新型コロナが5類感染症に移行した2023年。「3年ぶり」「4年ぶり」という言葉を耳にすることも多く、大学でも対面の活動が本格的にもどってきました。「ほとんど0円大学」でも、昨年より対面イベントや学食の取材が増えたと感じます。そんな2023年によく読まれたのはどんな記事でしょう? 年末恒例の年間ランキング<トップ10>をお届けします。
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10位|関東学院大学×有隣堂コラボのカフェ「BACON Books & cafe」がオシャレすぎる!
関東学院大学が横浜の老舗書店・有隣堂とコラボしたブックカフェ。有隣堂の選書チームが選んだ本が並ぶおしゃれ空間で、パティシエが作ったスイーツや良質なお肉を使った料理、さらにクラフトビールなどのお酒も味わえるそう。これはパラダイス。
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9位|カラフルに光る新種鉱物、実は見過ごされてきた存在だった? 「北海道石」研究チームの石橋隆さんに伺った。
2023年5月に発見された新種鉱物「北海道石」。紫外線を当てると、きれいな蛍光カラーを放ちます。鉱物の新種とはどういう概念か、なぜこのような色になるのか? 研究チームのお一人に話を伺いました。
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8位|日本最大級の偽文書「椿井文書」とは? 大阪大谷大の特別展で実物を見てみた
生成AIが一瞬で作る画像や文章に「ここまでうまくできるの?」「著作権はOKなの?」と驚くやら、モヤモヤするやら。一方、こちらは気軽にコピペなどできない時代のニセモノを展示しています。ニセモノと指摘された時の抜け道づくりも、ぬかりなし。
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7位|ピアノは“女子のたしなみ”? フェリス女学院大学でジェンダーの観点からクラシック音楽を考える。
モーツァルトやベートーベンなど、クラシック音楽の作曲家と聞いて思い浮かべるのは男性ばかり。男性がクラシックの主役だった背景には、どんな理由があったのでしょう。そして今はどうなっているのでしょうか。見過ごされてきたクラシック音楽とジェンダーとの関連に切り込みます。
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6位|東京駅直近の博物館「インターメディアテク」で骨格標本作りについて聞いてきた
東京大学総合研究博物館と日本郵便株式会社が協働運営する博物館、インターメディアテク(IMT)。この一角で骨格標本を製作している中坪啓人さんへのインタビュー記事です。なかなか知る機会のない骨格標本づくりの工程やこだわり、この仕事との出会いまで、くわしくお聞きしました。
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5位|東大駒場Ⅱキャンパスに誕生した新たな形の学食「ダイニングラボ・食堂コマニ」
食材へのこだわりはもちろんのこと、ランチタイムに15分ほどの研究紹介が行われることもあり、居合わせた誰もが参加可能とのこと。一般の人も気軽に参加できる大学ならではの取り組み、とても魅力的です。
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4位|“カワイイ”と感じる音がある? 音とイメージが結びつく「音象徴」という現象について、関西大学の熊谷学而先生に聞く
パ行はカワイイ感じがするなど、音が何らかのイメージを喚起することってありますよね。なぜ音からそうした印象を受けるのでしょう? 音とイメージのつながりについて、言語学の先生にお聞きしてみました。
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3位|使い勝手抜群の大阪公立大学のカフェ&レストラン「野のはなハウス」で優雅なランチタイム
2022年4月に誕生した大阪公立大学内のカフェ&レストラン。運営する社会福祉法人は農業も手がけていて、収穫した野菜がこのレストランでも使われているそう。野菜たっぷりでこのお値段。近隣の方がうらやましい!
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2位|珍獣図鑑(18):省エネだけど意外に大胆! ナマコの生き方「なまこも~ど」のススメ
海の底でのったりと横たわっているイメージのナマコですが、ストレスを感じると自分の内臓すら捨てて逃げるそうです。マネすることはできませんが、ストレス対処の心得として、ある程度参考にできれば……。
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1位|中央大学の学食「ヒルトップ食堂」でご当地グルメ・八王子ラーメンを食べてきた!
いや~、おいしそう。表面に浮いている天かすのようなものは、背脂だそうです。「ヒルトップ食堂」は4階建ての建物で、1階から4階までの全フロアが飲食店。食べ盛りの学生さんの胃とココロをがっちりつかんでいるようです。
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今年は、学食レポートがトップ10に復活したのが特徴的。学食レポート4記事がランクインし、1位はラーメン! やっぱり食はすべての基本ですね。来年もおいしく食事がいただけますように、そしていろんな活動を楽しめますように。どうぞよい新年をお迎えください!
<ご参考> 過去のランキング
2022年版、2021年版、2020年版、2019年版、2018年版