学食で登場するメニューと聞くと、プレートランチやカレー、パスタに丼ものなどがまず頭に浮かぶのではないでしょうか。しかし南山大学の「SWEETS MAGIC Lab.(スイーツマジックラボ)」には、学食とは思えないメニューがいくつもあるとか。おまけに、特定の日だけ登場する料理もあるそうです。特別感たっぷりの品々を求めて、行ってきました!
南山大学C棟にある学生食堂
キッチンに掲げられた、大きなロゴが目印
地下鉄「八事日赤駅」で下車し、歩くこと10分ほど。南山大学C棟にある「SWEETS MAGIC Lab.」に到着です。
店内には、テーブル席やカウンター席、テラス席が計200席ほど用意されています。気軽に訪れられるカフェテリアとして、学生や教職員、地元の方々でにぎわっているお店です。親子連れやグループでの利用者の姿も見られます。
毎月10日限定の舟盛りをチェック!
「SWEETS MAGIC Lab.」ではプレートランチや麺類など、15種類ほどのメニューをラインナップ。地元企業とコラボしたものや、「南山スタミナ丼」(600円)など大学名にちなんだものもあり、目移り必至です。
舟盛り(999円)。ごはんとドリンクも付いてくる
さらに、特定の日だけ登場するメニューもあります。たとえば、この「舟盛り」!舟盛りは「赤字覚悟の月イチメニュー」の1つで、毎月10日にだけオーダーできます。この日は、エビ・マグロ・ネギトロ・イカ・サーモンの5種類が登場しました。
「これだけ手頃な価格なら、刺身のサイズも小さめ?」と思ったものの、ご覧あれ、このサイズ!街中で売られている刺身と変わりない大きさです。
食べてみると、エビはプリプリ、ネギトロもなめらかな口当たりで満足感がありました。今回はシンプルに刺身として食べましたが、ごはんに全部乗せて海鮮丼風にして食べるのも良いかもしれません。
学食で、まさかのすき焼き!?
飛騨牛すき焼き鍋(999円)。+50円でご飯の大盛りもできる
そしてもう1つ気になるメニューを発見。それは、この「飛騨牛すき焼き鍋」です。岐阜県のブランド和牛・飛騨牛に、えのき、豆腐、にんじん、白菜が入っています。
肉は手の平がいっぱいになりそうなほどの量で、ボリューム満点。さらに、生卵とごはん、ドリンクも付いてきます。
煮込んでいるとき、ちょっぴり周りの目線を感じました
注文すると、ガスコンロを貸してもらえます。そして自席で点火し、鍋を乗せてぐつぐつ煮込むこと2~3分。本格的なすき焼きのできあがりです!
タレは甘さ控えめで、濃すぎず薄すぎずのちょうど良い味付け。ついつい、箸が進みます。肉はブランド和牛だけあって非常に柔らかく、野菜や豆腐も大ぶりで食べごたえがありました。そのまま食べても良し、生卵につけて食べても良しで、一回で二度おいしいメニューです。
種類豊富なスイーツにも目移り
インパクトのある食事に目が行きがちですが、デザートもぜひチェックを。店内にはさまざまなケーキやプリン、パンも並んでいます。
ケーキは4種類ほど並んでいました。見た目からしっとり感が伝わってきます
パンもずらり。お手頃な価格もうれしい!
実はこの「SWEETS MAGIC Lab.」を運営しているのは、名古屋市内でレストランを展開し、高級プリンの製造も手掛ける企業だそう。店名に「スイーツ」と付いたり、豪華なメニューが登場したりするのも納得がいきます。
パンやスイーツはテイクアウトもできるので、ご飯を食べつつ、気になったスイーツやパンをおやつに買って帰るのも良さそうです。
さらに14時からはカフェタイム営業になり、また別のスイーツやドリンクが登場するとのこと。カフェタイムのメニューも、これまたおしゃれでバラエティに富んでいるようです。「今日はランチに」「今日はカフェタイム目当てで」と、何度も訪れたい学食です。