芸術大学がつくる「京都本」。
みなさんはコンビニや書店で「京都本」「大阪本」「神戸本」といった文字がデカデカと表紙に載った情報誌を目にしたことはありますか? 今回、この京阪神エルマガジン社が発行するムック本のシリーズに、新たに『アートとデザインを楽しむ京都本 by 京都造形芸術大学』が加わります。
実はこの情報誌、「ほとゼロ編集部(株式会社エトレ)」も制作に協力しているんです。なかなかユニークかつステキな雑誌なので、ピーアールを兼ねてその魅力をちょっとだけ紹介させてもらいます!
新しいコンセプト、新しい一冊。
大学と雑誌のコラボというと、最近だと『大学版AERA』や『Tokyo Graffiti』と近畿大学がコラボした『Kindai Graffiti』なんかが有名です。今回の『京都本(タイトルが長いので省略!)』も同じたぐいの雑誌だろうと思われる方がたくさんいそうですが、実はコレかなり違うんです。
平たく言ってしまえば、前者の2誌は大学の魅力を雑誌っぽく紹介している、いわば「大学案内」の変化球。でも、『京都本』は大学案内的な要素も若干あるものの、基本的には京都造形大のリソースを使って、どう読者に楽しんでもらうかを考えた「雑誌」なんです。
だから、メインコンテンツは“芸大生”という視点をフルに活かした京都ガイド。取り上げ方がかなりマニアックで、ギャラリー、カフェ、博物館・美術館といった定番はもちろん。書店やミニシアター、グッドデザインの寺社仏閣、美仏、アニメ&マンガの聖地などなど、地元芸大生ならではのスポット紹介が満載です!
さらに、京都造形大に縁のある芸術家やクリエイター、アーティスト、俳優などのインタビューを多数収録。アートに詳しい人なら、おぉっ…とうなり、そうでない人でも、あ、知ってる!と思わず手を叩きたくなるラインナップは、京都造形大の底力を感じさせます。
京都好き、アート好きには間違いなく満足してもらえる一冊です。正直、大学の仕事を日々している私たち「ほとゼロ編集部」にとっても、大学、そして京都造形大って実はこんなにオモシロいんだと再確認させてもらえる内容になりました。ぜひ、この魅力、このスゴさを、ご自身の目でお確かめください!
(右)こだわりのアイテムがそろう「D&Department by 京都造形芸術大学」
(左)京都造形大生が伝えるアートなフードたち
(右)京都造形大生が京都にあるアニメとマンガのスポットを紹介
(左)京都造形大にある「春秋座」の芸術監督に就任した市川猿之助さんのインタビュー