東武百貨店と立教大学のコラボレーションスイーツが、2017年10月5日〜18日の期間限定で販売されたのをご存知でしょうか。
東武百貨店 池袋本店の和洋菓子売場内の13店舗にて、コラボスイーツが全14種類売り出されました。
これらのスイーツは、立教大学経営学部の佐々木宏ゼミナールに所属する学生たちがいちから企画・提案したものです。
佐々木宏ゼミナールは、経営マーケティング・リサーチ手法を実践的な取り組みの中で習得する演習を展開しており、商品開発の流れを一通り学ぶことを目的に今回の企画が持ち上がったそうです。
今回は、立教大学の学生達と東武百貨店が力を入れて作り上げた渾身のスイーツをレポートしていきたいと思います。
まず今回のコラボスイーツが販売された店舗と商品はこちら(【店舗名】商品名(税込価格))
- ・【菓匠 花見】ティラミスとら焼き(270円)
- ・【金沢和音】an ティラミス(270円)
- ・【金沢和音】ティラミスふくさ餅 (216円)
- ・【文明堂東京】ティラミスどら焼き(216円)
- ・【パティスリーモンシェール】ティラミスシュー(324円)
- ・【東京凮月堂】ティラミスタルト(1 ホール:1,728 円)
- ・【ユーハイム】ティラミス with モンブラン(1 ホール:1,512 円)
- ・【ロイスダール】ティラミスクッキーサンド(10 個入:1,296円)
- ・【コロンバン】ほうじ茶ティラミス(648円)
- ・【パステル】ほうじ茶ティラミスプリン(540円)
- ・【ダロワイヨ】飲むティラミス(594円)
- ・【ガトー・ド・ボワイヤージュ 】窯出しパイカスター(ティラミス)(378円)
- ・【京橋千疋屋】 葡萄のティラミス(681円)
- ・【パティスリーキハチ】ティラミス オ マロン(584円)
今回は上記の中から3種類選んで、実際に食べさせていただきました。それぞれの店舗の店長さんにもお話を伺えたので、各スイーツの魅力をご紹介していきたいと思います。
【ユーハイム】ティラミス with モンブラン
表面には上品なモンブラン、その下にマスカルポーネムースの層があり、続いてほろ苦いコーヒーがたっぷり染み込んだスポンジケーキの3層をサクサクのタルト生地で包み込んだ贅沢な大人向けスイーツです。
まず、タルト生地が驚くほど美味しい!無添加の北海道バターを使用しているそうで、優しい味わいが口に広がります。コーヒーのスポンジケーキがほろ苦いのが印象的で、最初にモンブランの味が感じられますが、最後にはコーヒーの香りでティラミスを感じさせてくれます。これぞティラミススイーツ!!病み付きになりそうな美味しさです。
ティラミスとモンブラン、一つで二つのスイーツが楽しめる話題性を狙った商品でした。
【ダロワイヨ】飲むティラミス
立教大学の学生が考えた「ティラミス=ケーキ」という概念を覆すスイーツ。この商品名を見たお客様は、驚かれる方が多いのだとか。
飲むティラミスの食べ方について。生クリームと板チョコの層と、コーヒーゼリーの層があり、これらをよく混ぜてストローでいただきます。店長さんのお話によると、混ぜる前に各層をスプーンで食べるのがオススメだそうです。それぞれを楽しんだ後に、ストローでよく混ぜて飲んでみてください!
1層目は少し固めの生クリームとビターなチョコレートで食べ応えがあり、2層目は甘さ控えめのほろ苦いコーヒーゼリーでした。それぞれ分けて食べるとティラミス感はあまり感じられませんが、これらを混ぜるとあら不思議。ティラミスの味を感じる全く別のスイーツになっているではありませんか!
最初から最後までワクワクしながら楽しむことができる、新感覚のティラミススイーツでした。
【金沢和音】anティラミス
「和」と「洋」が融合された新しいタイプのティラミススイーツです。
金沢和音では、普段年配のお客様が多いらしいのですが、今回のコラボスイーツである「anティラミス」と「ティラミスふくさ餅」を店頭に出してからは、若い女性が増えたのだとか。
和菓子はとても甘い印象がありますが、anティラミスは甘すぎず、後味はティラミスの風味で終わります。コーヒー味の和風スポンジケーキである浮島と、マスカルポーネを混ぜ込んだ白あんが違和感なく溶け合っており、とても美味しくいただけました。
立教大学の学生さんとお店のスタッフの方々が、力を込めて開発したティラミススイーツの数々。今回、食べたのは3種類だけでしたが、どれも大変美味しく、スイーツ好きの人には堪らないであろう商品ばかりでした。
他にも、ティラミス=ケーキという概念にとらわれない自由な発想から生まれたティラミス商品がありました。立教大学では今後もこういった取り組みを広げていきたいとのこと。これからも立教大学に注目です。