皇居の北西に位置し、かつては江戸城を取り囲んでいた外濠に沿うように建つ法政大学の市ケ谷キャンパス。こちらのキャンパスには3つの食堂があり、富士見ゲート3階に入っている「カフェテリアつどひ」では、立ち並ぶビルと外濠を眺めながら食事が楽しめます。
東京の真ん中にあるからこそ楽しめる絶景を拝もうと、友人と2人で訪れました。
市ケ谷キャンパスマップ
場所はJR総武線「市ケ谷駅」と「飯田橋駅」のほぼ中央。どちらの駅からも徒歩で約10分の場所にあります。現在、市ケ谷キャンパスは絶賛工事中のため、目的地に着くか不安に思う人もいるかもしれません。
でも、安心してください。「カフェテリアつどひ」が入っている富士見ゲートは、外濠公園側にある正門を入ってすぐ右側の建物です。
富士見ゲートの入り口
正門からつながる富士見ゲートの入り口は地下1階部分に当たります。エスカレーターで3階まで上ると、「カフェテリアつどひ」の入り口が現れます。
ピーク時は入場の列ができる入口
入口にはランチの人気ランキングと日替わりメニュー表が貼ってありました。1番人気は「とりからディッシュ」。こちらはソースが毎日変わるメニューです。色々な味が楽しめるので、飽きがこなさそうです。2番人気は「オレンジボウル」。どんなメニューか気になります。3位は「カレーライス」。食堂によって味が違うメニューなので、こちらも惹かれます。
人気ランキングと日替わりメニューの一覧
今週のメニューにも、たくさんのランチが!この日の日替わり丼は「ガパオライス」。うどん、そば、ラーメンの麺類もラインナップされています。
美味しそうなメニューが並ぶディスプレイ
入口を入ったすぐの場所には、メニューのディスプレイもありました。その横が券売機です。食べたいメニューを決めて、いざチケットを買おうと思ったら、なんとこの時すでに「オレンジボウル」が品切れに!
ということで、この日は「とりからディッシュ(400円)」と「ガパオライス(400円)」を選びました。
座席数約500の広~い食堂
フロアの真ん中にキッチンカウンターを置いたコの字のようになっている食堂内には、明るい外光が差し込みます。席数も多く、とっても広々としたフロアです。
気持ちのいいテラス席
外濠を眺めたいので、テラス席にしました。邪魔するものがなく、180度パノラマが楽しめます。
天気のいい日なら、スカッと抜けた青空が楽しめそう
訪れた日は、あいにく曇っていたので、快晴を望むことはできませんでした。しかし、目の前を遮るものがないと、こんなにも気持ちのいい景色が楽しめるのかと、友人と感動しっぱなし!
とりからディッシュ
この日の「とりからディッシュ」は、ジンジャーソースがけです。カリッと揚がったとりからに、ねぎの入った風味豊かなジンジャーソースが食欲をそそります。
大き目のとりからが4つも入ってる!
こちらは普通盛りですが、プラス100円でとりからを大盛りにできます。普通盛りでもとりからをしっかり食べられるので、大盛りの場合は運動部の食欲旺盛な学生さんも満足するはず!
ガパオライスもプラス100円で大盛りに(画像は普通盛り)
ガパオライスと言えば、エスニック風の独特な辛味が特徴ですが、法政大学のガパオライスは少し違います。なんと、こちらは高菜のピリリとした辛味が効いた和風ガパオライス!
高菜入りの珍しいガパオライス!
初めてのガパオライスに感動しつつも、高菜の有能さに脱帽です。私も友人も、「(高菜とガパオが)合う!」「美味しい!」という言葉しか出てきませんでした。
外濠を望む特等席(テラス)というロケーションも相まって、充実したランチを楽しめた「カフェテリアつどひ」。都内の中心部にいるとは思えない景色と、美味しくてコスパの高いランチに、お腹も心も満たされたい人は、ぜひ行ってみてくださいね。