都内でありながら、どこかゆったりとした空気を感じる、東京・目白。駅からすぐの学習院大学に、1903(明治36)年創業の洋食店、日比谷松本楼の支店「学習院大学店・目白倶楽部」があると聞き行ってきました。
「目白倶楽部」のある建物は、目白駅から徒歩10分程度の中央教育研究棟(写真奥)。周りビルより頭一つ背の高いビルです
入口の看板には、確かに日比谷松本楼の文字が入った看板が!どんなお店なのかとても気になりますね
レストランがあるのは最上階の12階で、店内は高級感ある落ち着いた雰囲気。まさに目白倶楽部という名前通り、学会や会議で学習院大学を訪れた方が談笑しながら食事するような場所でした。
入口はこのような感じ
奥にはピアノが置いてありました
席に案内され、メニューをみると、どれも魅力的な洋食メニューばかりで悩みます。
松本楼オリジナルのハイカラビーフカレー(950円)やオムレツライスハヤシソース(1150円)や季節のおすすめスパゲッティ(1100円)といったおしゃれな料理もありました。
今回友人と一緒に来たので、それぞれ違う料理を注文。悩んだ末に選んだのは、ア・ラ・カルトメニューの帆立貝のソテー・プロバンス風(1650円)、和風ハンバーグステーキ(1200円)にパン・ライス、ドリンクも付けて注文しました。(パン・ライスは300円。ドリンクは430円~)
メインの種類は迷うほどありました
ドリンクにはワインやウイスキーも。もちろんソフトドリンクやデザートもあります
そして、運ばれてきたお料理はこちら!
帆立貝のソテー・プロバンス風は、ソテーされた大粒の帆立貝とほうれん草にトマトソースあわせた、まさに洋食屋さんのお料理。帆立のうまみに、特製のトマトソースなど、本格レストランのお味で、非常に満足な一品でした。
帆立の貝柱も一つひとつが大きく、食べ応え十分。オリーブの実がアクセントとなっています
もう一皿の和風ハンバーグステーキは、お肉のうまみがぎゅっと詰まったハンバーグに、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃ、ポテト、そして春の食材である菜の花を添えてありました。さっぱりとした醤油ベースの和風ソースと、風味付けにごまを散らしており、一口いただくとこちらも絶品。さすが老舗のお料理といったところ。
見た目も美しい、ハンバーグステーキ。友人も絶賛していました
丁度食べ終わった頃、閉店時間となったのでお店を後に。
営業時間は大学の行事によって変わるとのことなので、食事に行く際には事前に確認するのがよそさそうです。
落ち着いた雰囲気に美味しいお料理、そして、眺めの良い高層階。友人や家族など大切な人と来たい、そんなレストランでした。
お店からの眺め。池袋の高層ビル群が見えます