キャンパス内に有名飲食店がある大学も最近では珍しくありませんが、大阪発の人気ラーメン店がプロデュースする学食があることをご存知ですか? 大阪学院大学には、「人類みな麺類」「くそオヤジ最後のひとふり」「世界一暇なラーメン屋」などを運営するUNCHI株式会社による学食「人類みな飯類」があるのです!
「人類みな麺類」といえば、行列の絶えない店として関西のラーメン好きにはよく知られており、今や関東にも店舗を拡大している人気店です。UNCHI株式会社代表取締役の松村貴大氏が大阪学院大学の卒業生であるという縁から、同社初の学食プロデュースが実現したのだとか。
大阪学院大学は、JR東海道本線「岸辺」駅、阪急京都線「正雀」駅のどちらからも徒歩5分というアクセスしやすい場所にあります。キャンパスは、赤レンガ調で統一された建物に木々の緑が映え、瀟洒な佇まいの中に心を落ち着かせてくれる雰囲気があり、ちょっとひと休みしたくなるような気持ちのいい空間です。
学生さんだけでなく、一般の方の利用も可能。
お目当ての「人類みな飯類」へは、12号館をめざして行きましょう。食堂の壁には、「大阪学院大学」×「人類みな麺類」の大きなコラボ看板。喫食エリアは明るく広々としたスペースですが、お昼のピークタイムには学生さんでいっぱいになります。さすが人気ラーメン店ですね。
母校愛に溢れた看板!
喫食スペースに沿って廊下を奥に進み、白い暖簾をくぐれば、すぐ右手に券売機があります。メニューを見てみると、OGU(大阪学院大学)ラーメンがありました。ここの学食でしか食べられないオリジナルメニューがあるのです。並が570円、大が640円。通常の店舗よりもかなりリーズナブルな価格です! 学生たちを応援してくれる学食プライスですね。磯ラーメンやにんにくラーメン、ピリ辛ラーメンなど数種類の味があるので、何度通っても飽きずにランチを楽しめそう。そして、「人類みなパスタ」(並630円)、「チャーシューパスタ」(並730円)と、意外なことにパスタメニューもありました。がっつりランチを食べたい人はラーメンと一緒に、「炙りチャーシュー丼」や「特製醤油の卵かけご飯」などのご飯メニューをどうぞ。丼は小から大までサイズが選べます。
国産A5和牛や釜で炊いたご飯など、こだわり食材がラインナップ。いざ!
通常の店舗よりもリーズナブルに、学食価格なのが嬉しい!
ごはんの大盛りや替え玉は1回までが無料!嬉しいサービスです。
パスタや丼も気になるけれど、今回はやっぱりオリジナルラーメンをチョイス。食券を購入してカウンターで出し、出来上がりを待ちます。番号を呼ばれたら、カウンターで受け取り。ラーメンは店名の刻印が入った木製のお盆に載せられており、学食ではなく本格的なラーメン店を訪れているような気分になります。
平日の昼間には行列ができるので、12時前に行くのがおすすめ。
ラーメンの上には、チャーシューとメンマ、ネギのトッピングがのっています。まずはスープをひと口。ダシの旨みが口の中いっぱいに広がる醤油ベースのスープは、後味すっきりで、最後まで飲み干せそう。ほぼストレートな麺はモチモチした弾力があり、喉越しも良くてスープとの相性が抜群! チャーシューは薄めのタイプですが、肉の旨みがしっかりと感じられます。メンマは極太ながら柔らかいので食べやすく、味がよく染みてGOOD。ラーメンの完成度の高さに驚きながら食べていると、あっという間に完食してしまいました。
こんな本格ラーメンを毎日でも食べられるなんて、学生さんがうらやましいですね! 他のメニューも食べにまた訪れたくなりました。
「厳選して作った最高の定食をリーズナブルな価格で食べてもらうこと」をコンセプトに掲げる。