蒸し暑い日にぴったりのイベントにお邪魔しました!
気温が上がり、ジメジメしてくるこの季節は、スーツを着込む勤め人にはことさら厳しくなってくる季節。とはいえ、大人には大人の楽しみが出てきます。お酒をたしなむ方限定ですが、この時期のビールは格別なもの。特に、屋外でお酒を楽しめるビアガーデンの解放感がお好きな方も多いのではないでしょうか。
今回は、6月15日~19日まで京都大学の吉田キャンパスで開催された「ナイルビールdeサステナブルナイト」という、大学構内での(!)ビアガーデンのイベントにお邪魔しました。
当日はあいにく曇り模様でしたが、会社を出た夕方の6時頃は肌寒さもなく、過ごしやすい気候です。京阪線に乗り、出町柳駅へ。そこから15分ほど歩いたところに、関西の雄、京都大学の吉田キャンパスがあります。キャンパスをぐるっと回りながら今回のイベントの開催地であるレストラン、「カンフォーラ」に向かっていると、講義を終えた学生たちの姿が多く見受けられました。
カンフォーラン前には、ベンチやテーブル、ビールサーバーが置かれ、本格的な趣です。ちょうどビアガーデンが開店したところで、ぽつぽつとお客さんの姿が。学生さんはもちろん、教職員さんらしき人もいらっしゃいました。
レストラン前に設けられたスペースに人が集まりだします。
ここで提供されているビールはただのビールではありません。京都大学と早稲田大学が共同で開発した「ナイルシリーズ」という、古代小麦を使用したなんともロマンあふれるビールなのです。「ナイルシリーズ」は4種類あり、軽いタイプの「ホワイトナイル」、濃厚な色と香りの「ルビーナイル」、ゆずとコリアンダーの風味を利かせた「ブルーナイル」、ノンアルコールの「サイファーナイル」までバラエティ豊か。どれも個性豊かで、飲み比べてみるのも楽しいかも。
ホワイトナイルとルビーナイルともに400円。見た目も味もそれぞれ個性的で、飽きずに飲めます。
周囲の様子を一通り撮影したら、いよいよお待ちかねの飲食タイム。酒のみに対して「わかっている」フードの前に、思わずビールのペースが上がり、2杯飲んでしまいました。濃厚なルビーナイルの香りと味が判断を鈍らせたのかもしれない…。
うまいビールとうまいアテ。一週間の疲れが癒される…。
実は今回、取材には一人アシスタントを連れてきました。現役大学生の彼女からも、味の感想をお聞きしましょう。
ホワイトナイル
苦みが少なく、飲みやすい!
最初の一杯だけでなく、ずっと飲んでいられそうな、そんな美味しさでした。
ルビーナイル
香ばしい麦の香りが飲む前から分かります。口に含めばよりその香りが広がります。
見た目もビールというよりカクテルのような色鮮やかさで、女性に人気が出そうな一杯でした!
度数の高いルビーナイルの方が熱の入ったコメント。昨今の若者のビール離れを感じさせない頼もしさですね。
日が暮れるにつれ、どんどんお客さんが増えてきました。学生さんが連れ立って、先生らしき方と一緒になって…と、みなさん笑顔でビールを楽しんでいました。講義の終わりにこんなイベントがあれば、酒飲みならとても我慢できまい、と勝手な感想を抱きました。
大学内の光景とは思えない!?夕方の様子。
ビアガーデンイベントは終了してしまいましたが、イベントで提供された「ナイルシリーズ」は大学内の生協で購入できます。ちょっと変わった京都土産として、いかがでしょうか?