいうことがしたいんです」と言うんですね。このようなファシリテーター、コミュニケーターになれる学生を育てていかないとだめかなと思いました。
川村 確かに、俵太さんのようなナビゲーター、トランスレーターが必要です。それはやっていきたいですね。
酒井 さっきのお金を取るのはなぜか、という話でいけば、僕は、大学は本来、こういうコンテンツでお金が取れないとまずいのではないかと思っています。今、非常に体系化された正しい情報というのは、ほとんどただでもらえます。たとえば、ウィキペディアですね。教科書を買う金さえあれば授業料を払って大学に来なくても勉強ができるのに、なぜ大学に来ないといけないかということです。
新型コロナウィルスの感染対策でオンライン授業になってしまって、思った以上にオンライン授業ができてそれなりに満足している部分があるのですが、学生に「これでいい」と言われたら大学は困ります。これはテイクアウトメニューにすぎず、本当は、ワインを飲みながら店の雰囲気も含めていい時間を過ごすための料理だったはず。だいぶ前から大学には、お金を払わなくてももらえるものを、かっこつけて売っていた部分があったのですが、それがコロナであからさまになりました。そうなったときに何を売るのか、何のために大学に来るかというと、正しい知識ではなくて、まさに、何が面白くてこんなことやっているのかというような部分です。変人講座の価値はそこで、高めていきたいと思います。ただ、その魅力は100%伝えてしまってはあかん。ちょろっと出して、やっぱり大学に来たいわ、と思わせたいです。
―「変人オンデマンド」は、現在、無料コンテンツを公開中とうかがいました。どのような中身なのか少し教えてください。
越前屋 山極先生に総長としてではなく、ゴリラの研究者である総長が登場します。自分でもおっしゃってましたが、「ゴリラの社会と人間の社会を行ったり来たりする男」の全貌をお見せしています。
川村 普段は、京都大学の総長として登壇される機会が多いのですが、今回は総長としてではなく、普段余り見ることができない研究者としての山極先生としてのパーソナリティが一瞬垣間見られる動画になっています。
越前屋 ゴリラの話をしているときの山極先生は、うれしそうです。収録の終わりに「今日は楽しかった」とおっしゃってくれたのが印象的でした。
酒井 総長は基本的に無観客試合は嫌いです。コミュニケーションやその場で伝わるものに、非常にこだわっているところがある。オンラインで、ただ一方的にしゃべるのは嫌だというのが基本的なスタンスだと思うのですが、たぶん、俵太さんと話しながら伝えるのが面白かったのでしょう。
川村 「学者の世界観は、自分だけでは出せないんだよ」とおっしゃってました。面白い内容ですので、ぜひご覧になってください。
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