そろそろ桜前線のニュースが気になる季節。近所の桜を愛でるもよし、有名どころに出かけるもよし。広い敷地で桜が観賞できる大学キャンパスにも、お花見の穴場的スポットが少なくありません。これまで「ほとんど0円大学」で紹介した大学の桜情報をふりかえってみました。
都内屈指の桜の名所・千代田区~大妻女子大学
千代田区が毎年開催している「千代田のさくらまつり」の一環として行われる大妻女子大学の「大妻さくらフェスティバル」。今年のさくらフェスティバルは3月16日に終了し、お花見ができるキャンパス開放が3月下旬に予定されています。キャンパス内のサクラ並木を自由に散策できるようですよ。
キャンパスの自然を満喫~大阪公立大学
多様な樹木に野鳥、昆虫などの生物が生息する大阪公立大学の中百舌鳥キャンパス。2024年はイベント(「花(さくら)まつり」)の予定はありませんが、みごとな桜並木は訪れる人の目を楽しませてくれそう。同大学の附属植物園(大阪府交野市)では、ヤエベニシダレなど枝垂れ桜のライトアップも予定されています。
公家のお屋敷と枝垂桜~平安女学院大学
平安女学院大学京都キャンパスにある有栖館。京都御所に近い公家のお屋敷(有栖川宮旧邸)で、毎年春と秋に特別公開が行われる国登録有形文化財です。残念ながら2024年春の特別公開はありませんが、東に面した烏丸通りから、古都の風格のある枝垂れ桜を拝めそう。
桜とお城と博物館展示~大阪青山大学
キャンパスの中にお城の建物があって、ちょっと驚く大阪青山大学の北摂キャンパス。お桜とお城のコラボは見ものです。建物の中は博物館になっていて、博物館の展示とお花見を同時に楽しめそう。今年は3月下旬に一般公開が予定されています。
キャンパスの桜を地域の人に開放している大学は多く、皆さまのお近くでも見つかるかもしれません。日ごろのあれこれを忘れ、(アカデミックな場所なので、アルコールはなしで……)春の到来を満喫したいですね。