追手門学院大学では、基盤教育機構 水藤龍彦教授の実践型授業の一環として「追大×日本酒プロジェクト」を実施しました。2015年から2016年、2年の歳月をかけて誕生した日本酒は全部で2種類。「MODERN」と「きっかけ」という日本酒が生まれました。
この授業には、12名の学生が参加し、酒米の田植えや稲刈りに手作業で取り組み、並行してネーミングやラベルデザインもしたそうです。酒造りには、日本酒バーの店主や地元の農家、茨木市や酒造会社が協力し、収穫した酒米は、大阪府能勢町にある秋鹿酒造で醸造されました。
今回ご紹介する「MODERN」は、漆黒のボトルに詰められていて、まるでワインのような風貌です。瓶の大きさは720mlで、冷蔵庫にもすっぽりと収まります。瓶ごとキリッと冷やしていただけます。テーブルに置いたまま飲めますし、料理やつまみと一緒に気軽に味わうことも。黒のラベルにグリーンの幾何学模様と「MODERN」の文字が美しく映えます。
製造は秋鹿酒造が担当。キャップには秋鹿酒造の名前が。
ほんのりと山吹色を帯びている「MODERN」
山吹色の美しい色合いはとろみ感を感じさせ、ひとくち口に含むとまろやかな甘味と爽やかな酸味が広がります。軽やかな口当たりながら、芳醇な香りとまったりとした旨味が広がって、日本酒ならではのコクも味わえ、日本酒党にも日本酒をあまりたしなまない人にも飲みやすいテイストに仕上がっています。一人で飲むのも、仲間とワイワイ語らいながら飲むのもおすすめです。
「MODERN」は、1本1,900円(税別)です。茨木市では、ふるさと納税の返礼品として取り扱っています。「MODERN」と、6月から発売となった「きっかけ」という日本酒がセットになっています。また、茨木市の酒店でも購入できるところがあります。
学生と地元の方々が一体となり、2年の歳月をかけて造った日本酒「MODERN」と「きっかけ」。ぜひ一度、深みのある味わいを楽しんでみてください。